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20181208 名古屋フィル第463回定期『ペレアスとメリザンド』

●メンバーと曲目
指揮:小泉和裕
演奏:名古屋フィル

ピアノ:ゲルハルト・オピッツ

コンマス:田野倉雅秋


シューマン:ピアノ協奏曲
シェーンベルク:交響詩『ペレアスとメリザンド』


ついに改修工事が終わり、久々の芸文のコンサートホール!
やはり名古屋フィルはここがホームと感じがしますね。
私は、前回が2017年6月定期だったので、約1年半振りでした。
見た目ではどこが変わったのか良く分かりませんでしたが…。

芸文復帰回ということで小泉音楽監督が直々に登場。
前半も後半も暗譜という気合の入りっぷり!

前半はオピッツお爺ちゃんのシューマン。
バルコニー席から演奏するお姿をガッツリ拝見しながら。
肩の力が良い感じに抜けてて、暖かくてホッとする演奏はさすがヴェテラン。
ブラームスとベートーヴェンそれぞれの協奏曲でも聴いたことがあるピアニストですが、この方の音はシューマンが1番合っていると思いました。
室内楽でも聴きたい、好きなピアニストの1人です。

後半はシェーンベルクのペレアスとメリザンド。
約100人の奏者がズラッと並び、豊かな音の物語に浸ることができました。
切れ目が良く分からなくてつかみにくい曲ですが、事前に原作を読んでみたので、出会った場面で運命のメロディーが流れるとか、刺し殺す場面とかの場面を想像しながらというのも面白かったです。
原作は思わせぶりな描写ばかりで簡素なのに、ここまで濃厚な曲になってしてしまうのが、『浄夜』も作曲した初期のシェーンベルクなんですね。
とにかくロマン濃厚になりそうな曲ですが、小泉さんはドラマティックにしすぎずに明晰でキッチリした演奏でまとめていて好印象でした。これはアリ。


今回はオピッツさん目当てでバルコニー席にしたので、ホールの音の響きははっきりとは分かりませんでしたが、次回以降確認できればと思っています。
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20181107 名画で読み解く音楽紀行

友人のピアニストである守矢花梨さんと、猫町倶楽部の藝術部で何度もレクチャーを拝聴している佐藤晃子さんが共演されるということで、平日昼ですが聴きに行ってきました!
音楽も美術も好きなので、こういう企画は非常に興味深いです。
会場は天白文化小劇場。原駅のすぐ上で便利。

●メンバー
ピアノ:守矢花梨
ソプラノ:曽田朋世
解説:佐藤晃子

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◆第一部 エコール・ド・パリ ~20世紀フランスの画家たちと音楽~
(佐藤さんの解説:エコール・ド・パリの画家たち)
プーランク/即興曲第15番「エディット・ピアフを讃えて」(ピアノソロ)
プーランク/愛の小径
ドビュッシー/歌曲集「抒情的散文」より第4曲「夕暮れ」

最初は佐藤さんがスライドに資料を写しながらの美術解説。
プーランクは同時代のフランスの画家と交流があったということで、モディリアーニ、シャガール、キスリング、ローランサン、藤田嗣治など。
ちなみに、プーランクは「画家の仕事」という歌曲集も作曲していたりします。どんな曲か気になりますね。
多くの画家を取り上げながら、30分でコンパクトにかつ分かりやすく紹介されていました。
モディリアーニは元彫刻家だから、それが絵の人物像の特徴になっている、とか。

今、名古屋市美術館で開催されているコレクション展で色々と観られるとのこと。
解説に絵のお値段が書いてあったりするそうです。


舞台の幕が開いて、情熱的な赤いドレスのお二人が登場。
守矢花梨さんの曲の解説の後、演奏へ。
プーランクは過ぎ去った愛の思い出を歌った「愛の小径」など。
シャンソンの影響を受けたというオシャレな曲でフランスのサロンな雰囲気に。
他のプーランクの曲も聴きたくなりました。
同じフランスでも、ドビュッシーになると色彩が豊かになってガラッと雰囲気が変わるのが面白かったです。

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◆第二部 大正浪漫~懐かしの名曲と芸術家たちの物語~
(佐藤さんの解説:竹久夢二を中心に)
多忠亮/宵待草(作詞:竹久夢二)
小林秀雄/落葉松
山田耕作/赤とんぼ

後半も佐藤さんの解説から。
竹久夢二の「黒船屋」が西洋画のヴァン・ドンゲンを参考にしていたとは知らなかったです。
また、女性遍歴がすごくて離婚した元妻と10年ぐらいくっ付いたり離れたりし、その合間に別の女性と関係を深めた、などのモテ男ぷり。
「まだ女性がいるんです!」などの佐藤さんのノリノリっぷりが楽しかったです(笑)

そんな竹久夢二が作詞をして大正時代に大ヒットしたというのが「宵待草」
「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ」で始まる失恋の曲。
前半との曲調の落差が激しい(笑)
落葉松と赤とんぼは言うまでもなく名曲ですね。


バラエティ豊かで楽しい2時間でした♪

最近ジャズばかりですが、今日は岡崎のジャズフェスへ。
昨年も気になってはいたんですが予定が合わなかったので、今年こそはと参戦。


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①菅沼直クインテット @葵丘
ピアノ&ヴォーカル:菅沼直
テナーサックス:右近茂
クラリネット:谷口英治
ベース:青木喬嗣
ドラムス:木村由紀夫
ヴォーカル:上杉亜希子(2017岡崎ヴォーカルコンテストグランプリ)

1グループ目はオシャレなスウィングジャズのグループ。
大抵の人がイメージするジャズサウンド。ベニーグッドマンとかの曲を。
ドラムスが叩くスウィングのリズムが心地よい。
クラリネットの音色がイイですね。
菅沼さんはマルチプレーヤーだそうで、今日はピアノに加え、"L-o-v-e"ではその美声も。

ヴォーカルの上杉さんは表情豊かで華がある歌声。"Night and Day"など。
"Fly me to the moon"では相棒の豚さん(のぬいぐるみ)も鳴き声でご協力(笑)

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②森山威男トリオ @東邦ガス
ドラムス:森山威男
ピアノ:田中信正
ヴォーカル:今岡友美

2グループ目は一転フリージャズな路線へ。
冒頭から森山さんと田中さんの音のぶつかり合いがド迫力でした!
変幻自在なピアノに、ドラムスがグイグイ合わせていくのがすごい。
さすがあの山下洋輔とトリオを組んでいただけの人だけあって、懐が広い巨匠だなと感じました。
73歳とは思えなかったです。
ヴォーカルの今岡さんは小柄ながらもパワフルな歌声。岡崎出身とのこと。
"It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing) "、"Calling You"など。

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③ジャミン・ゼブ @岡崎城二の丸能楽堂
ヴォーカル:Kojiro
ヴォーカル:Steve
ヴォーカル:Lensei
ヴォーカル:Simon

3グループ目はジャズコーラス、初めての体験でした。
4人それぞれメインを歌えるという実力派揃い。
ポップなテイストの曲もあり、メンバーたちの楽しい掛け合いもあり、エンタメ感も満載。
"Beauty and the beast"、"Tea for two"、 "Happy"などバラエティ豊かな曲が次々に歌われ、飽きる暇がないライブでした。

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④アコースティック・ウェザー・リポート @りぶらホール
ピアノ:クリヤ・マコト
ベース:納浩一
ドラムス:則竹裕之

4グループ目はピアノトリオ、取り上げるのはフュージョングループの"ウェザー・リポート"。
元がエレクトリックサウンドの曲を、ピアノトリオというアコースティックなサウンドに編曲するという、クリヤ・マコトさんのアレンジャー技術の高さを感じる曲ばかり。
"Birdland"がオシャレなアコースティックアレンジになったり。
もっと"ウェザー・リポート"の原曲を良く知っていたらさらに楽しめただろうな、というのが悔やまれます。

20181103 大西順子トリオ

ピアノ:大西順子
ベース:井上陽介
ドラムス:高橋信之介

栄のjazz inn Lovelyでのジャズライブへ!
9月から楽しみにしていた大西順子さんのピアノトリオ。
姐御肌の大西さんのピアノがグイグイ引っ張り、息ピッタリで好き放題に弾いてて楽しいライブでした♪
そして、やはり井上陽介さんのベースは良いですね。
この方がいらっしゃるグループに外れ無し!

20181027 チック・コリアソロピアノ (1)

豊田市コンサートホールへ、大好きなジャズピアニストであるチック・コリアの演奏会に行ってきました。
今年度のラインナップが発表された時に、チック・コリアの名前を見た時から楽しみに楽しみにしていた演奏会でした。

20181027 チック・コリアソロピアノ (2)

20181027 チック・コリアソロピアノ (3)


●メンバーと曲目
ピアノ:チック・コリア

第1部
モーツァルト/ピアノ・ソナタ第12番より第2楽章
ガーシュウィン/サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー
ショパン/24の前奏曲 op.28より第4番
ジョビン/ヂザフィナード
スクリャービン/24の前奏曲 op.11より第2番
スペンサー・ウィリアムズ/ベイズン・ストリート・ブルース

第2部
コリア/イエロー・ニンバス
ミュージック・ポートレート「マリさん」
ミュージック・ポートレート「ケンさん」
即興ゲーム:デュオ「カナコさん」
即興ゲーム:デュオ「ヤスアキさん」
コリア/チルドレンズ・ソング 1,2,3,4,9,10,12

アンコール
ロドリーゴ/アランフェス協奏曲 第2楽章より
コリア/スペイン


いやー、楽しいライブでした❗️
クラシックのアレンジもオリジナル曲もとにかく弾く音がキレイだし、アレンジも凝ってるし、さすが巨匠。
ソロだからダレるかもという一抹の心配も、実演では全く問題無かったです。
ちなみに靴はNIKEでした。

前半は、クラシックと別ジャンルの曲の"パッケージ"を3セット。
モーツァルトとガーシュウィン、ショパンとジョビン、スクリャービンとブルース。
曲の変わり目で、ジャンルが変わるに伴って演奏の"色"が変わる感覚が面白い。
お気に入りはジョビンのお洒落なアレンジ。

後半は自由気ままな感じでした。
「後半はお気に入りの作曲家の曲を演奏します。それは私です。(観客笑い)」
「チルドレンズ・ソング」はほっとする曲もあれば、ピアノの弦を弾きだす曲もあったり。

観客を楽しませる趣向もたくさん。
まず何よりトークがたくさん。
「お祖父さんの子供が多くて、みんな集まるとすごい人数になって、そこでやってたゲームをこの会場でやってみます」
ということで、その場で観客に挙手を募って飛び込みでの即興デュオ。
女性と男性の方が演奏されてましたが、度胸も演奏力もチックコリアとの息の合わせ方もすごかったです。

そして、アンコールは「スペイン」、大大大好きな曲で嬉しい❗️
カッコよくて鍵盤弾きには憧れの曲ですよね。
その前に弾いてくれた「アランフェス協奏曲」もすごく良かったです。

70才超とは思えないバイタリティ溢れる演奏会でした。
今後もお元気に演奏を続けて欲しいものです。

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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