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今日は名古屋フィルでモーツァルト三昧♪
1番のお目当ては『ジュピター』
超メジャー曲ですが、鈴木秀美さんの指揮なら聴いてみたいと思ったので。(昨年末の名フィル第九も同じ理由で行きました)
メリハリをつけ、フィナーレへ向かってじっくり積み上げていく充実のジュピターでした!
ハイドンマスターの秀美さんだからこそ、モーツァルト特有の捻りポイントを的確に浮き出させていたように思いました。

アンコールは「ハイドン:交響曲第98番より第2楽章」
モーツァルトの死の翌年に作曲され、ジュピターのオマージュも入っているんじゃないかと言われているそう。

秀美さんは昨年の第九も聴いてますが、さて来シーズンは?
あと、しらかわホールがリニューアルでどこが変わったかは、私の目&耳ではよく分かりませんでした…。

●メンバーと曲目
指揮:鈴木秀美
演奏:名古屋フィル

ソプラノ:中江早希

コンマス:後藤龍伸

モーツァルト:交響曲第31番ニ長調 K.297(300a)『パリ』
モーツァルト:コンサート・アリア『私のうるわしい恋人よ、さようなら』 K.528*
モーツァルト:コンサート・アリア『いいえ、あなたにはできませぬ』K.419*
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』
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20190706名古屋フィル

●メンバーと曲目
指揮:マーティン・ブラビンズ
演奏:名古屋フィル

ピアノ:ジャン・チャクムル(第10回浜松国際ピアノコンクール第1位)

コンマス:田野倉雅秋[※今回がコンマスとして名古屋フィル定期ラスト!]


藤倉大: オーケストラのための『グローリアス・クラウズ』
メンデルスゾーン: ピアノ協奏曲第2番
(アンコール、ファジル・サイ:Black Earth)
エルガー: 交響曲第1番


今日は名古屋フィルの定期演奏会へ。
久しぶりのブラビンズさん登場。
しかも楽しみにしていた藤倉大さんの現代曲もエルガーも聴けたので、大満足でお腹いっぱいです(^^)


1曲目は藤倉大さんの『グローリアス・クラウズ』
微生物を音楽で表現しようという発想がまず斬新。
楽器それぞれの"うごめき"が集積し、聴いているこちらの耳がモゾモゾしてくる面白い響きの曲でした!



2曲目はチャクムルさんのメンデルスゾーン。
鍵盤を手が駆け巡っていてかなり難しそうな曲ですが、フレッシュで若い演奏でした。

アンコールのファジルサイの曲もまた違った魅力で面白かったです。
内部の弦を押さえての特殊奏法もあったり。


メインはエルガーの交響曲第1番。ブラビンズさんでこの曲を聴けて良かった!
余韻でモットーがまだ頭の中をグルグルしてます。
アダージョのメロディー美しかった…。
ホルンを始め管楽器が大活躍!
予習で気になっていた弦の最後列だけでの演奏もちゃんと観れました。

20190525 名古屋フィル第468回定期

名古屋フィルの演奏会へ行ってきました。
外は30℃越えの暑い日でしたが、ホールは清涼なシベリウスの演奏で満たされて、大いに涼むことができた演奏会でした(^^)

●メンバーと曲目
指揮:カーチュン・ウォン
演奏:名古屋フィル

ヴィオラ:ルオシャ・ファン
コンマス:日比浩一

バルトーク:ハンガリーの風景
バルトーク:ヴィオラ協奏曲[シェルイ補筆版]
シベリウス:交響曲第6番
シベリウス:交響曲第7番


ご覧のとおり、マニアックな曲目。
シベリウスも2番はメジャーですが、6と7って?
しかし、よく知らない曲目でも、行って聴いてみると発見があって面白いというのはよくあること。
さらに、カーチュン・ウォンさんは、2年前の神奈川フィル定期でのラフ2の評判が良くて、今年も11月定期に再登場。
神奈川フィルを応援する方々からも強くオススメされていたので期待していました。
客席が思いのほか埋まっていたのも、評判を聞きつけた人が多かったからでしょうかね。

何と言っても、後半のシベリウスが1番印象的でした。
カーチュン・ウォンさんは、弦を思う存分鳴らし、テンポ良くハキハキしていて、聴いていて気持ち良い演奏。ちなみに暗譜。
演奏が若いですねー! 1986年生まれだって。

名古屋フィルの弦がこれだけガンガン鳴らしていることはあまりない気がします。
あと、最後列にコントラバスが横一列になっていて、低音の左右バランスが良くなっていました。
1stVn,2ndVnの対向配置も、この曲ではメロデイーの受け渡しがステレオ効果になっていて効果的だったので納得。

予習では心安らかになって眠くなったりしてましたが、今日の演奏で退屈は全然しませんでした。
ただ、こういう勢いがある演奏を聴くと、逆に弦が控えめで木管などのメロディーがかき消されずにしっかり聴こえる演奏も聴いてみたくなるという天邪鬼ではあります(笑)

余談ですが、コラムの水野みか子先生の「『新しさ』よりも『心地よさ』と『快適さ』に向けてデザインされたシベリウスの音楽」という端的な表現はシックリきました。


前半は相対的に印象が薄くなってしまいました。
「ハンガリーの風景」は小品ながらバルトークらしい民謡メロデイーが出てきてカワイイ曲たち。

ヴィオラのキンキンしない艶やかな音色は大好きですが、バルトークの曲は印象薄し。
2017年の名古屋フィル定期で聴いたウォルトンの方がヴィオラの陰性が強く出ていて好みです。


さて、次の名古屋フィルは7月定期の予定。
ブラビンズ氏は2017年に降板で聴き逃したので、かなり久しぶりです。

20190223 名古屋フィル第465回定期~レム『ソラリス』~

●メンバーと曲目
指揮:アントニ・ヴィット
演奏:名古屋フィル
ヴァイオリン:ヴェロニカ・エーベルレ

コンマス:田野倉雅秋


藤倉大:『ソラリス』組曲(世界初演)
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
(※アンコール プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 作品115より第2楽章「主題と変奏」)
チャイコフスキー:交響曲第5番



久々のヴィットさんの指揮。
前回は2016年10月の定期でした。
[藤倉大:レア・グラヴィティ、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(ピアノ:プレトニョフ)、シベリウス:交響曲第1番]

ソラリス


開演に先立ち、ロピコン&プレトーク。
プレトークでは、藤倉さん本人がご登場して曲の解説。
弦のトレモロがソラリスの海を表すとか、小説の『ソラリス』を基にしたとか。
ただ、持ち時間10分強は短すぎたと思います。
どの場面をどう音楽にしたのか、どう苦労したのかをじっくり伺いたかった。


1曲目は『ソラリス』組曲。
原作小説はずっと積読になっていた作品だったので、この演奏会を機に読了。
未知の生命体との遭遇、過去との対峙、男女の愛など、多くの要素が詰まっている名作で、これを藤倉さんが『ソラリス』をどう音楽化したのかが楽しみでした。

冒頭の不協和音の弦の響きから引き込まれ、全体に漂う不穏さが最高に好みでクールな曲でした!
録音欲しい…。
チャイコフスキーを目当てに来た人たちは茫然としていただろうな(笑)
小説版を基にしたとのことで、人とは相容れない存在であるソラリスを音で表現したいという意気が伝わってきました。
チェレスタとビブラフォンの使い方も印象的。
東京でのオペラは聴きに行けなかったので再演してほしいです。

「Opera SOLARIS Theater Augsburg - Trailer」



2曲目はヴァイオリン協奏曲。
緊張の糸が張り詰める『ソラリス』から一転、安心して聴ける曲に。落差が激しい。
初聴かと思っていたら、2010年1月に読響で聴いていたらしい…。
地味めの曲なので印象が薄かったようです。
ヴァイオリンの音色が艶があって良かったです。
ストラディヴァリウスのドラゴネッティという名器らしく、その音を引き出せるエーベルレさんはかなりの技量なのでしょう。

そして、メインはチャイコフスキー。
聴いて良かった!
ヴィットさんは、分厚く盛り上げるところもあるけど、落とすところはしっかり落として旋律を聴かせるベテランらしい演奏。
そうそうこういう演奏を求めているのですよ。
そして、指揮姿がお歳を感じさせないエネルギッシュさでした。
腕をブルブル振るわせていて、オケにちゃんとタイミングが伝わるのかなと思いつつも、すごい気迫!
第2楽章のバランスも好み。フィナーレは音を引っ張る引っ張る。
暗譜でツボを押さえて流れを作り、オケがそれに応えるという名演でした!

第2楽章の安土さんのホルン大ソロ素晴らしかった! ホールを包み込む温かい音。


さて、会場で来年度のシーズンプログラムが配布されていました。
楽しみなのは、何と言っても12月のカンブルランの舞踏プログラム!
あとは3月のカワケンさんのオマージュプログラムというところでしょうか。
他にも色々聴きたい曲があるので、楽しみです。

20181224 名古屋フィル「第九」

●メンバーと曲目
指揮:鈴木秀美
演奏:名古屋フィル

ソプラノ:中江早希
メゾ・ソプラノ:布施奈緒子
テノール:中嶋克彦
バス・バリトン:押見春喜

合唱:愛知県合唱連盟

コンマス:田野倉雅秋


鈴木秀美さんといえばバロック音楽。
バッハ・コレギウム・ジャパンやオーケストラ・リベラ・クラシカで活躍されている演奏家です。
それぞれまた聴きたいオケですが、名古屋だとなかなか聴く機会が無いんですよね…。

そんな経歴の秀美さんが、第九を振ったらどうなるかは非常に興味深く、楽しみな公演でした。
1年前に神奈川フィルで振る予定だったそうですが、その時は体調不良で降板…。
ネットで調べても過去にプロオケで第九を振った記録が出てこないし、もしかして初めて?



さて、第1楽章の出だしから「んん?」と違う雰囲気。
作曲当時の手法に近づけるピリオド奏法らしく、第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが両翼に座る対抗配置で、弦の残響や揺らぎはカット。
それだとつまらないかと思いきや、普通の第九に比べてかなり弦の音量を抑えている分、木管や金管の音がしっかり聴こえてきて面白かったです。
虚飾を剥ぎ取って、曲本来の構造を表出させ、新鮮な響きになった第九でした。
多数派の“ロマン派から遡った第九”ではなく、“バロックから連なる系譜の第九”というアプローチとでも呼べばいいんでしょうか。

カタルシスを求めて来た人は大いに不満な演奏でしょうが、私はすごく好み。
フィナーレも大抵は前のめりになって駆け出して盛り上がりにいきますが、秀美さんは淡々と歩みを進めていました。

管楽器の皆さんはいつもより大きなプレッシャーで大変だったことでしょう。
特にホルン隊、ブラボー!


これまで聴いたことが無い「第九」で面白かったです!
第九という聴き飽きた曲で新鮮さを感じる演奏に出会えるとは思っておらず、自分の音楽経験はまだまだだなと痛感しました。
この公演が今年のコンサート&ライブの聴き収めだったので、良い気分で新年を迎えることにします(^^)

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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