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20141122 読響第542回定期「エルガー」


読響のサントリーホール定期へ行って来ました。
すごく良かった!

指揮=尾高 忠明
チェロ=宮田 大

エルガー:チェロ協奏曲、
エルガー:交響曲第3番

読響の重厚なサウンド。
尾高さんの導きで表情豊かでドラマティックに。
エルガーの交響曲第3番がこんなに面白い曲だと初めて知りました。

先月聴いた神奈川フィルでの3番は全く違うサウンドでした。
だからこそクラシックは面白い!
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20110319読響「トランスクリプション」

地震の影響で首都圏の演奏会が軒並み中止になっています。
私が買った3公演も全てキャンセルになり、思いがけず土日の予定が空いてしまいました。

そんな中、この公演は開催されるということで急遽当日券で行ってきました。
なんとすべて編曲というマニアックな曲目。
編曲というと、ムソルグスキー「展覧会の絵」やブラームス「ピアノ四重奏曲第1番」ぐらいしか聴いたことありませんでしたが、こんなにあるものなんですね。
そして、こんな面白そうなプログラムを組むのはもちろん下野竜也さん!
この人だったら絶対楽しめる!という安心感があります。


●メンバーと曲目
指揮:下野竜也
演奏:読売日響

クラリネット:四戸世紀

バッハ(エルガー編曲)/幻想曲とフーガBWV.562
ブラームス(ベリオ編曲)/クラリネット・ソナタ第1番
グルック(ワーグナー編曲)/歌劇「アウリスのイウィゲニア」序曲
ウェーバー(ベルリオーズ編曲)/舞踏への勧誘
ドビュッシー(ビュッセル編曲)/小組曲
バッハ(シェーンベルク編曲)/前奏曲とフーガBWV.552「聖アン」


演奏に先立ち被災者の方々に向けて、バッハ/管弦楽組曲3番よりアリア。
拍手をせずにしばし黙祷。


印象的なのは最初と最後のバッハ。バッハで始まりバッハで終わるという明らかに意図的な順番ですね。

最初のエルガー編曲は、とにかくドラマチック!
原曲ってオルガンだよね?と確認してしまう。
読響の力強いサウンドも相まって最後は大盛り上がり!
エルガーはカトリック、バッハはプロテスタントという宗派の違いが分かりやすく曲に表れていると思いました。
1曲目からいきなりクライマックスでした。早速ブラボーおじさんもいたし。

一方、最後のシェーンベルク編曲の方はそれほど違和感なく聴けました。
原曲の音の雰囲気をできるだけそのままオケに移管し、余計なことはしていないような気がしました。
20世紀音楽の方が19世紀音楽よりも却ってバッハに近いんですかね。
バッハとシェーンベルクはどちらも普遍性を追求していたという共通点がありますし。

この2つを選択してきたのはさすが下野さんのプログラミングですね。
あとの曲も色々こだわりがあるのでしょうが、私ではまだまだ分かりませぬ。
原曲と聴き比べてみます。

さて、クラリネット・ソナタは読響首席の四戸さんのソロを堪能。ダンディなおじさまでした。
この土日の演奏会を最後に退団されてしまうそうです。
超絶技巧はないのですが、ブラームス晩年の作品ということでどことなく寂しさが漂う曲でした。
今回の演奏会にピッタリ。若手が演奏しても映えないでしょう。やはり円熟味漂う方ではないと。
ロビーで売ってた四戸さんのCDにもこの曲が入ってましたし、ご本人の選曲でしょう。
むしろこの曲から「トランスクリプション名曲集」のアイデアが生まれたか?と勘ぐってしまいました。
万雷の拍手の後、アンコールはモーツァルト/アダージョでした。

終演後はロビーで義援金の呼びかけ。下野さんがダッシュで先回りしていてビックリ。お疲れ様でした。
やはり下野さんの演奏会は外れなし!

20101123読響カンブルラン


気になる演奏会が続いています。
今日は1度聴いてみたかったコンビであるカンブルラン&読響の演奏会へ。
同じプログラムで3回やるそうですが、みなとみらいがその最後。
そのためか、当日券でけっこう良い席が取れました。

●メンバーと曲目
指揮:シルヴァン・カンブルラン
演奏:読売日本交響楽団

ハイドン/交響曲第6番「朝」
ハイドン/交響曲第7番「昼」
ハイドン/交響曲第8番「夕べ」
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「火の鳥」全曲(1910年版)


非常に刺激的なプログラム。
前半の3曲は1761年前後の作曲なので、後半の「火の鳥」とは約150年もの隔たりがあります。
どちらも作曲家が20代の終わりに作った斬新な作品だという共通点があるそうで。


前半のハイドンはスピード感あふれる面白い演奏でした。

とにかくソロだらけでヴィヴァルディっぽいバロックな曲。
コントラバス、チェロ、フルート、ファゴットなどなど首席の面々が大活躍。
個性的な名手が多い読響にピッタリの曲で、さすが音楽監督のセレクション!
プログラムに団員1人1人の顔写真が載っているのがありがたかったです。
特に新鮮だったのが珍しいコントラバスの独奏。何で他の作品ではソロが全然ないんでしょうかね?

スピードはかなり速く、3曲で45分強。セカセカしてた印象。
曲間でさえも、カンブルランさんは袖に引っ込まずそのまま次の曲へ進めたぐらいですし。
このスピードに対応できるオケもすごい。

リベラクラシカのような古楽オケだとまた全然違うのでしょうね。CDを買って聴き比べたくなりました。
この3曲だけで1つの演奏会になりそうなほどの充実感でしたが、まだ後半があるのです。

後半は一気に時代が飛んで20世紀へ。オケのスケールも一気に大きくなる。
曲もパンフの“色彩の魔術”という言葉の通り、さすが20世紀という斬新さ溢れており、ハイドンとの大きなギャップが面白い。。
ハイドンに比べればイメージとの解離はない演奏。
現代音楽に造詣が深いらしいので、得意分野なのでしょう。

この曲にバンダがいるとは知らなかったです。パイプオルガンの前にいらっしゃいました。
金管高らかに鳴り響くフィナーレはホールが揺れそうなぐらいの爆演。さすが読響。


聴いた!という満足感がある演奏会でした。
このコンビはまた聴いてみたいです。

珍しく当った日本テレビの深夜の音楽会。
冷たい雨が降りしきる中、三軒茶屋の人見記念講堂へ行ってきました。


●メンバーと曲目
指揮:キンボー・イシイ=エトウ
演奏:読売日本交響楽団

ピアノ:小林愛実

コンマス:デヴィッド・ノーラン


ショパン/ピアノ協奏曲第2番
ドヴォルザーク/交響曲第8番


前半はピアノ協奏曲、超若手ピアニスト小林愛実の登場。

良い意味で予想外の演奏でした。

てっきり若さアピールのカワイイ演奏でもするのかと思っていたら全然違う。
物怖じせずに堂々とした弾きっぷりのショパンでした。今後の活躍が楽しみです。
迂闊に「天才少女」だと持てはやさずに、じっくりと経験を積んでもらいたいものですね。
アンコールはノクターンでした。


後半はドヴォルザーク、「新世界」の次ぐらいに有名だと思われる第8番。
読響の強烈な弦軍団が思う存分実力を発揮する曲でした。
この勢いに関しては、日本のオケでトップクラスでしょう。

エトウさんはとにかく音を引っ張る引っ張る。
もっと軽快な演奏のイメージがある曲でしたが、これが彼の指揮なのでしょう。
オペラが得意分野だから、オケに歌わせるのが好きなのかな?
管楽器は息が大変そうでした。
でも、ホルン首席の山岸さんの安定感は相変わらずケタ違い!さすが日本を代表するホルン奏者です。


20100110 読売日響ニューイヤー


2010年も始まり、今はニューイヤーコンサートの時期ですね。
ウィーンフィルの中継を皮切りにあちこちで演奏会が開かれていることでしょう。

今回の演奏会は演奏曲目を見て分かるように、下野流の定番をあえて外した少々変わった趣向でした。



●メンバーと曲目
指揮:下野竜也
演奏:読売日響

ヴァイオリン:リザ・フェルシュトマン


ロッシーニ/歌劇<結婚手形>序曲
ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲
スッペ/序曲<ウィーンの朝・昼・晩>
    喜歌劇<怪盗団>序曲
    喜歌劇<美しきガラテア>序曲
    喜歌劇<スペードの女王>序曲

※アンコール
スッペ/序曲<軽騎兵>



曲目を見てまず思ったこと。

スッペって誰?

解説によると、ウィーン風オペレッタの基礎を作った作曲家だということです。
ヨハン・シュトラウス親子と並ぶ人気作曲家だったということですが、現在ではマニアックな人物になっています。
そういうところにスポットを当てるのが、下野さんならではのセンスでしょう。

スッペの曲はとにかく聴いてて楽しい!
チェロの聴かせる独奏があるかと思えば、ノリノリの躍動感がある箇所もある。
場面もころころ変わって盛りだくさん。
そして、最後はドカ~~ンと盛り上がってスパッと終わる。
娯楽としての音楽の醍醐味ですね。

スッペは大衆的で娯楽的。
一方、ヨハン・シュトラウスが上品でお高くとまっていて芸術的。
だから、普通のニューイヤーコンサートではヨハン・シュトラウスばかりが取り上げられるのかなと思いました。

アンコールもスッペの曲で締め。


さて、話は前後しましたが、2曲目のドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲。
下野さんの十八番とのこと。精力的に交響曲も演奏していますし。
リザ・フェルシュトマンさんの情熱的なヴァイオリンに対して、オーケストラがお得意のスケール大きな演奏で応えていました。


気鋭の指揮者である下野さんのお得意分野を堪能できて、十分満足の演奏会でした。
読売日響の来年度のプログラムが配布されていましたが、新常任のカンブルラン氏はかなりヒネリを加えたプログラムで攻めてくるようで、このオケも面白そうです。

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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