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20170507 関西フィル「巨匠デュメイのベートーヴェン8」

以前、3年半ほど関西に住んでいた間にできなかったこと2つ。

①デュメイ氏のヴァイオリンを聴く
②いずみホールの演奏会へ行く

気長にチャンスを伺っていましたが、今回良いタイミングで大阪へ行く用事が!
用事が思ったより早く終わり、当日券も出てたので、無事に演奏会へ行くことができました。
思っていたよりコンパクトなホールだったので、当日購入でも席での音は特に気になりませんでした。

20170507.jpg


●メンバーと曲目
指揮&ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ(★)
演奏:関西フィル

ヴァイオリン:内尾文香(☆)

コンマス:岩谷祐之


J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番(★)
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番(★)
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲(★)(☆)
ベートーヴェン:交響曲第8番

(アンコール/ビゼー:「アルルの女」第1組曲より「アダージェット」)


バッハもベト8も好きな曲!
バッハの協奏曲に至ってはなんと3曲ですよ!3曲!
これはすごい!
どれも好きな曲で、演奏会でずっと聴きたいと思っていましたが、まさか1度で聴けるとは!
この前半だけでも満席になっておかしくない演奏会なのに、ホール後ろの方は空席ばかりだったのはもったいないことです。
曲の知名度が低いのかな…。

前半は、デュメイ氏がヴァイオリンを持って颯爽と弾きまくり!
演奏姿からも圧倒的な余裕さがプンプンと出ていました。
清涼感があるキレイな音が奏でられ、ドラマティックさは出していないのに、気が付いたらオケと観客の心が持っていかれている…。
これぞ巨匠です。
プログラムノートによると、第1番は「バッハ的」で複雑、第2番は「イタリア的」で快活とのこと。
前者の方がオケとの絡みが難しそうでした。デュメイ氏のように上手くないと厳しそう。

内尾さんが加わっての3曲目は華やかに!
ブランデンブルグ協奏曲っぽく、2台のヴァイオリンの掛け合いが多くて楽しい曲。
内尾さんは物怖じせずに食らいついて堂々と対峙していた印象でした。
昨年は関西フィルとシベリウスの協奏曲を共演していたそうで、今後も経験を積んでどんどんスケールが大きくなりそうな奏者だと思いました。

前半だけでもうおなか一杯でしたが、後半はヴァイオリンを指揮棒に持ち替えて、ベートーヴェンへ。
こちらも颯爽とした演奏でしたが、リズム主体の曲だからかさほど違和感はなし。
4年前にブラームスの4番を聴いたときは、全く別物のイキイキした曲になっていたので。(それはそれで面白かったですけど)
初夏らしく気持ち良い演奏でした。


盛りだくさんの演奏会でした。
あー、名古屋でも演奏してくれないかな~。
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20150612 関西フィル第266回定期「RVWの田園」

最近、大阪フィルばかり聴いていましたが、
5/16に「大阪4大オケの競演」のテレビ放映を観て、他のオケも足を運ばないとなと思った次第。
ということで、関西フィルの定期でシンフォニーホールへ。
以前デュメイ氏でやたら快速なブラームス4番を聴いたのみなので、今回はじっくりと聴こうと。


●メンバーと曲目
指揮:藤岡幸夫
演奏:関西フィル

ピアノ:横山幸雄
ソプラノ:岩下昌子

コンマス:岩谷裕之


ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
ヴォーン・ウィリアムズ:田園交響曲



お目当ては後半のヴォーン・ウィリアムズの「田園交響曲」
初めて生演奏を聴きましたが、ただただ美しく、哀しくて、静謐で、魂が浄化される曲で、ただ感嘆するのみ。
この世界にはこんな曲があるんですね…。

プレトークでのサッチーさんのトークによると、大好きな交響曲の2本の指に入るほどの思い入れのある曲だそうです。
(もう1つはシベリウス5番とのこと。こっちは想像通り。)
「初めて聴いた時は退屈だったが、年をとってくると良さが分かってきた」とのこと。

確かに家で予習してた時は第1楽章で眠りに落ちましたが、生演奏だと響きの美しさに呑まれて寝る暇はありませんでした。
色彩豊かで儚い第1楽章、素朴ながら胸に刺さる喇叭が響く第2楽章、過去を回顧するような踊りの音楽の第3楽章、全てを浄化する歌が響く第4楽章。
ほとんどスローテンポですが、それぞれ個性的な構成でした。

個人的にMVPはヴィオラの皆さん。
このセクションが充実してるか否かで「田園」の風景が描けるかが決めるでしょう。
首席の中島さんはソロが目白押し。
ヴィオラでしか表現できない温かみのある音をしっかりと響かせ、この曲の世界観をしっかりと支えていました。

第2楽章の白水さんのナチュラルトランペットと松田さんのナチュラルホルンのソロは、その奮闘振りが聴いてる側にも伝わってきました。
他の楽章では安定して吹ける実力者のお二人でも、ここは音は不安定に。
しかし、それも含めてこの曲の魅力なのでしょう。

終楽章のソプラノ岩下さんのヴォカリーズは、
曲に沿った真っ直ぐな歌声が、ホールの空気をビシッと引き締めていました。
さあ、明日へ向かっていこう!


大阪フィルとはまた違ったタイプのオケでした。
音楽監督がヴァイオリンの達人だからか、弦のアンサンブルがキレイ。
サッチーさんは、次は5番を取り上げたいと意気込んでいるので、その日を楽しみにしています。

20130429関西フィル第246回定期演奏会「デュメイのブラ4」


初めてのホール、そしてオーケストラはワクワクします!
オープンしたてで混んでるグランフロントを横目にシンフォニーホールまでお散歩。案外、大阪駅から近い。
開演前に珈琲を飲みたかったのに、すぐ周りにカフェが無さそうだったのがちょっと不満。
グランフロント
シンフォニーホール


●メンバーと曲目
指揮:オーギュスタン・デュメイ
演奏:関西フィル

ピアノ:クン=ウー・パイク

コンマス:岩谷祐之


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番
ブラームス:交響曲第4番


思ったよりホールがコンパクト。
ホールのかなり後方の席でしたがオケが良く見えました。


デュメイ氏はスタイル良いとは聞いてましたが、実際観ると背がすごく高い!スマートで足長いし。
指揮台無くても団員と頭1つ違うから大丈夫。

そんな出で立ちなので、さぞかしエレガントな指揮姿かと思ったら、予想外にちょこちょこ動く動く。
湧きあがった感情を全てオケに伝えるぞ!というタイプ。
その時々で最も音が欲しいセクションにビシビシ指示してました。

オケで1番凄いと思ったのが、弦セクションの音のうねり。
キッチリ合わせていて音の強弱時の迫力が全然違いました。
世界的ヴァイオリニストであるデュメイ氏の練習はさぞかし厳しかったんだろうなー。
これは、このコンビでぜひシェーンベルクの「浄められた夜」を聴いてみたい。すごいことになりそう。
(※11月定期でやるというのに、仕事でほぼ無理なのが残念…。)

2001年から2010年まで飯守氏が常任指揮者として率いてきた賜物なのか、弦がドッシリとしているように感じたので、デュメイ氏のアンサンブル技術と合わさるとどういう化学反応が起きるのか興味深いところです。


後半のブラームスの4番は、まさかのイキイキとした曲になってました。おどろき。
全楽章フィナーレみたいな感じになってました。
内省的、哀愁とかの暗~い印象が強い曲だったので、寝不足だった身としては寝落ちしないか心配していたのですが、杞憂でした。
指揮者で印象が変わるのは面白いものです。
(※ちなみに前回聴いたのは、2008年10月のハンス=マルティン・シュナイト&神奈川フィル。今回と全く正反対ですが、内面の深みをトコトン掘り下げた素晴らしい演奏でした。)


面白いコンサートでした!
関西フィルは元常任の飯守泰次郎さんが約10年間で築いてきた土台の上に、デュメイ氏が独自の色を加えていっているという時期なのでしょう。
デュメイ氏はまた聴きに行きたいと思います。
9月にいずみホールで弾き振りがあるそうなので、とりあえず手帳にメモっておきました。

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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