2017 / 11
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久々に川崎のミューザに行って来ました。
イキイキとしたモーツァルト、そして完全燃焼のボレロ。
宮本文昭さん&東京シティ・フィルらしい演奏を楽しんできました。

●メンバーと曲目
指揮:宮本文昭
演奏:東京シティ・フィル
フルート:サラ・ルヴィオン

ムソルグスキー/ラヴェル:組曲「展覧会の絵」
モーツァルト:フルート協奏曲第2番
ラヴェル:ボレロ


連日の演奏会でした。
急遽前日の夜に行くことを決定!
最近音楽に飢えていたもので…。
ミューザ川崎へは地震から復旧後、初めての訪問。
復旧には多大な苦労があったのでしょうが、少なくとも見た目は前と同じに見えました。


宮本文昭さんと言えば“熱い指揮”ですが、生では拝見したことがありませんでした。
そこで、夏のさなかに思いっきり暑苦しい演奏を聴こう!
というのが今回の目的。
何しろ曲目が「展覧会の絵」と「ボレロ」。
絶対に盛り上がる。
この2曲の盛り上がりについては、言わずもがなの演奏でした。


さて、意外に良かったのが2曲目のモーツァルト。
初めは、宮本さんでモーツァルト?
盛り上がる曲でもないし、ソリストに合わせた箸休めかな?と思ってましたが、これがなかなか。
弦楽がイキイキして、楽しいモーツァルト!
フルートのサラ・ルヴィオンと共に、気持ち良い涼風のような演奏を堪能させていただきました。

考えてみれば、弦楽オケMAP'Sを主宰してるぐらいだから得意分野なのです。
まさに手馴れてる手腕をいかん無く発揮した演奏でした。
関西でも公演をしてほしい!


川崎で色々なオケを聴き比べられるフェスタサマーミューザも、もう10周年。
まだまだ続けてほしいものです。

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日曜朝にやっているTV「題名のない音楽会」の公開収録が当たったので、珍しく東京オペラシティへ。
家から遠いので休みじゃないと行きにくい立地、もっと近ければいいんですが。

佐渡さんは3日前に日本に帰ってきたばかりとのこと。
ヨーロッパを忙しくあちこち飛び回っていたらしいです。


●演奏と曲目
指揮・司会:佐渡裕
演奏:東京シティフィル
解説・踊り:青島広志
踊り:村井頌子、大竹恵子
ヴォーカル:ブレンダ・ヴォーン

<第1部>欲望の音楽・ワルツの歴史
バッハ/「管弦楽組曲第2番」より第6曲 メヌエット
モーツァルト/「そりすべり」
J.シュトラウス/美しく青きドナウ
リスト/メフィスト・ワルツ第1番
ハチャトリアン/組曲「仮面舞踏会」より「ワルツ」

<第2部>新世界は旧世界?
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」より 第2楽章など


前半はワルツ特集。
ワルツの変遷の歴史をバッハからハチャトリアンまで追っていきます。
貴族的なワルツと農民的なワルツの違い、およびその合流など。
ありそうでなかなかない切り口で面白かったです。

青島さんは燕尾服で登場、踊りも披露してくれました。
本人曰く特訓したらしいとのこと。
この方の挑戦心はすごいと思います。
題名ではおなじみになってきたコスプレへの挑戦心も素晴らしい(笑)
今回はおとなしめだと佐渡さんに突っ込まれてました。

演奏は東京シティフィルでしたが、これがなかなか。
ワルツの曲想にオケの音がぴったり合ってる気がする。
特に金管が良かった。
そういや、ここは飯守さん率いるワーグナーオケでしたね、と再確認。


後半は「新世界より」特集、特に有名な第2楽章を中心に。
黒人霊歌からインスピレーションを受けたということで、実際に歌詞をつけてみた歌も。
ブレンダ・ヴォーンさんのパワフルな歌声も堪能させていただきました。


題名にしてはスムーズに収録が終了。
なかなかやる気あるプログラムでした。

クラシックとジャズの境界という私にとって大好物のテーマでした。
メンバーもなかなか。
予想外の人の多さのため、約15分遅れで収録がスタート。
パイプ椅子出してたぐらい。
なぜ2階を使ってないのかは謎。

●今日のメンバー
指揮・司会:佐渡裕
演奏:東京シティフィル

<VIVAバーンスタイン>
ゲスト:宮川彬良
テノール:中鉢聡
メゾソプラノ:小林由佳

<音の冒険者>
作曲・ピアノ:山下洋輔
編曲・ピアノ:狭間美帆


まずは、バーンスタインの「ウエストサイドストーリー」特集。以前DVDで観てて良かった。
「マリア」「サムウェア」とことごとく有名な曲。

そして、曲についての宮川さんの分析。
ドとファ♯の“遠い”2音をシャーク団とジェット団の対立に見立てて、最初から最後まで出てくるとのこと。
増4度という不協和音をいかに取り入れているかについて、「マリア」「クール、フーガ」「フィナーレ」などの例を挙げて熱弁してくれました。
面白くて、あと2時間でもどうぞどうぞという気持ちでしたが時間切れ。
放送ではばっさりカットでしょう。

ラストは「シンフォニックダンス」からの抜粋でした。
私は「クール、フーガ」が好きです。指パッチン♪



休憩挟んで、後半は山下洋輔さんの登場。
早速「ラプソディー・イン・ブルー」で好き勝手弾いていました。
型にはまらないアドリブでしたね。フリージャズの人ですから。
これはこれで1つの表現だと思いますが、ジャズはこんなものだ思い込んでしまう人が大量に出るのではという危惧もあり。
こんなド派手にガンガン弾くピアニストばかりではないですよ、と。

そしてなにより、その奔放なピアノにオケを見事に合わせる佐渡さんこそが一番すごいと思いましたが。
力量ある指揮者じゃないと山下さんとは組めないでしょうね。

2曲目は、山下洋輔作曲の「ピアノ協奏曲第3番<Explorer>」の第3楽章。
山下さんのイメージを狭間さんが楽譜化するという二人三脚で作った曲とのこと。
やりたいことを好き勝手にやっているという意味では、典型的な現代曲ですね。
猫星人って何? クラリネットがニャーオ。火の用心の拍子木を使ってるのも面白い。

アンコールではバッハの無伴奏チェロ1番、原型はほとんどなし。
さらに、ピアノ連弾+オケで賑やかな曲。
最後にはオケが全員立ってました。コンマスがノリノリだったのが印象的。


さらに、何の曲やるのかと思ったら、「Happy Birthday」のメロディーが。
13日が佐渡さんの誕生日とのこと。おめでとうございます。
万雷の拍手が会場を包む。


4月から始まった新体制ですが、今回の演奏を聴いて、佐渡さんが目指す方向が何となく分かりました。
神奈川の地方オケは今後出れるんだろうか?

7月25日~8月12日に開催される「フェスタサマーミューザKAWASAKI 2007」
3回目ということで知名度も上がってきたのか、ブログを検索するとたくさん引っかかりますね。
今年はなんと学生席が1000円! 
ということでたくさん行きたかったのですが、大学の試験や旅行とかがあり、2公演だけに。

チケット発売初日に席をおさえたかいあって、3F最前列中央の良席をゲット。
A席では一番いいところでしょう。
実際、音の響きも相当良い。
今回は、ソロがあるわ、オルガンがあるわ、「見えない」合唱があるわで、特にこの場所でよかったと思います。


●メンバーと曲目
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
指揮:飯守泰次郎

ホルスト/組曲「惑星」作品32 (冥王星つき)
1.火星:戦いをもたらす者
2.金星:平和をもたらす者
3.水星:翼のある使者
4.木星:快楽をもたらす者
5.土星:老いをもたらす者
6.天王星:魔術師
7.海王星:神秘主義者
8.冥王星:再生する者(マシューズ作曲)


全体を通して聴くと、本当に現代っぽい曲ですね。
変拍子とか、不協和音とか。これはこれで面白いと思いますが。
最近、ベートーヴェンばかり聴いていたので、特にギャップが激しい。


東京シティフィルを聴くのは初めてでしたが、まず思ったのはあのコンマスは誰?
何でコンマスがトップの戸澤さんじゃないの? (←さすがにコンマスくらいは分かる)
わざわざパンフにインタビューが載っているのになぜ来ない?
とりあえずマイナス。

楽器はホルンがやたら上手かったです。
終始あんなにキレイに響くホルンは聴いたことがありませんでした。
普通どこかで引っかかるので。
終演後の拍手で、ホルンに対して音量アップ+ブラボー! は当然の帰結でしょう。
あと、チューバがけっこう響いてたと思いました。

弦の印象はかなり薄い。
常任指揮者の解釈かもしれないので一概には言えませんが。


曲で、印象に残ってるのは「火星」「木星」そして、「海王星」


「火星」は私が好きな5拍子。
ボレロを思わせる特徴あるリズムを刻みながら進む。
雄大な広がりがある曲。

「木星」は平原綾香で有名になったアノ曲。
確かに1番聴きやすいし分かりやすい。
でも、生で聴くと弦がチャラチャラと細かく動いてることがよく分かる。
唯一、安心して聴けた部分。

「海王星」は1番宇宙っぽい不思議な曲。
教養の授業で「音楽による宇宙の描写」というテーマで取り上げられていたので、なぜかここだけ知っていました。
文字通り別世界へ連れて行ってくれるメロディー。
どこからともなく聴こえてくる女声合唱の効果が面白い。
舞台裏ってどこかと思っていたら、扉を開けてホールの外で歌っていたらしい。
終演後40~50人くらいゾロゾロ出てきた。えっこんなにいたの? 
ムダに人件費がかかっているなと思ってしまいました。


全体的には無難にまとまっているという印象でした。
指揮者によっては、もっとドラマティックになったり、もっと情緒的にすることもできるでしょう。
とりあえず自宅にある音源と聴き比べてみますか。


さて、次は月曜のアルミンク&新日本フィルへ。[ベト4]です。

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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