2017 / 11
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●メンバーと曲目
指揮:上岡敏之
演奏:新日本フィル

ピアノ:デジュー・ラーンキ

コンマス:崔文洙


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
マーラー:交響曲第5番


いつもは神奈川フィルを聴くみなとみらいホールなので、今日は少し違和感がありました。

前半はベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。
ラーンキさんはダンディな見た目に反して、若々しく力強いピアノ演奏でした。
上岡さんと息がピッタリ、演奏の方向性も気が合いそう。


後半は上岡さん節全開!のマーラー5番。
いやー楽しかった!
オケの歌わせっぷりがオペラ経験豊富な指揮者らしい。
テンポ揺らしの連続でしたが、オケが食らいついて音に酔いそうでした。
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みちよしの夏の旅


井上道義氏企画の面白いシリーズということで一度行ってみたかったこの演奏会。
学生席も安く、S席相当をゲットできました。

開演前にホール内フリマをやるということで、開場5分前にホール着。
既に行列が!!
数えてみたところ、ざっと100人ぐらいでしょうか。

ホール内は1時間後にクラシックコンサートが始まるとは思えぬ雰囲気。

新日本フィルフリマ2


おばさん達があちこちへ群がって漁る漁る。
ここはどこのバーゲン会場!?
それを横目に、過去のブログでCD売り場があることをキャッチしてたので、さっさと一番奥へ。

そして戦利品はこちら↓

新日本フィルフリマ戦利品


カールベーム&ベルリンフィルのモーツァルト交響曲集(5CD)がなんと500円!
ちなみに「モーツァルト没後200年記念」とのこと。(え?) まあ古くても問題なし。
手薄だったモーツァルトを補っておきました。

後はブラブラとサイン色紙とかグッズを眺めてました。
オケHPで“アルミンク直筆書き込み入り、ベト8スコア”なるものが出品されるということで一目拝んでおきたかったんですが、開始早々ご購入されていたようです。
サイン入り指揮棒も既になかったし、入手までにはアルミンク様ファン同士の激しい攻防があるようで。
しかし、いったい何円だったんだろう…。
あと、コンマスの“西江王子”コーナーもおばさんたちが群がってました。


さて、既にネタだらけですが、やっとコンサートへ。
既に疲れてぐったりしているおばさんもちらほら。こっちがメインですよ、一応。


●メンバーと曲目
指揮とお話:井上道義
演奏:新日本フィル
コンマス:豊嶋泰嗣

グローフェ/組曲「グランド・キャニオン」より「日の出」「日没」
伊福部昭/管弦楽のための「日本組曲」より「七夕」「盆踊り」
ドビュッシー/「海」


4日にミューザでも同じ演目でやるらしいです。

楽団員は燕尾服ではなく、色とりどりのTシャツで登場。そのため、豊嶋さんが出てきた時、観客はしばらく気づきませんでした。
さて、注目のマエストロはというと、「旅」がテーマということで、麦わら帽子+旅行鞄の旅行者の出で立ちで。
てっきり着物かと思ったら予想外。

いつもの道義節でベラベラベラとアチコチに話が飛びながら喋ります。

1曲目は「グランド・キャニオン」ということで、映画音楽でありそうなストリングス全開の雄大な曲。
フルート・オーボエもいいところを持っていきます。
アメリカ旅行PR映像にそのまま使えそうですね。

2曲目は日本の祭り。何でも日本初演は今回と同じ井上道義&新日本フィルで、縁が深い曲だそうです。
「七夕」は神秘的というか不思議な曲。
一転「盆踊り」は太鼓も鳴らされ、リズミカルに日本調のメロディーが流れ、踊りたくなるような曲。
というか指揮者が踊ってましたけどね(笑) 
盆踊りを踊りながら指揮できる人も古今東西そうそういないでしょう。
そして、新日本フィルの実力確かな木管陣営が大活躍。
「盆踊り」ではフルートが囃子を吹いてましたが、完璧です。

そして、最後は「海」へ。6月に神奈川フィル定期で聴いた曲です。
やはり木管が手厚いとこの曲は輝きますね。
道義氏も得意な曲と言うだけあります。


アンコールは、アンダーソン/Plink Plank Plunk という曲。
弦のピチカートが特徴的な強弱の起伏をつける面白い曲。
井上さんも腰をフリフリノリノリで振っていました。
そして、コントラバスがグルグル回ってました。何だこりゃ?と思ってましたが、これは元から指定されてるみたいですね。


新日本フィルらしい地元密着型のコンサートでした。

今年も「フェスタ・サマーミューザ」の季節がやってきました!
夏の音楽フェスタというとロックのイメージが強いかもしれませんが、クラシックにもあるのです。
このサマーミューザは、ミューザ川崎で首都圏のオーケストラが入れ替わり立ち替わり演奏会をするというもの。
普段聴かないオケも手軽に聴けるし、チケットも安価ということでありがたい音楽祭です。

今年の予定は、
①新日本フィル<運命>
②神奈川フィル<トゥーランドット>
③読響<ライン>
④東響<フィナーレ>
の4つ。

フィナーレコンサートが早々に売り切れてたのには驚きました。
まあ、ラフマニノフのピアコン2番とドヴォ8というラインナップですからね~。

ということで、今回はイケメン指揮者であるアルミンクさん率いる新日本フィル。
公開リハーサルで何の変哲もない服を着ていても、スタイル抜群だから何も問題なかったです。


●メンバーと曲目
指揮:クリスティアン・アルミンク
演奏:新日本フィル

ソプラノ:市原愛
ピアノ:三輪郁

モーツァルト/「どうしてあなたを忘れられましょう…恐れないで愛しい人よ」K.505
モーツァルト/歌劇「イドメネオ」K.366より「親しい孤独よ…暖かいそよ風よ」
ベートーヴェン/交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」


御覧の通りのドイツプログラム。

最初の2曲はモーツァルトの歌劇より。
全然知らない曲でしたが、モーツァルトらしいメロディーでした。
席が遠かったためか、市原さんの声が遠い気がしたんですが、元からそんな曲なんでしょうか。
曲が終わってアルミンクさんが市原さんの手を取ったとき、手の甲にさりげなく口づけしてたのがさすが。
日本人には無理だね、こりゃ。


ごちゃごちゃと楽団員が増えて、「運命」へ。
中学の音楽の授業で取り上げられるほどの聴き飽きている名曲ですが、まともに聴いたことはあまりなかったりする。

おなじみの「ゥパパパパーン!」からスタート。
けっこうイケイケで早いテンポ。ガンガンメロディーが流れていきました。
それでも、間を重視するのはドイツ人だから?
音を流さずに一音一音を大事にするというのもドイツ人的なイメージあり。
年をとってくると、円熟味が増してこういう傾向が強くなっていくのでしょう。

個人的には第3楽章~第4楽章へのつなぎ、の部分がかなりタメてたのが印象的。

ベートーヴェンと言えば木管などの裏メロディーの響きこそが重要ですが、今回は少々消化不良。
何でオーボエの古部さん&ファゴットの河村さんの首席両名がいないの?
もっと音が欲しいところで、あれ? という箇所がたくさんあったので。
1年前に聴いたときはこの2人こそがキーパーソンだと思っていただけにいなくて残念…。
それだけに、今日はフルートのおじさんが頑張っていたのが印象的でした。


意外にもアンコールがありました。
メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」より間奏曲
適当にモーツァルトでも持ってくるのかと思ったら意表をつかれました。


お次は日曜の神奈川フィル。現田さんの本領発揮が期待できるオペラの演奏会形式です。

またまた川崎へ。
今回はリハも堪能してきました。
途切れ途切れに決め所を確認してましたね。
音響を確認するためにアルミンクさんが座席にも来てたし。
リハ後もミューザ内でダラダラしてました。

●メンバーと曲目
指揮:クリスティアン・アルミンク
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
チェロ:ソル・ガベッタ

エルガー/チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
ベートーヴェン/交響曲 第4番 変ロ長調 作品60


座席は金曜と全く同じ3F中央最前列。聴き比べにはうってつけ。
前よりは座席が埋まっていました。
イケメン指揮者のおかげでしょうか? 気のせいかオルガン前の席に人が多かったような。


さて、まずはチェロ協奏曲。
後に備えて軽く聴き流そうかと思ってたんですが、見事に予想を裏切られました。
映画で使われそうな雄大な曲。緩・急と場面が切り替わっていく。
チェロの音色が良かったですね~。
音が一直線に来る場所だったので特に。ビブラートの揺れもよく聴こえたし。
さらに、アンコール曲

パトリス・ヴァルクス/チェロのための「本」より

現代っぽい変な曲で、突然チェリストが歌い始めたりもしましたが、パンフをめくる音でさえ響きそうなぐらいホールの空気が張り詰めてました。


さて、配置換えをしてお待ちかねのベートーヴェンの交響曲。

えっ何コレ? スゴイ! 大当たり!!

第1楽章の序奏から第一主題に入るあたりで既に引き込まれる。
かなり、間をタメていました。
こういう間を大事にする解釈が私は好みです。神奈川フィルのシュナイトさんみたいに。

オケは特に木管首席の4人が上手い!
難しそうな所もよどみなく吹いていました、余裕で。
普通、オーボエやファゴットは音が詰まりそうなもんですがね。
リハでアルミンクさんが話していたファゴットの超速ソロをそつなく吹いたのは、おおっ!と思いました。
第2楽章がパートごとの演奏が多くて実力発揮してました。
木管が頑張っているあおりで、ホルンの粗が目立ってしまってましたね。

あと、そもそも曲そのものがいいと思った。バランスがよくて。
ベートーヴェンの交響曲では7番の次の2番手にランクイン。

アルミンクさん&新日本フィルのコンビの勢いを聴かせてもらいました。
終演後のCD売り場の盛況も凄かったですね。サイン会のせいかもしれませんが。


本拠地が2kmも離れていないオケを連続して聴くことになりました。違いもよく分かる。
こんなことができるのもサマーミューザならでは。
演奏でも、演奏以外の面でも新日本フィルに人が流れてしまいそうですが、東京シティフィルはどう出るのか。独自路線を期待しましょう。

3/31は「ミミにいちばん」でオーケストラの日、らしい。
初めて聞いた人がほとんどでしょう。
そりゃそうだ。今年からできたんだから。
日本各地のオケでイベントが行われるとのこと。
その一環で新日本フィルのリハ見学が当たったので、錦糸町まで足を伸ばしてきました。

●メンバーと曲目
演奏:新日本フィルハーモニー
指揮:クリスティアン・アルミンク

ドラックマン/プリズム(1980)


すみだトリフォニーホールは初めて。家から遠いし。
最初ホールへの入口と間違えてトイレに入ってしまいました。
オケのメンバーが揃い、やおらアルミンクさんの登場。
すごくスタイルがいい! 足が長くてジーンズが似合ってる。
錦糸町マダム達を虜にしているのでしょう。間違いない。
年間公演案内が「アルミンク写真集」と化していたし…。何だこれは。

リハの開始前にアルミンクさんが軽く曲の説明。
「バロックのメロディーをプリズムに通して色を変えた曲」みたいなことを。
30日のサントリーホール公演での1曲。
1980年作曲の完全なる現代曲で日本初演とのこと。
まずオケの配置が変わっている。
舞台上はいいとして、なぜ左上のバルコニーにも人がいるの? 
話によると、「バンゴ」という手法で響きの時間差を狙った効果らしい。

そして、リハスタート。部分部分をやって細かく指示を出していく。
基本は英語で、ところどころ「ダイイチガクショー、ゴバンカラ」など日本語を積極的に使ってました。
最終調整段階で通しもあったので、普通に曲は聴けました。
バロック的な安心できるメロディーに、現代的な落ち着かないメロディーが割り込んでくる。
そのギャップが面白い。
現代曲にも関わらず迫力があって眠くならない曲でした。

リハはリハで面白いものです。
最後にアルミンクさんが「また公演で会いましょう」と言ってましたが、錦糸町は遠くて…。
近くのホールでやってくれるなら見に行くかも。
7月下旬あたりとかね。

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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