2017 / 10
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2010フェスタサマーミューザ

今年のフェスタサマーミューザで1番の注目公演。
雨が降ったりやんだりの落ち着かない天気の中、また川崎まで行ってきました。

なにしろ都響でアメリカ音楽というだけでも楽しめることは確実!(特にトランペットとトロンボーン)
さらに小川典子さんのピアノも聴けるとなったら行くしかない!

平日15時からという非常に行きにくい時間でしたが、前日に大きな懸念事項が終わり、上手い具合に予定が空いたのでチケットを急いで確保。
当日券はかなり余っていたようです。席の入りは5割くらい?S席とA席との間に空白地帯が発生していました。

●メンバーと曲目
指揮:キンボー・イシイ=エトウ
演奏:東京都交響楽団

ピアノ:小川典子

コンマス:矢部達哉


ガーシュウィン/パリのアメリカ人
ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー
グールド/アメリカン・シンフォネット第2番
バーバー/序曲「悪口学校」


ずらりとアメリカ作曲家の曲が並びました。作曲年は1920~1940年。
スウィングジャズの影響が色濃い曲が多かったです。この時代にビバップはまだ出現してないし。


コンマスは矢部さん。演奏を聴く機会はあまりなく、元音楽監督であるデプリーストさんの退任演奏会の時だけです。
「パリのアメリカ人」ではソロもあり。繊細な音を奏でるヴァイオリン奏者ということではこの人の右に出る人はなかなかいないでしょう。

トランペット首席は高橋さん、トロンボーン首席は小田桐さんという都響が誇る鉄板コンビ。
なにしろアメリカ音楽なので、お2人がソロで活躍される場面が非常に多かったです。今日のMVPは間違いない

キンボーさんは初めてでしたが、日本でもあちこちのオケで振ってるようです。
10月には神奈川フィルに客演しに来るらしいし。ニューヨークのオケの音楽監督をやってたとのことで、アメリカ作品を多く取り上げてます。
ガンガン行こうぜで盛り上げていくタイプに思いました。

あと、チェロ首席に見覚えのある方が。あれっ? 
ご本人のブログによると、都響の首席が体調不良で、忙しい中急遽かけつけたらしいです。


前半はガーシュウィンのメジャーな曲が続きます。
「パリのアメリカ人」作曲は1928年。
3つの部分から成りますが、個人的には真ん中のブルース風のところが好きです。トランペットが重要!!

小川典子さんが登場し、「ラプソディー・イン・ブルー」 作曲は1924年。
以前、「へ調」の演奏を聴いて、その生き生きしたピアノがいいな~、と思ったので、こっちも当然期待してました。
もちろん演奏は大満足。ただ、曲的にオケの音量が大きくなってしまうので、ピアノの音が良く聴こえない場面もあったり。
派手な曲だけではなく、ドビュッシーなどのフランス音楽も聴いてみたいピアニストです。リサイタルのチラシが入ってましたね。

ここまでで集客のための2曲(たぶん)が終わり、マニアックな曲へ。ここからが特に力が入っている本命の曲でしょう。

次はモートン・グールドという初めて聞いた作曲家の曲。
作曲は1939年(?)でクラシックというよりはジャズの色が濃い曲。何しろドラムスがいるし。
ガーシュウィン以外にも、こういうジャズとクラシックを融合させた曲を書いた人がいたんだ!という発見がありました。


最後は序曲「悪口学校」、バーバーが初めて作曲した管弦楽曲だそうです。作曲は1931年。
戯曲は岩波文庫で出てるらしく、あらすじは、「ふたこと目には道徳を説くが裏では社交界を操る偽善家の兄ジョーゼフ。財産を叩き売っては放蕩三昧の弟チャールズ。インド帰りの叔父オリヴァーは兄弟の本心をためそうと、兄には貧者、弟には金貸しを装って現われるが…。巧妙な筋立てと場面が展開してゆく。シェイクスピア劇と人気を競う18世紀の劇作家シェリダンの風習喜劇」とのこと。
ここまでの流れとは異なり、あまりジャズっぽくはなく、むしろ映画で流れていそう。
オーボエのホノボノとした主題が良い!

アンコールはこういう時の定番曲、アンダーソン/プリンク・プランク・プルンクでした。作曲は1951年。
弦のリズミカルなピチカートが大好きです。今回もコントラバスはぐるぐる回ってました。ピアニッシモがすごく小さい。
金管の活躍する場面が多かったので、最後は弦楽器だけで締めるというバランスが良い。


期待通りの都響の演奏会でした!色んなオケを聴き比べるのは楽しいです。
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今日は、ジェイムズ・デプリーストさんの都響常任指揮者としての最後の公演。

のだめカンタービレをちゃんと読んでる方ならおなじみの方ですよね。

珍しいベト8があってパヴァーヌもあるしということで、1年前から目星をつけて発売日に速攻でGET。


●演奏者と曲目
指揮:ジェイムズ・デプリースト
演奏:東京都交響楽団

ハイドン/交響曲88番
ベートーヴェン/交響曲第8番

ラヴェル/組曲「マ・メール・ロワ」
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル/ラ・ヴァルス


どれも小粒ながら味のある選曲。

前半は古典派、後半はロマン派とガラリと雰囲気が変わり、演奏会2回分を一度に楽しめた気がします。

コンマスは山本さんで、横に矢部さんでした。

電動車いすで颯爽とデプリーストさんが登場。


まずはハイドン、先日神奈川フィルでも聴いた88番。

今回は非常に聴きやすかったです。

指揮者の違い+ホールの響きの違いでしょう。

「響きや構成に重きを置き、音の透明度を減ずることをよしとしない指揮者」とのことです。


お次はベートーヴェン、9曲の交響曲でたぶん最もマニアックな8番。

後期のベートーヴェンらしい自由でリズミックな曲。

私はこういう方が好きなんですけどねー。

「運命」「英雄」的なものを期待してると肩透かしを食らうでしょう。

1つ前の7番とは、≪7番-派手さ-分かりやすさ=8番≫という関係でしょうか。

第2楽章の8分音符が同音でひたすら出るところとかが面白い。

聴きこんでもいいかなと思いました。


前半は弦重視なのか管楽器の音が抑えめな気がしました。後半との対比のためでしょうか。


ホールを出てジュース試飲をしたりしながらゆったりと休憩。



さて、後半は一変してロマン派に。想像以上に落差が激しい。

なぜかコンマスは固定。てっきり交代すると思ってたのに。

「マ・メール・ロワ」はウォーミングアップ? 色々な楽器のソロがありました。

「パヴァーヌ」はかなりストレートな演奏。テンポの緩急もほとんどなし。



そして、ラストは「ラ・ヴァルス」、オケがほとんどフルメンバーに。

トロンボーンなんかこの曲しか出番なかったし。しかもたいして見せ場なし。


狂気がちらほら垣間見られる不思議なワルツ。

全2曲と同じ作曲者と思えないめちゃくちゃ変な曲でした。

一応舞踏会らしいですが、心地よいというより混沌としていて酔いそう。

どんどんぶっ壊れていって、いきなりドカンと終了。

混沌・狂気を音楽でこんなに表現できるものなんですね。



これをラストの曲に持ってきたデプリーストさんの意図は何なのか気になります。



終演後は拍手の嵐、山本さんが花束を渡してました。

オケが解散して帰ろうと思ってたら、もう1度デプリーストさんが出てきてくれました♪



さて、足かけ1年強聴いてきた私のベートーヴェン交響曲シリーズもそろそろゴールが近づいてます。

残るは5番「運命」、またサントリーホールです。

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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