2007 / 11
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近頃めっきり寒くなってきました。
みなとみらいにもイルミネーションが多くなってましたね。
18時半の開場の時に、ホール前のシンギングツリーで、ちょうど音楽が始まってました。
そんなのはどうでもよかったので、無視してさっさとロビコンへ直行しましたけど(笑)

今回は山本さん&米長さんの低音デュオでした。黒木さんは珍しく不在のようです。
山本さんの作った曲を演奏。「ラヴィンバロック」って何?
また、「今日のチェロの山崎さんは恩師なので…」という話もしてました。というか、話したのはほぼそれだけ。曲の解説はないの?
ブログにも書いていたし、今日は張り切っているんですね。


●メンバーと曲目
指揮:広上淳一
演奏:神奈川フィル

ピアノ:アブデル・ラハマン・エル=バシャ
ヴァイオリン:堀米ゆず子
チェロ:山崎伸子
オルガン:室住素子


ベートーヴェン/「コリオラン」序曲
ベートーヴェン/ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調作品56
サン=サーンス/交響曲第3番ハ短調作品78「オルガン付」


思ったより席が埋まっているのは、やはり有名曲だからでしょうか。
前来たのが、9月の現田さんのだったのでよけい対比が目立つ。
チューニングが終わって、甲高い笑い声が聞こえたと思ったら広上さんの登場。声響きすぎ。


1曲目から神奈川フィルの音が妙なことに気付く。
みんなやたら必死じゃない? 特に弦セクション。特に小宮さん。
迫力ある音を出そうとする意思がひしひしと伝わってきました。
広上さんがそういう方針なのでしょう。

曲は、「間」の途切れがいい感じで、ドラマチックな曲でした。「序曲」っぽい。
残響が案外サッとひくのも意識的にやっているのでしょう。


2曲目はソリスト3人登場の変わった編成。
チェロ出だしの1音目で感じたこと、「たしかにこの人、山本さんの師匠だ…。」
どう言えばいいか分からないけど、目指す方向性が同じ気がする。
古川展生さんとかのポピュラー系チェリストとは違う方向という意味で。

特に第3楽章の掛け合いが面白かったです。
3人もいると、あっち行ったりこっち行ったりで忙しい感はありましたが。


そして、ラストはサン=サーンス。やたら有名な曲らしいですが、聴いたことはありませんでした。
第2部、パイプオルガンが通奏低音を出している上で、弦がメロディーを奏でるところなんか不思議な曲想で面白いと思いました。
「サン=サーンスならではの教会風の楽想」とのこと。
他の楽器もけっこうバトン回しが多くて、退屈しませんでした。
第4楽章の盛り上がりは凄かった。オルガンとシンバルがガンガン鳴らされる。
テンポアップしてどうなるかと思ったら、最後の1音をグイーッと引っ張って終了。

広上さんの指揮は見てて本当に分かりやすい。どこの音が欲しいかがよく伝わってくる。
名物のジャンプもちゃんと見れました(笑)
某漫画の指揮者のモデルになるのもうなずけます。


終演後の拍手で、広上さんがオケを立たせようとしたのに、石田さんが笑顔で座ったまま→オケ全員が広上さんに拍手という場面も。
本当に、今回の演奏会は、指揮者広上淳一あってのものでしょう。
この人の指揮はいつも外れなしですね。



さて、今年の神奈川フィルはこれでおしまい。次は1月。
3月のシュナイト音楽堂シリーズが発売になりましたが、今から楽しみですね。シュナイトさんが「田園」!
メンバーの何人かはもう1回見る機会はあるんですけどね(^^)
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現田&佐藤しのぶのまさかの夫婦競演、石田さんのソロ、シンフォニックダンス。
神奈川フィルのファンとしては外せないソリストと曲目。
これだけ豪華なのに、無料で聴けるのが素晴らしいところ。
そのため、抽選の倍率が高くなってしまうんですが、何だかんだで当たったので行ってきました。

張り切って、券引き換えの40分前から並んだら、1F席の後ろの方になりました。
屋根が掛かってないし、音もよくて上々でしょう。

●今日のメンバーと曲目
演奏:神奈川フィル
指揮:現田茂夫
ソプラノ(☆):佐藤しのぶ
ヴァイオリン(★):石田泰尚

團伊玖磨/新祝典行進曲
ビゼー/「アルルの女」第2組曲より「パストラール・間奏曲・メヌエット・ファランドール」
プッチーニ/☆「ジャンニ・スキッキ」から「私のお父さん」
      ☆「トゥーランドット」から「氷のような姫君の心も」
       「マノン・レスコー」から第3幕間奏曲     
      ☆「蝶々婦人」から「ある晴れた日に」


バーンスタイン/序曲「キャンディード」
ベートーヴェン/★ロマンスNo.2
モンティ/★チャルダッシュ
バーンスタイン/「ウエストサイドストーリー」からシンフォニックダンス


團伊玖磨さんの曲で幕を開けたSHONAN DAN CONCERT 2007
ざっと見た感じ首席はほとんど揃っているようでした。

そして、これまた定番、湘南信金理事長の”短い話”という名の長話。
現田さんと佐藤しのぶさんが夫婦だと聞いて、会場にどよめきが。
私もしばらく知らなかったので人のことは言えませんが。
ところで、ソプラノの‘しずえさん’って誰ですか、理事長(笑) 

聴いた事あるメロディーがあふれる「アルルの女」
フルートがかなり頑張ってました。
でも誰がフルート首席だったんだろう? 私の席からではよく顔が見えませんでした。


そして、佐藤しのぶさんの登場。神奈川フィルでは異例のA級ソリスト。(たいがいマニアックな人しかこないからね)
水色地にキラキラした蝶々をあしらったドレスでした。
プッチーニonlyなので分かりやすい。
そして、佐藤しのぶさんは確かに上手い。
こういう人は、ソプラノ=キンキンして耳障り、にはならないんですね。
曲が終わった後、ブラボーおじさんがたくさんいてうるさかった…。

本人いわく、現田さんとの競演がなかったのは、子供が小さかったためだそうです。
あとは、貧しい国への寄付のお話を。

アンコールはシューベルトの「アヴェマリア」でした。



休憩を挟んで、神奈川フィルファンには本命の後半。

華々しいバーンスタインで幕を開け、注目の石田さんソロ。

「ロマンスNo.2」が素晴らしかった!!
まるで石田さんのためにあつらえたかのような曲ですね。
柔らかいヴァイオリンの音色が曲調にあまりにもピッタリでした。
1回この演奏を聴いてしまうと、他の人の演奏を受け付けなくなりそうです。
あれが決定版でいいんじゃないでしょうか? ねえ?

その代わり、「チャルダッシュ」がやや迫力不足になってしまうのは致し方ないところ。
以前間近で聴いた、大谷康子さんの凄まじいガンガン弾きの印象が強すぎるので…。

演奏後の石田&現田トークは…、まあいつもの通りですね。


そして、最後は「シンフォニックダンス」!
神奈川フィルでこの楽しい曲をやってくれるとは! と楽しみでした。
そういや、「題名」とかでポップスもよくやってるオケでしたね。

例の指パッチンの序章からスタートして、全曲区切りなしの通し。
金管がかなり活躍する曲ですが、終始倉田さんのトロンボーンだけが良く聴こえてました。さすがです。
静かな弦のメロディー部があるからこそ、派手な部分の対比が目立ちますね。

現田さんはもちろんノリノリ。
今年・来年の定期演奏会の曲はアメリカで攻めてきていることだし、この曲にはさぞかし力が入っていたことでしょう。
最後の曲だというのに思う存分振ってました。
ただ、「マンボ」で客席を向いて叫んでくれなかったのが残念。(たしか楽譜に指示が書いてあるんじゃなかったの?)
かなり期待して心待ちにしてたんですが。


最後は恒例の「花の街」合唱で終了。


わざわざはるか横須賀まで行ったかいがありました♪
最近、パトロンという言葉が浸透しつつありますが、今回のような銀行と地元オケという関係はまさにその好例ですね。
ひとえに湘南信金の理事長さまさまです。来年も続けてほしいですね。

当日学生券が出てたからふらっと渋谷に行ってきました。
曲目のせいか、指揮がチョン・ミョンフンなのに難なく券をゲット。


●メンバーと曲目
指揮:チョン・ミョンフン
演奏:東京フィルハーモニー
ピアノ:河村尚子

モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番
ブルックナー/交響曲第6番

会場:オーチャードホール


前から2列目だとオケとの距離が近い! 近すぎて音が頭の上を通過していく…。
9000円の席が1000円になったんだから文句は言いませんが(^^)
客層に外人が妙に多かった。


ピアノ協奏曲、モーツァルトらしく聴きやすい軽やかな曲でした。
もっとも、モーツァルトのピアノ協奏曲は同じような印象しか受けないんですけどね。
主題の繰り返しとか分かりやすいですね。

河村尚子さんは、強弱をかなりつけるタイプ。
丸い粒のような音を出すかと思えば、力強い音を出すところも。

アンコールもモーツァルト。「ピアノソナタK.485」と「トルコ行進曲」と2曲やってくれました。


2曲目はブルックナー。今まで聴いたことがございません。
とにかく派手でドラマチックでうるさかったという印象。
特に金管。後方の席にいたら、さぞかし音が刺さった事でしょう。
第2楽章はキレイなメロディーで雄大な曲想でやや異質でしたが、長すぎ。眠くなってきた。

19世紀の作曲家は派手好みなんでしょうか。
解説に書いてあったように、「ワーグナー派」のレッテルを貼られるのも納得。
私の趣味では、積極的に聴きにいく作曲家ではないですね。


あえて、少し違う傾向の演奏会に行ってみましたがこんなものでしょう。
しかし、オケと指揮者の印象が薄い…。チョン・ミョンフンさんが予想外に動かなかったし。
そういうコンビなのか?

(前回からの続き)
お次は一転クラシックです。
指揮者の井上道義さんの尽力による「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」
今の時代にあえて日比谷公会堂を使い、1ヶ月で全曲演奏してしまうという意欲的なプロジェクトということで、そっちの筋では話題になってますね。
学生が1500円という安い価格だったというのもかなり大きな要因。


銀座でジャズを聴いた後、テクテク10分ほど歩いて日比谷公会堂へ。
長蛇の列ができていてびっくり。入口が狭くて詰まってるみたいでした。
ピロシキとか、井上さんのお姿のポストカード(誰が買うんだ?) を眺めてから席へ。

発売初日に2Fの中央を確保。もちろん音重視です。
案外席は埋まってた。もっとガラガラかと思っていたけど。


●メンバーと曲目
演奏:サンクトペテルブルク交響楽団
指揮:井上道義

ショスタコーヴィチ/交響曲第5番
ショスタコーヴィチ/交響曲第6番


颯爽と井上さんが現れ、まずは5番。
いきなり違和感を感じる。
何かと思ったら残響がない!音がスッと引いていく。
これはこれで聴くには全然問題ないと思いますが、下手だとすぐにバレるね。(だから、日本の新しいホールは響きがやたらいいのか?)

弦がうねる第1楽章。やや早めでサクサク進む。
私にはフレーズがドラクエのダンジョン(塔)にしか聴こえないんですけど。だからそこまで違和感はなし。
以下、軽快な第2楽章、長くて眠くなってた第3楽章、ど派手な第4楽章と。

全体的に木管が大変そうでした。特にフルート。
何とかメロディーを吹いてるという感じでしたが、そもそもあんな難しそうなメロディーをちゃんと弾けるだけでもすごいのでしょう。
キンキンしたコンマスのソロも。
弦もパワーがあって良かったです。特に低音。
打楽器も頑張ってましたね。

そして、何と言っても指揮者井上道義!
指揮台の上で文字通り踊ってました。
跳ぶし、身振りはやたら大きいし、挙句の果てには太鼓を叩く動作も(笑)
見てるほうも分かりやすい。

家にバーンスタインのCDがあったので、復習として聴いてみると大分違いますね。特に第4楽章。
ドラマチックなバーンスタインとは対照的に、井上さんは割合淡々とした演奏だったように思います。
「純粋に音楽を楽しんで欲しい」というコンセプトだったためかもしれませんが。



休憩を挟んで、指揮者曰く「聴きやすい」6番。
えっ、これ同じ作曲家の作品なの?
「正しい」交響曲の形式による構成(ただし、第1楽章はない)
いきなり、ゆったりとした楽章からスタート。前半とは一転、安心感があるメロディー。
フルート首席が交代してました。そうとう出番が多いので、両方やるのはしんどいのでしょう。
演奏を聴く限り、後半の人の方が真の首席かなと思いましたが。

純粋にいい曲だと思いましたが、残念ながらあまり印象に残ってない・・・。


うがった見方をすれば切りがないショスタコーヴィチの曲ですが、予備知識がなくても問題なく楽しめました。
あまり演奏会では取り上げられない人ですが、面白いですね。
来た人はみんな大満足の演奏会でしょう。

音楽三昧の日曜日でした。

今日は音楽2本立てです。
銀座と日比谷の演奏会をはしごしてきました。
ジャズとクラシックを同じ日に聴こうという人もそういないでしょうね。
まずはジャズの方からどうぞ。


今年で3回目となる銀座のジャズフェス。
何が良いって、ライブが無料! そして、アーティスト陣が豪華だということに尽きるでしょう。
去年は学祭とカブっていたんですが、今年はこの時期フリー。
もちろんハガキが当たらなくてはいけないわけですが、ばらまいた結果その1つが当選したので行ってきました。

会場は博品館の隣のバーバリー9Fホール。
裏口からこそこそと入場。3列目を確保。かなり近い。


●メンバー
Warren Wolf(ヴィブラフォン)、鳥越啓介(ベース)、Tommy Campbell(ドラムス)


見ての通り、ピアノレスなトリオ。でも、違和感はありませんでした。
舞台が広く感じますね。

ヴィブラフォンの音がムーディーで銀座っぽいジャズに。
Warren Wolfさんのバチさばきが早過ぎて目に見えませんでした。
ピアノに比べると軽々しい音ではありますが、体力面では相当キツそう。
でもそんなことは表には出さず、余裕そうに弾いていました。

ベースの鳥越さん。
編成のためかかなり音が響いてました。
アドリブではギター弾きも。
ドラムの方を見て何度もニヤニヤしてました。

ドラムのTommy Campbellさんはかなりお茶目。
シンバルを擦ったり、体を叩き始めたり、頭にバチを乗せたり…。
でも、実力は確か。
ドラムのすぐ近くだったのにも関わらず、不快感を全く感じませんでした。これは珍しい事です。


3人とも“間”を重視するタイプを揃えたという感じでした。
演奏中も笑いが多くて仲が良さそう。

知らない外人でも日本に来ているからには上手いということを再認識。満足満足。
合計約80分でやや長めだったけど、あっという間。
そして、急ぎ足で日比谷へと向かったのでした。

(次に続く)

10月を振り返って

そろそろ3月の演奏会の発売日なので、今年度も終わりが見えてきた気がします。


しばらく振り返りを書くのを忘れてました…。

8~10月をまとめてどうぞ。


●8/22 多田誠司 the MOST
ノリノリな面とムーディーな面を併せ持つカルテット。

●8/29 安ヵ川大樹 Far East Jazz Ensemble
小回りのきく中編成。色々な形式の演奏で面白い。

●9/17 Prager Rundfunk Orchester
一生の思い出です!

●9/21 神奈川フィル第238回定期
ラフ3の難しさを再認識し、つぎはぎだらけの現代曲を聴いた演奏会。

●9/26 ディー・ダニエルズ&鈴木良雄トリオ
このボーカルにしてこのトリオというレベルの高い演奏。

●10/10 秋吉敏子ソロピアノ
ジャズのソロはクラシックより数段難しそう。

●10/17 チコ本田+ARAMAKI BAND
時代をタイムスリップ、日本ジャズ史の生き証人チコ本田さんの歌声が魂を震わせる。


さすがに記憶があやふやです。

11月で1番楽しみなのは、井上道義さんのショスタコーヴィチ交響曲シリーズat日比谷公会堂
けっこう話題になってますよね(一部で) 5番&6番を聴く予定。
月末は神奈川フィルの定期も待っています。

この2つに挟まれてジャズが何回か入る予定。
あと、当たって欲しいハガキがいくつかあるんですが、さてどうなるか。

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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