2009 / 01
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現田茂夫さんの常任指揮者としての最後の公演。
神奈川フィルを振ってはや14年(!)
常任としても既に9年目ということで、名実ともに神奈川フィルを育て上げた指揮者でしょう。

今回は全てアメリカの作曲家の曲という現田さんらしい選曲。


指揮:現田茂夫
演奏:神奈川フィル

ピアノ:小川典子

バーンスタイン/「キャンディード」序曲
ガーシュイン/ピアノ協奏曲へ調
コープランド/交響曲第3番


まずはポピュラーな「キャンディード」序曲。
日曜朝9時からの某音楽番組のテーマでおなじみですね。
金管が神奈川フィルとは思えぬほどの大迫力。
音で聴いてるだけだと賑やかな曲という印象ですが、実際に演奏してるところを見ながらだと大変そう。
指揮者が拍子のカウントを取るのも大変そうで、1曲目の序曲とはいえ軽く流すというわけにはいかない曲ですね。
コンマスは大阪からの助っ人長原幸太さんでした。

舞台にピアノが入ってきて、お次はガーシュウィン。
ピアノ協奏曲とはいっても、「ラプソディーインブルー」とは別物、マニアックな選曲です。
ガーシュウィンが“管弦楽法を習得して”作った曲とのこと。
クラシックとジャズが混在してる面白い曲でした。

小川典子さんの生き生きとしたピアノはこの曲に合ってる気がしました。
そしてこんなに合わせるのが難しそうな曲なのにぴったり合ってしまうのが現田さん。
ピアノが主役とはいえ、後ろのオケもかなり奮闘してました。
特にブルース調の第2楽章はオケの見せ場多し。むしろここはピアノの印象が薄い。
とりわけトランペット首席の中島さんによる長回しのソロは注目!
ブルース調の味わいある大ソロを堪能。首席のプライドと意気込みを感じました。


休憩挟んでラストのコープランド、名前自体馴染みがありません。
辛うじて吹奏楽の作曲家というイメージがあった程度です…。
金管が活躍して、案外聴きやすい曲でした。
第4楽章のファンファーレなんかはもう現田ワールド満載!
思いのたけを全身でオケにぶつけてました。
しかし演奏する方も聴く方も疲れる曲ですね~。

アンコールは「市民のためのファンファーレ」、やるとは正直予想外。
なんと金管セクションが立った!

終演後はロビーで“現田さん常任お疲れ様の会”で、飲み物と簡単なスピーチ。
完全に神奈川フィルと縁を切るというわけではなく、今後は名誉指揮者となってちょくちょく神奈川フィルにもやってきてくれるとのことです。

アメリカ作曲家特集の演奏会でしたが、3者3様を聴き比べられて面白い趣向だと思いました。
金融恐慌とか大統領選挙とかでタイムリーな時期でしたしね。。
これから神奈川フィルも「Change」していくわけですが、1つの時代が終わったと思うと名残惜しさも感じてしまいます。
終演後の「神奈川フィルを応援する会」の飲みは遅くまで続きました。

次の演奏会は、神奈川フィル黄金時代を作ったもう1人の功労者であるシュナイトさんの公演です。3月が待ち遠しい・・・。

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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


遅ればせながら08年の振り返りをしましょう。


1位:アルバン・ベルク弦楽四重奏団(5月24日神奈川県立音楽堂)

08年の一番は何と言ってもこれですね!
完璧なアンサンブルで、ベルクやベートーヴェンを聴かせていただきました。
世界の音を堪能したコンサート。


2位:神奈川フィルハーモニー管弦楽団245回定期演奏会(5月23日みなとみらいホール)

神奈川フィルで最も印象に残ってるのがこの演奏会です。
シュナイトさんの指揮で、曲目はブラームス:交響曲3番とヒンデミット:画家マチス。
最後に音が消えた後の静寂、そして感動は今でも鮮明に思い出せます。


3位:Z's (2月27日収録 NHK)

ジャズからはこのグループを。
井上陽介(ベース)、大坂昌彦(ドラムス)、多田誠司(サックス)、納谷嘉彦(ピアノ)のおじさんグループ。
肩の力を抜きながらも、行きの合ったレベルの高いセッションで楽しませてもらいました。


さて、09年はどんな1年になるのでしょう?



syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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