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21:30からのTVKのニュースで神奈川フィル特集を見てたら、


定期演奏会でのインタビューが映った!


落ち着きなく話す若者でした。


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神奈川フィル第253回定期

神奈川フィルも新シーズンが始まりました!
今回は金聖響さんの新常任指揮者就任披露公演。
期待と不安が入り混じる公演でしたが、まずはお手並みを拝見。

土曜日なので公開ゲネプロから参加。
以前のゲネプロと異なり席に若い女性が多かったです。
公演当日だというのに、「早い早い」などとオケにかなりダメ出しをしていたのが印象的でした。
リハーサルを3日間やっていたとはいえ、オケと意思疎通をするには短いとのことでした。

天気はザーザー降りの雨。
でも客席の入りはかなりのもの。
チケットは完売だったそうで期待の高さは伺えました。

公演前のプレトークでは関西弁で喋る喋る。
「力を入れている公演の時にはいつも雨が降るんですよね~。」とか、ピリオド奏法的なオケの配置についての話でした。
ステージ左から、1stヴァイオリン,チェロ,ヴィオラ,2ndヴァイオリンで、コントラバスはチェロの後ろという配置。
茶色で小さな変わったティンパニを使うんだな~、と思ってたら、バロックティンパニというものだそうで、常任就任に伴って楽団に購入してもらったとのことです。


●メンバーと曲目
指揮:金聖響
演奏:神奈川フィル

ハイドン/交響曲第101番ニ長調「時計」
ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調「英雄」


「時計」はいわゆる古典派の典型的な作品、「英雄」は古典派の枠をぶち壊した極めて革新的な作品。
でも意外なことに、初演は前者が1794年に対し、後者が1804年と10年しか変わらないんですよね。
就任披露公演にこの2曲を持ってきたということで、聖響さんのこれから神奈川フィルを変えていくぞ! という気概を感じました。


前半はハイドン。
何か違和感があるなと思ったら残響が少ない。
これがピリオド奏法ってやつなのでしょう。
余計な要素を極力排して楽譜に書かれた曲そのものに正面から向き合う、という印象を受けました。
こういうアプローチもあるんですね。

聖響さんの指揮はキビキビキッチリ。
けっこう細かく指示してました。

演奏はけっこう淡々。なんというか「正しい」演奏。
特に「時計」の名の由来となった第2楽章は“機械的に”規則正しいテンポを固辞していました。

フルートの山田さんが大活躍していたのが印象的。
第2楽章、第3楽章では妖精が飛び回るようなメロディーを堪能させていただきました。


休憩挟んで「英雄」へ。
どうしても以前聴いたシュナイトさんの「英雄」と比較してしまうんですが、全然違いました。
テンポが速い。どんどん前へ進む。
演奏時間は45分くらいだったようですが、むしろこの位が普通なのか?
なにしろ前が70分だったので。

第2楽章の葬送行進曲、何かくるとしたらここだろうと集中して聴いてましたが、淡々としてましたね。
感情をあまり込めないようにしている演奏なのかな。
逆に難しい気がします。

第3楽章中間部のホルン、頑張っていました。
ゲネプロの時も練習してましたし。
かなり難しそうなのに本番で決めるのはさすがです。

最後は余韻もほとんど残さずあっさり終わってしまいました。
あれっ? 終わっちゃったよ。というのが正直な感想。

アンコールは、ベートーヴェン/「プロメテウスの創造物」序曲。
「プロメテウス」は「英雄」の第4楽章とも関連がある曲ですしね。
肩の力が抜けて良く聴こえるのはアンコールの常なのでしょう。

ところで、昨年までは最後にコンマスだけがお辞儀をして解散してましたが、今回からは全員がお辞儀をするように。
聖響さんの提案だそうです。


公演後は金聖響さんを囲んでロビーで乾杯式。

とにかく人が多い!!

しばらく身動きが取れませんでした。
サイン会もしていましたが行列がすごいことに。

行列を眺めながら音楽談義をしていたら、TVKのカメラがやってきてインタビューをされてしまいました。
「昨年とはオケの響きが全然違いますよね。」
「聖響さんの常任就任でこれからオケがどう変わっていくのか楽しみです。」
という感じに無難な受け答えをしておきました。
帰宅して気がついた頃にはTVKニュースが終わっていたので、この映像が使われたかどうかは不明です。


終演後はいつも通り「神奈川フィルを勝手に応援する会」でビアホールへ。
今回は特別ゲストとして楽団員のIさんがやってきてくれました!
yurikamomeさんがエレベータ前で偶然出会ってお誘いしたとのことで。
演奏者としての視点からの面白い話も聞けて楽しい飲み会となりました。


今後の予定、
まずは5/16のシュナイト音楽堂、この定期の後にどうくるか。
マリア・ジョアン・ピリスも音楽堂だし。
6月の神奈川フィル定期もドビュッシーが気になるので行ってみようかと。
後は、学生当日券とか予定があえば突っ込むつもりです。

もう桜も散り始めてきました。
つい最近満開になってように思っていたんですがね。

大学も何かと慌ただしいことになっております。
なかなか長い本を読む気にもならず。

ということで、今回は途切れ途切れでも読める本を。


鈴木淳史著「クラシック悪魔の辞典」

悪魔の辞典

「私はひねくれた見方が大好きです。」

↑の文に同意できる人はこの本もお気に召すことでしょう。

見かけは音楽関係の用語解説の体裁をとっていますが、内容はかなりの斜め視線。
すぐに分かるネタもあれば、知識がある人にはクスリと笑えるものまでなかなか幅が広いです。

独断と偏見でピックアップしてみると、


学生席:もっとも熱心に音楽をきいてくれる人たちへの貴賓席、もしくはジャリタレのための砂場

来日公演:東洋の恵まれない人々のために高額な謝礼と引き換えに行われるボランティア

紋切用語:「安定感のある」→なんのアイディアも冒険も情熱もない。
     「人間味あふれる」→とことん下手クソな。
     「マニアの間で大人気」→オレは認めない。絶対に。

ジャズ:ベートーヴェンのピアノソナタ第三十二番第二楽章によって発明され、ヒンデミットやクシ

ェネックによって復興されたと言われるジャンル。


自分のお気に入りを探してみてください。

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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