2010 / 04
≪ 2010 / 03 - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 - 2010 / 05 ≫

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

20100423神奈川フィル定期

今年度のシーズンも幕を開けました。
テーマはマーラーということで、ひたすら演奏会で交響曲を取り上げるとのこと。
当然聖響さんも力が入っているわけで、天気は雨(笑) 非常に分かりやすいですね。

聖響さんの後期ロマン派については、先週のブラームス/交響曲第1番が案外良かったので、少し期待していました。

●曲目とメンバー
指揮:金聖響
演奏:神奈川フィル

コンマス:石田泰尚

メゾソプラノ:波多野睦美
女声合唱:神奈川フィル合唱団
児童合唱:小田原少年少女合唱隊

マーラー/交響曲第3番


演奏時間は約100分!ギネスにも載ったとか。

さすがにピリオドではなく、ティンパニーも普通。
弦もガンガンにヴィヴラードをかけた演奏でした。

・第1楽章
この楽章だけで演奏時間30分。とてつもなく長いです。
何といっても出だしの8本のホルンが一斉に鳴るファンファーレがカッコよかった!首席の森さんをはじめとして、皆さん素晴らしかったです。

この楽章は、ソロの部分が多く見せ場が多かったです。
コンマス、トロンボーン、クラリネット、オーボエ、トランペットなどなど…。
神奈川フィルの精鋭の演奏を存分に楽しませて頂きました。
特に印象に残ってるのは、倉田さんのトロンボーン。聖響さんと密接にアイコンタクトをとりながらソロを見事決めてました。
あと、トランペットでこれまでゲスト首席を務めていた三澤さんが今回から正式な首席になったとのこと。この人も上手かったですね。

雄大な音楽を堪能し、既にお腹いっぱい。ここで改めてチューニング。

・第2楽章
穏やかな楽章。
1stと2ndヴァイオリンの掛け合いなど、ライブで観るからこその発見もありました。

・第3楽章
3部形式で、中間部のトランペット(舞台裏)の長大なソロが見せ場。
本当に長くて、全部で5分以上あったんじゃないだろうか?
演奏者は中島さんでした。なぜか舞台上にいらっしゃらないと思っていたら、こんな大役を引き受けていたんですね。
独特の好きな音で中島さんだとはすぐ分かりましたが、難しい役に全力で挑戦している心意気が伝わってきました。
終演後の登場では当然の大拍手でした。

・第4楽章&第5楽章
独唱と合唱がある楽章。
白い塊がいっぱい出現したと思ったら、児童合唱でした。
メゾソプラノのさんは波多野さんはオケに囲まれた位置で独唱。
そのために歌声がオケに埋もれてしまうような気もするのですが、ああいうものらしいです。
そして、思ったより歌の部分って短いんですね。

・第6楽章
フィナーレへと向かう最終楽章。
弦楽合奏による美しい主題が何といっても神奈川フィル!
長丁場でかなり疲弊しているようにお見受けしましたが、それでもこの美音が出るのはこのオーケストラの底力でしょう。
弦を率いる石田さん、山本さん、柳瀬さん、小宮さん、米長さんのお力です。
徐々に音楽が高揚していき、フィナーレへ。



これまで聴いた聖響さんの演奏会で、一番良かったです!
良いオケと良いコンマスと名曲のそれぞれの力を、指揮者が引き出した演奏会でした。
座席は空きが目立ったものの、拍手とブラボーの大きさは通常の満員の時よりも遥かに大きかったです。
聖響さんについては、少なくともマーラーには期待してみてもいいかなと思いました。

今回の演奏会のCD出ないかな?
5回全部行くと、ライブCDがもらえるそうですが、中身は5月の「復活」だそうですし。

ホールを出て、毎度おなじみの「勝手に応援する会」へ。
神奈川フィルから首席チェリストの山本さんもいらっしゃり、久々に良い音楽を聴いた喜びで酒も進んで盛り上がりましたね~。
店が閉まってからもまだ飲み足りず、2次会も開催。
これこそが音楽の素晴らしい楽しみ方です(^^)

今後神奈川フィルで買ってるチケットは、聖響さんの「復活」と現田さんの「カルミナ」ですが、「復活」はいけるか怪しい状況です。
どちらにしても楽しみにできそうです。


PS:来年からは名古屋で働くことになりました。あちらの音楽情報についてもこれから提供よろしくお願いします。
スポンサーサイト

トヨタクラウン


今年も当選したトヨタ・クラウン・クラシックコンサートへ行ってきました。
10000人以上の応募があったとのこと。客席数は約2000ですから、ざっと5倍。
今年は聖響さんです。

●メンバーと曲目
指揮:金聖響
演奏:神奈川フィル

コンマス:石田泰尚

ヴァイオリン:鈴木舞

メンデルスゾーン/序曲「フィンガルの洞窟」
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
ブラームス/交響曲第1番


前半は最近音楽堂で取り上げているメンデルスゾーン。
鈴木舞さんは初めて演奏を聴く方でしたが、若々しい音でした。
神奈川フィルでは岡崎慶輔さんで聴いたのですが、だいぶ印象が違いました。

ただ、朝からスーツで動き回っていたので、ウトウトした場面も…。


後半はブラームスの交響曲第1番。
神奈川フィルでこの曲といえば、昨年3月のシュナイトさんの大々名演が記憶に新しいところです。
今回の選曲は、明らかに聖響さんの対抗意識の表れでしょう。
そういう経緯があったので全然期待していなかったのですが、ふたを開けてみるとけっこう良い演奏でした。

出だしのティンパニーから驚きの速さ!
そのままのドライブ感で最後まで突っ走っていました。
シュナイトさんの“深刻なブラームス”と対比するなら、聖響さんは“未来へ進むブラームス”といったイメージでしょうか。
1番目の交響曲だし、このような解釈もありかと思います。

ちなみに、意外なことにピリオド奏法ではなかったように見えました。ヴィブラードかけてたし。
そのためか、過去1年の演奏と比較すると空虚な印象は受けませんでした。
OEKでも録音してるし、得意曲なのかな? 変に力が入りすぎていない方がいいのかもしれません。
そういう意味では来週のマーラー定期は逆に心配ですけれど…。

第2楽章のコンマスソロはもちろん石田さんがすべて持っていきました!


さて、今回は良かったですが、来週のマーラー定期はどうなることやら。

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

03 | 2010/04 | 05
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。