2010 / 12
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今年もあと2日で終わりとなりました。
この1年も色々な演奏会へ足を運びました。
手帳を見返してみると、クラシック・ジャズetc…で42公演行ってました。

そんな中から、クラシックのベスト3を振り返ってみましょう。



●第3位:5/22東京交響楽団第578回サントリー定期演奏会
20100522東響「イタリアのハロルド」

指揮:ユベール・スダーン 
曲目:リスト/呪い、ピアノ協奏曲第2番(ピアノ:ミケーレ・カンパネッラ)
ベルリオーズ/交響曲「イタリアのハロルド」(ヴィオラ:青木篤子)

黄金コンビとして躍進を続けるスダーン&東響の名演。
今年はかなり追っかけたコンビで、この公演以外にも3回聴きに行っています。(ブル9、サマーミューザ、モーツァルトマチネ)

前半は、凄腕ピアニストであるミケーレ・カンパネッラ氏の完璧なテクニックを堪能。
後半は、ベルリオーズの珍しい曲を東響の誇るヴィオラ奏者である青木篤子の凛とした演奏と共に。
どちらか片方だけでも満足できる水準の演奏会でした。

3月にもこのコンビの公演があるらしいので、東京にいるうちに聴いておきたいと思ってます。


●第2位:4/23神奈川フィル第262回定期演奏会

20100423神奈川フィル定期

指揮:金聖響
曲目:マーラー/交響曲第3番

我らが神奈川フィルからは、今年度シーズンの幕を開けたこの公演を。
現田さんのカルミナブラーナや山本さん&柳瀬さんのドン・キホーテも推したいところですが、1つ選べと言われればこれでしょう。

聖響さんのマーラーって実際どうなの?という疑念の前評判とは裏腹に、オケの良さと曲の良さを共に十二分に引き出した名演。
100分という長丁場だったのにあっという間。
シーズン始めに今後の期待を高めてくれた演奏会でした。
5月の特別演奏会での第2番「復活」はCD化されましたが、個人的にはこの3番をCDにしてほしい!出たら買います!

2011年は聖響マーラーが3回立て続けです。もちろん楽しみ!



●第1位:2/14 3/30新国立劇場「ジークフリート」「神々の黄昏」
ジークフリート第1幕黄昏パンフ

指揮:ダン・エッティンガー
演出:キース・ウォーナー
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

ブリュンヒルデ:イレーネ・テオリン
ジークフリート:クリスティアン・フランツ
etc…


不動の第1位!
就活中だったのにも関わらず、無理やりスケジュールを空けてねじこんだ公演です。特に3月は。
もちろん行って良かった! 
壮大なワーグナーの曲からパワーを貰って4月の就活戦争を乗り越えられました!
何しろ、これまで面接が全然通過しなかったのに、この公演の後の4/1に気持ちを入れ替えて臨んだ最初の面接がトントン進み、その会社が就職先になってしまいました(^^)
音楽のチカラはすごい!
そういう意味でも思い出深い公演です。

キース・ウォーナーの独特な演出が印象的ですが、白眉は主役の歌手2人でしょう。
イレーネ・テオリンとクリスティアン・フランツがこの不思議な世界に確固たる基盤を築いていました。
ワーグナーの曲は家で聴いていると微妙でしたが、新国のようなオペラ劇場で聴くとしっくりしますね。これが本来の聴き方なんだ!と。

この頃は前日発売の学生Z席なるものがあってかなりありがたかったですね~。
あぁ良い時代だった。今は昔…。公演中の「トリスタンとイゾルデ」も行きたかったんですが。



それでは、ジャズの方も。
●JAZZ第1位:11/25渡辺香津美トリオ NHK SESSION2010 公開収録
20101125 jazzimpressionL


ギター:渡辺香津美、
ベース:井上陽介
ドラムス:則竹裕之

セットリスト: Route65、For on Six、エルドラド、遠州つばめ返し、Child is Born、Impressions

日本のトップ奏者が揃い踏み!
遥かなる高みのテクニックでやりたい放題。楽しいライブでした。



それでは良いお年を。来年も良い公演を聴けますように・・・。
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20101226神奈川フィル第九

もう今年も終わりですね。
私自身はこれが今年最後のコンサートです。

●メンバーと曲目
演奏:神奈川フィル
コンマス:石田泰尚

ソプラノ:市原愛
メゾソプラノ:鳥木弥生
テノール:村上敏明
バリトン:キュウ・ウォン・ハン

合唱:神奈川フィル合唱団

指揮:金聖響



昨年の第九が微妙だったので大して期待はしてなかったのですが…。
まあ、学生は1000円だから別に良いかなとチケット購入。来年は聴けるか分からないし。
どうでも良いですが、配られたプログラムが無内容でした。解説1ページ+和訳だけ。
もうちょっと解説やインタビューとか加えても良いのでは? まあ、この演奏なら…。

さて、聖響さんは9月の定期演奏会以来のご登場。
あの時は、ドンキホーテで山本裕康さんのソロのおかげで素晴らしい演奏会でしたね!
まあ、あれはあれでこれはこれで…。


昨年の演奏は“快活”でしたが、今回は“沈着”…にでもしようとしたのでしょうか。
やたらおとなしい。盛り上げない。安定飛行、ただし低空。
そして、どんどん前へ前へと焦るのではなく、1フレーズずつ確実に弾いていくという印象。
あちこちでむやみやたらに間があり、無音になる箇所がありました。
そのためか、速度は少し遅く感じましたね。時計を見る限り、実際には大して変わってなかったのですが。
ちなみに、今回の合唱団入場は第2楽章の後。昨年は第3楽章の後だったのになぜ?
特にこだわりはないのでしょう。

第4楽章で歌が入ったらさらに?に。
何かバランスが悪い。歌声が小さいのかオケの音がやたら聴こえる。ピッコロだけがやたらピーピー聴こえました。
出だしのバリトンのキュウ・ウォン・ハンは存在感があって良いと思ったんですが、その後はあまりぱっとしない。
合唱団も、音楽監督であられる近藤さんがずっと倒れているのが影響してるのでしょう。
でも12月の定期演奏会の時は合唱良かったんだけどな~。何が違うんでしょうね?

今回良かったのは、やはり第3楽章。
神奈川フィルでここは鉄板、ウットリしてました。
もっとも3階席はイビキも良く響いてましたが…。

スリーマティーニ外観



終演後は、いつもの「勝手に応援する会」で中華街へ。
台湾料理を堪能。小澤征爾さんの写真がたくさん貼ってありました。
あとは雰囲気の良いバーも!ウイスキーと音楽の話は良く合いますね。

さて、これからの神奈川フィルは1月・2月・3月と飽きるほどの聖響マーラーづくしです。
全てチケットを確保して、「復活」のCDをもらう気まんまんですが、さて肝心の演奏は??

20101211 ジョー・ラ・バーベラトリオ
●今日のメンバー
ドラムス:ジョー・ラ・バーベラ
ピアノ:ビル・カンリフ
ベース:マティアス・スベンソン

毎月第2土曜日に相鉄ジョイナスで行われるジャズライブ。
無料なのにも関わらず、そのクオリティの高さには定評があります。
予定が空いてたらできるだけ行くようにしてます。

その中でも、今回は特にレベルが高かった!スキがない!
リーダーのバーベラ氏が古きよき時代のジャズを彷彿とさせる安心感あるドラミングでトリオを引っ張ります。
「ビル・エヴァンストリオのドラマーとして有名」らしいです。経験値が高そう。

ピアノのカンリフ氏、高い演奏テクだけではなくアレンジも手掛けているとのこと。相当凝ってました。
例えば「Moanin」のメロディーが途中で転調してたし。
ベースのスベンソン氏は骨太の音で屋台骨を支えていました。

場所柄、雑踏の音がうるさいのですが、その音が耳に届かなくなるほど演奏に集中させられてしまいました。

20101203神奈川フィル定期演奏会

予定が立て込んでいたので、遅くなりましたが金曜のコンサート記事をアップしておきます。


今日は半年振りの現田さん&神奈川フィルの演奏会でした!
ちなみに、前回は県民ホールのカルミナブラーナ。

今回のテーマはフランス音楽。
最近の公演では、アメリカやロシアの曲ばかりだったのでかなり意外。えっ!レクイエムやるの?という。

まあ、何やかんやで現田さんの時にはいつも満足しているのですがね(^^)


●メンバーと曲目
指揮:現田茂夫
演奏:神奈川フィル

コンマス:石田泰尚

チェロ:遠藤真理

ソプラノ:幸田浩子
バリトン:山下浩司


團伊玖磨/管弦楽のための幻想曲「飛天繚乱」
サン=サーンス/チェロ協奏曲第1番
フォーレ/レクイエム


まずは現田さんがよく取り上げる團伊玖磨さんの曲から。
過去に聴いたことがあるのは、新祝典行進曲、管弦楽のための「夜」、管弦楽組曲「シルクロード」など。

現田さんらしく、盛り上がる華やかな曲。
場面がどんどん変わり、アジアっぽいものがあれば近代っぽいものもあり。
そして、何といっても山田さんのフルート!
天女が舞い降りたかのような素晴らしい演奏にうっとりしていました。

続いてチェロ協奏曲。期待の若手チェリスト遠藤真理さんのご登場。
フランス音楽を聴くと、ドイツ音楽にはないキラキラした色彩感で楽しい気分になります。
そんな雰囲気にピッタリのチェロでした。
もっとフランス音楽も聴かないと…。


後半はレクイエムへ。

合唱団がゾロゾロ入ってきて、弦楽の配置が前半と変わっていました。
指揮者の前にヴィオラ、左に1stヴァイオリン、右にチェロで、2ndはヴィオラの後ろへ。
やたらヴィオラを重視してる配置だな~と思っていたら、そもそも曲自体かなりヴィオラが活躍するんですね。
ヴァイオリンはかなり出番が少なく、第3曲のサンクトゥスまで演奏なし。CDでは分からなかったです。
首席の柳瀬さんが存在感バツグンでグイグイ引っ張っていました。さすがです。終演後に立たせても良いレベルだったのでは?

さて、現田さんは非常におとなしい指揮。
盛り上がる曲ではないので当たり前ですが、それにしても珍しい。
余計な物を出来る限り排除して、神奈川フィルの弦の音を活かしたシンプルな直球勝負という感じの演奏でした。
こういうことができるのも、長年常任指揮者としてこのオケと関わってきたからこそではないかと思います。

最後のイン・パラディスムでは、天界からのオルガンの調べと絡み合う合唱が心地よい。
極上の響きで、魂がフワフワと体から抜け出そうになってました。
聴いててポワ~ンとしてたのは私だけではないでしょう。
音楽のチカラってすごい!
曲の最後の1音が消え去った後も、しばらく席でボーッとしていたかったです。
もっとも、拍手をしなくてはいけないので現実に戻されたのですが。

宗教曲という枠を遥かに超える美しい演奏でした。
バッハのようなガチガチの宗教曲も良いですが、これはまた違った魅力がありますね!

終演後は、いつもの場所でおいしいビールで乾杯!
カタルシスを感じる曲ではなかったので、飲み会の間もじわじわと感動の余韻が続いていました。


さて、そろそろ今年も終わりですね。
神奈川フィルでは、あと県民ホールの第九を残すのみです。

シンギングツリー

写真はホールの前にあるシンギングツリー。
18時半に行ったらちょうど演奏をしていました。

今日は神奈川フィルの定期演奏会へ。
名誉指揮者であられる現田さんの公演でした。
えっ、フランス音楽なの?という第1印象でしたが、歌モノで感動させる腕前はさすが現田さんです。
チェロ協奏曲の遠藤真理さんも良かった。

そして、終演後の「勝手に応援する会」ではおいしい酒が飲めましたとさ(^^)
ビールがおいしい!

土日が旅行なので、詳しい記事はまた後日に書きます。

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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