2011 / 12
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このブログを見てくださっている皆様。
今年は大変お世話になりました m(_ _)m

そろそろ2011年も終わりということで、ここらで1年間のコンサートを振り返ってみたいと思います。
私自身の大きな変化は、何と言っても就職して4月に横浜から三重へ引っ越したことです。
東京に比べると名古屋はコンサートが少ないですし。
良い公演は結構あるんですが平日夜が多く、なかなか行けない社会人の悩みです。


さて、今年行った演奏会の回数は、

「全29回」

内訳はクラシックが28回、その他が1回。

という結果となりました。

なんとジャズが0回に…。このままではマズい!
いかに横浜&東京がジャズに恵まれていたことか!
来年は何としてもジャズライブに行かなくてはいけませんね。


さて、この中からベスト3公演を。


<第3位>

20111119名古屋フィル第385回定期

11/19(土)名古屋フィル第385回定期演奏会「愛の渇望」
指揮:ゴロー・ベルク、演奏:名古屋フィル、ヴァイオリン:アリーナ・イブラギモヴァ
曲目:
ムソルグスキー(ショスタコーヴィチ編):歌劇『ホヴァンシチーナ』前奏曲(モスクワ河の夜明け)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
コダーイ:組曲『ハーリ・ヤーノシュ』
バルトーク:バレエ『中国の不思議な役人(不思議なマンダリン)』

今年から聴き始めた名古屋フィル、“ヤング”の特権を活かして9回聴きに行きました。
その中からはこの公演を。
前半の驚異的なVnコンチェルト、後半のめくるめくハンガリーの世界。
充実度がずば抜けていました。

さて、常任が不在だったので、どうもイマイチつかみどころがないという印象だった名古屋フィル。
ですが、次期常任指揮者にマーティン・ブラビンス氏、次期コンマスに田野倉雅秋氏が決定しましたね!
これから両者が名古屋フィルをどのように進化させていくのか。期待しましょう!


<第2位>

20111204しらかわホール12人によるマーラー「第9」

12/4(日)しらかわホール 12人の奏者によるマーラー交響曲第9番
演奏:フルート&編曲:瀬尾和紀 他
曲目:マーラー交響曲第9番 ※12人の奏者のためのオリジナル室内楽版

室内楽の限界に挑戦し、ありえないことを実現させてしまった演奏会。
12人で演奏が成立していた不思議。
もう1度演奏聴きたいから、CD早く出してください!
こういう公演があると、名古屋の今後の音楽シーンにも期待が持てます(^^)

ちなみに、しらかわホールでは来年度のプレミアム・セレクトシリーズから学生席をヤング席(たしか29才以下だったかな?)に変更するそうで。
大半の人には関係ないでしょうが、私にはかなりありがたい!
世界の巨匠クラスの演奏を聴くのに10000円はキツイけど、半額の5000円なら何とかやりくりして行こうかなと。
来年から楽しみなシリーズです。


<第1位>

20110312神奈川フィル第270回定期


3/12(土)神奈川フィル第270回定期演奏会
指揮:金聖響、演奏:神奈川フィル
曲目:マーラー交響曲第6番「悲劇的」

ダントツです!

あの“3/11”の翌日に行われた演奏会。

しかも、曲は「悲劇的」

演奏会の中止が相次ぐ中、神奈川フィルはやる!という決断をしました。
オケがその意気なら行くしかない! と、みなとみらいへ聴きに行きました。
そんな外部要因も手伝い、それまでに経験したことがないほど感極まってしまった演奏会でした。
オケと観客があの時抱いていた思いが素晴らしい演奏会にさせたのでしょう。
録音があったとしてもあのホールの雰囲気は伝わらないと思います。

一生忘れない演奏会。



以上、振り返りは終わりましたが、実は今年はあと1公演残っております(^^)

12/31(土)~1/1(日)びわ湖ホールジルヴェスターコンサート

ぜひ行ってみたかったので、横浜には帰らず、ただ今大津のホテルでこの文章を書いております。
楽しみですね~。

ではみなさんよいお年を!
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20111223名古屋フィル 第九演奏会

これほどじっくりと腰を据えて充実した第九があったとは!
さすが名誉指揮者。アツモン氏、ただものではない。


●メンバーと曲目
指揮:モーシェ・アツモン
演奏:名古屋フィル

ソプラノ:大隅智佳子
メゾ・ソプラノ:手嶋眞佐子
テノール:大澤一彰
バス:戸山俊樹

合唱:愛知県合唱連盟

コンマス:植村太郎


ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」


さて、今回の会場は中京大学文化市民会館。
天下の第九なので座席はかなり埋まってました。
プログラムは第九のみ。ウォーミングアップの軽めの曲を入れる演奏会が多い中では珍しく直球勝負です。

アツモン氏は1931年生まれの80歳(!)とのことですが颯爽と登場。元気なことはいいことです。
演奏は老達らしく、あわてず、さわがず、おちついた演奏でありました。
聴かせどころはタップリと聴かせるということで、管楽器のソロパートは大変そうでした。
勢いがある第九ばかり聴いてましたが、こんな演奏もあるんですね。
もし、あの会場に初めて第九を聴く人がいたら、間違いなく寝てたことでしょう。
演奏時間は70~75分ぐらいだったから、テンポも遅めだったようです。

あと、特徴的だったのは、裏メロディーがやたら聴こえたこと。弦楽器の裏の管楽器とか。
音のバランスには一家言あるとお見受けしました。
第4楽章の合唱が入っても、オケの裏メロディーが聴こえたのは初めての体験。

華やかな第九ではないですが、聴き終えた後の充実感はこれまでで一番かも。


アツモン氏の演奏会はまた聴かねば!
次はいつ来るのかと調べたら、名フィル来年度シーズンでマーラーの3番を振るんですね。
これは今から期待!

20111204しらかわホール12人によるマーラー「第9」


マーラーの交響曲第9番を12人で弾く!?

マーラーの交響曲では最も好きな9番ですが、原曲では100人の奏者によって表現する「別れ、死」の雰囲気をたった12人で演奏するなんて!
そりゃ無茶だって。
そんなコンサートを聴くために、横浜から新幹線に乗り名古屋のしらかわホールへ。

今日の公演はしらかわホール主催で行っているマーラー没後100年記念プロジェクトのメイン公演。
三重に引っ越してくる前からチェックしてて、6月にチケットが一般発売されたら次の日に買ってしまったほど。
そのかいあって、かなり良い席で聴けました。
前日には、6人の奏者によるベートーヴェンの「英雄」なんてのもあって、予定がなかったらこっちも行きたかったところです。

客席はだいぶ空きが…。何しろマニア好みの公演ですからね。
その分客層のレベルは高そう。スコアを持参してる方も見かけましたし。


●メンバーと曲目
フルート&編曲:瀬尾和紀

指揮:中川賢一

ヴァイオリン:スヴェトリン・ルセフ/ニコラ・ドートリクール
ヴィオラ:馬渕昌子/小峰航一
チェロ:中木健二/ベルトラン・レイノー
コントラバス:市川雅典
ホルン:アントワンヌ・ドレイフュス
クラリネット:ニコラ・バルデイルー
ピアノ:ローラン・ヴァグシャル/上野真

マーラー:交響曲 第9番 ※12人の奏者のためのオリジナル室内楽版


12人の奏者と指揮者が壇上に登場。たったこれだけなのかと改めて思います。

第1楽章の2度下降する主題が奏でられると、驚いたのはその明晰な響き!
人数が多いとモヤモヤしたイメージでしたが、12人まで圧縮するとメロディーが浮かび上がってまっすぐ客席へ突き刺さります。
プログラムに記載されている「…交響曲を「室内楽曲」として演奏することは、音楽の持つ「骨格」を露わにしていくこと…」という文面に納得。
それぞれのパートが何をしていて、どういう風に絡んでいくのかが手に取るように分かりました。
2台のピアノが万能で、いろんな楽器のパートを一手に引き受けてるのが面白い。
弦楽も室内楽なので1人1人が違うことしてるし。ああ原曲のスコアが見たい!見比べたい!

12人で演奏することで原曲とはまた違った魅力を引き出していました。
これはこれで良い(^^)

演奏に魅入って、あっという間の1時間半。室内楽としては異例の長さでしょう。
ましてや今回の編曲では奏者に多大な負担がかかっていたでしょうから、本当にありがとうございました。
そして、編曲を手掛けてこんなすごいことを実現させてしまった瀬尾さんに惜しみ無い拍手を!
世界で初めての試みとのことですが、この1回ではなくまたどこかで演奏してほしいものです。


いや~。名古屋でこれほど意欲的な公演を聴けるとは思ってませんでした!
ラジオ収録をしていたそうなので放送日には忘れないようにしないと。その時はスコアを用意して見比べながら聴きたいものです。
今後も、東京ではなく名古屋でしか聴けない!という独自の演奏会をどんどん企画してほしいものですね!
私もできるだけ足を運ぶよう努力しますので。できれば公演は土日にしてくれるとうれしいですが。

9月定期以来の神奈川フィル!
また、はるばる三重から横浜まで来てしまいましたよ(^^)

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もうクリスマスも間近ですねー。
みなとみらいホール前には毎年恒例のシンギングツリー。まさか今年も見ることができるとは思ってませんでした。

しかし寒い!気温は5度前後だったとのこと。
コートを着てくるべきだったと後悔するほどの冷え込みでした。


●メンバーと曲目
指揮:広上淳一
演奏:神奈川フィル

ヴァイオリン:三浦文彰

ゲストコンマス:長原幸太


ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルザーク:交響曲第8番


問答無用の名曲が3曲並びました。
最近、どちらかというとマニアックな曲目の演奏会ばかり行っていたので新鮮です。
手堅いプログラムですが、当日券は結構出てた模様。
石田さんがご不在でゲストコンマスは長原さんでした。

この公演での1番の収穫は、三浦文彰君の演奏を聴けたことでしょう!
ハノーファーで優勝、出光音楽賞受賞、ということで注目はしてましたが、実演を聴いてみると予想以上!

どれほどかというと、
協奏曲が終わった後にオケから大きな拍手を贈られる、これだけなら良く見られる光景。
しかし、アンコールが終わった後にオケがざわついているというのは初めて見ました。
拍手をしながら横を向いて「すごい演奏だったな」とお互いに話している風で、プロから見ても相当すごい演奏だったということでしょう。

さて、弦で奏でられる雄大な主題から曲がスタート。
テンポが遅い気がしましたが、個人的には神奈川フィルの弦でこのメロディーを聴けただけでまずは満足。
ヴァイオリンはというと、意外とやわらかい音。悪くない。
カデンツァもサラサラと弾いてて技術力は間違いないのだけど、鬼気迫るというほどではなく。
それほど派手なタイプではないのかなという印象でした。
第2楽章は雰囲気にピッタリだったと思います。

そんな調子で最後まで行くのかと思ったら、第4楽章からはヒートアップ。
ヴァイオリンもオケもどんどん演奏が熱くなっていく!
ここまで大人しかったのは、最後の盛り上がりのための布石だったのか?

ブラボー!

アンコールは、パガニーニ:ネル・コル・ピウ、という曲。
超絶技巧満載で、左手がピチカートしながら右手がメロディーとか、とにかく1人で弾いてるとは思えない曲。どんな楽譜なのか見てみたいものですが、完璧に弾ききってました。
大曲の後なのにどこに余力があったの?
そりゃあオケもざわつくわけです。


ヴァイオリン協奏曲で盛り上がってしまったせいか、ドヴォルザークの8番の方は正直印象が薄いです…。
全体的に重めの演奏だった印象。特に第4楽章の最初とか。
うーん、こんな曲だっけ?
個人的には違和感ありであまり好みではない演奏でしたが…。
フルート首席の江川さんと、クラリネット首席の斉藤さんが活躍の場が多く、終演後に拍手を贈られていました。


終演後は毎度おなじみの「神奈川フィルを勝手に応援する会」へ。
いつもどおり閉店時間まで飲んで、おしゃべりを楽しんでました。
園あとは、野毛でベルギービールを堪能↓ ベルギービールの奥の深さの一端を知りました。

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さて、今年はそろそろ終わってしまいますが、もちろん神奈川フィルは来年も聴きに来ます!
5月の現田さんの回は絶対来るつもり。あとは11月の定期が狙いです。
さて、上手く東京出張が入らないか今から画策しておきますかね(^^)

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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