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20120129名古屋フィル定期第387回定期、尾高氏の「悲劇的」

3週連続名古屋フィルの2週目。今週はマーラーの「悲劇的」
神奈川フィルで昨年3/12に行われた"あの伝説の"演奏会で聴いて以来です。

●メンバーと曲目
指揮:尾高忠明
演奏:名古屋フィル

コンマス:後藤龍伸

マーラー:交響曲第6番「悲劇的」



尾高さんがマーラーを振るんだって!行かなきゃ!

同じことを考えた人は多かったようで、客席が(珍しく)3Fまでビッシリ埋まってました!
期待値の大きさが伺えるというものです。
マーラーということでオケはエキストラも加え大編成。名古屋フィルの総力戦です。
先週のシューベルトでは47人だったそうですが、今日のマーラーはなんと108人! 同じ「悲劇的」でもえらい違いです。
ビックリしたのは、ホルンセクションに東響のジョナサン・ハミル氏がいたこと!
この人メチャメチャ上手いのに、首席以外のエキストラで良く来てくれたな~。


オケの大海の中にポツンと指揮者が登場し、演奏が始まりました。
あまり起伏はつけずスッキリした演奏。しかし、ただ爽やかなわけではなく、深い裏付けを感じさせられました。

個人的には、マーラーの曲は展開がゴチャゴチャしてて、唐突に金管が鳴ったり、弦がメロディーを引き始めたりで聴いてて疲れる、というイメージ
しかし、今日の演奏は全然違う。
音のバランスに最新の注意を払うことで、自然な流れで曲が進行し、客席でゆったりと聴くことができました。
けっこう長い第1楽章があっという間に過ぎ去ってしまいました。

裏メロディーもよく聴こえ、この曲って意外とチェレスタ存在感あるな~、などの発見も。
並の指揮者なら力んでしまいそうですが、そこは練達の指揮者の深い知識と洞察に裏付けされた余裕があるからこそでしょう。

こういうマーラーもありだと思います。


第4楽章で最注目のハンマーはティンパニー奏者が持ち替えでした。昨夏に打楽器コンクールで入賞してた人かな?
ガツンと来るのに備えて身構えていましたが、思ったより音が小さくて拍子抜け。客席で起きずにずっと寝てた人もいたぐらい。
これが尾高さんのバランス感覚なんでしょうね。
個人的には、寝てた人が全員飛び起きるぐらい盛大にやってほしかったですが(笑)


最後の断末魔の叫びの後の静寂から、割れんばかりの大拍手に!
皆が大絶賛するのも納得の「悲劇的」でした!
さすがベテラン尾高さん!

さて、来週は飯守さんのワーグナーでございます。
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20120121名古屋フィル、ホーネック氏のシューベルト


3週連続名古屋フィルの1週目です。

コンサートの前に県美術館のポロック展へ。
新しい芸術を創り出そうとするエネルギーが絵からガンガン伝わってきました!
来週まで開催してたら名古屋フィルのコンサートと一緒に行けたんですが、1/22までだったんですよね…。上手くいかないものです

名言:「抽象絵画というものは、音楽を楽しむように味わえばいい」(ジャクソン・ポロック)

音楽も抽象絵画も好きな私にはうれしい名言です(^^)


●メンバーと曲目
指揮&ヴァイオリン:ライナー・ホーネック
演奏:名古屋フィル

コンマス:日比浩一

シューベルト:ヴァイオリンと弦楽のためのロンド
シューベルト:交響曲第3番
シューベルト[ウェーべルン編]:6つのドイツ舞曲
シューベルト:交響曲第4番「悲劇的」


しらかわホールは昨年のマーラープロジェクトに引き続き2度目ですが、ここで名古屋フィルを聴くのは初めて。
小さ目のホールなので、芸術劇場よりも楽団員の方々の動きがよく見えるのがいいですね。

さて、今回の曲目は良く知らない曲ばかり。知ってるのは辛うじて「悲劇的」ぐらいですかね。
シューベルトは「未完成」や「グレート」などの有名曲ぐらいしか実演を聴いたことがなかったので楽しみでした。


1曲目はホーネック氏がヴァイオリンを持参して小協奏曲。弾き振り!

優雅! 

弦楽だけのオケに合わせてクリアな美音を奏で、ホールにウィーンの風が吹いてきました。
こんなの簡単だよ、と思わせるぐらいサラっと弾いてるように見えたのはさすが世界クラス。
プロフィールによると「のびやかな歌心と清潔感溢れる弾きぶり」とだそうです。
"清潔感"というのは初めて見た形容ですが、今回の演奏を聴いて納得です。

ヴァイオリンを持って登場するのは1曲目だけかと思ったら、3曲目もそうでした。
あれ?日比さんの隣が空いてるな、と思ったら、ヴァイオリンを手におもむろにコンマス席へ!
今度はコンマス振りですか。やりたい放題でございます(^^)
体を大きく揺らしてガンガンオケをリードしてました。存在感が違います。

首席のソロも多く(もちろんコンマスも)聴いてて面白い曲でした。
メロディーが良いのはもちろんですが、元のピアノ曲からオケ曲に編曲したウェーベルンの手腕も発揮されています。


もちろん指揮者としても素晴らしい演奏でした。
メインの「悲劇的」は美しい旋律をオケから引き出していました。
ベートーヴェンの「運命」に影響を受けた作品とのことですが、演奏は深刻にはせず若々しい印象を受けました。まあ、19歳の時の作品ですからね。
アンサンブルが引き締まっているように感じたのは、世界的コンマスの指導があったのでしょうか。

聴いた後もじわじわと頭の中で音が流れ続けています。
ワーッと情熱的に高揚して大拍手という公演もそれはそれで良いですが、今回のようなじっくりとした演奏会も捨てがたい。
ホーネック氏は首席客演コンマスということで度々いらっしゃるそうなので、次の公演が楽しみです。


さて、来週は尾高さんの「悲劇的」、再来週は飯守さんのワーグナーと続きます。
芸術劇場にハンマーの音がどう響き渡ることか。

20111231びわ湖ジルヴェスター


●メンバーと曲目
指揮:クレメンス・シュルト
演奏:大阪交響楽団

ヴァイオリン:松田理奈
独唱・合唱:びわ湖ホール声楽アンサンブル

司会:桂 米團治


ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番

<休憩>

ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』より「愛の死」
レハール:『メリー・ウィドウ』より第一幕冒頭「いと貴き紳士淑女方」「唇は語らず」
レハール:『ほほえみの国』より「君はわが心のすべて」
J.シュトラウス:『こうもり』より「侯爵様、あなたのような御方は」「シャンパンの歌」
ワーグナー:『ワルキューレ』より「ワルキューレの騎行」

<年越しカウントダウン!!>

ワーグナー:『タンホイザー』より「騎士と貴族の合唱」
J.シュトラウス:『メリー・ウィドウ』より「女・女・女のマーチ」(指揮:桂 米團治)
ワーグナー:『ローエングリン』より「エルザの大聖堂への入場」

成田為三:浜辺の歌
J.シュトラウス:ラデツキー行進曲


<執筆中・・・>

あけましておめでとうございます。
今年もこのブログをよろしくお願いいたします。

先ほどまで観ていたヤンソンスのウィーンフィルニューイヤーコンサート。

面白かった!

1曲目からラデツキーのメロディーが流れてきたり、蒸気機関車の曲があったり、カルメンの無理やりダイジェスト曲があったり、指揮者が金槌たたき始めたり…。
ニューイヤーでまさかのチャイコフスキー選曲というのも驚きでした。
BGMにしてブログを書こうとしたのですが無理無理(^^)
昨日のコンサートの記事はまた後ほど。ということで、とりあえず今年行きたいコンサートの一覧をまとめておきました。
土日しかピックアップできないのがつらい・・・。

(2012/1/1更新)

◎チケット購入済
○たぶん行く(当日券含む)
△とりあえずチェック

◆名古屋フィル
○1/21(土)しらかわシリーズVol.18「シューベルト・ツィクルスⅡ」
○1/28(土)第387回「運命の一撃に死す」

[New!]◎2/4(土)JAF会員のための音楽会
→指揮は飯守泰次郎さん。ワーグナープログラム!

△3/10(土)第389回「愛する妻へ」
○6/16(土) 第392回「ある東欧の物語」

[New!]○7/7(土) 第393回「アーサー王の城」
→次期常任指揮者のブラビンス氏と新コンマスの田野倉氏の登場ということで、絶対行かなくてはいけない公演となりました!
チケット発売日は4/11(日)

○10/13(土) 第395回「おとぎの国の風景」
○2013/2/16(土) 第399回「マザー・グースの国から」

[New]○2013/3/30(土) 第400回「名フィル定期400回の物語」
→第九で登場したアツモン氏の演奏をまた聴きたい!マーラーの3番という大曲ですが、この指揮者なら期待できます。

[New!]◆しらかわプレミアム2012
→今年からJ席(29才以下)が新設とのこと。なんと半額!
外人演奏家は全然知らないので、とりあえず全員チェックを入れておきます。
まだ発表されてないけど、他の主催公演も対象になるのかな?

※土日公演のみピックアップ
△4/22(日) レ・ヴァン・フランセ
△5/13(日) イーヴォ・ポゴレリッチ
△6/2(土) グザヴィエ・ドゥ・メストレ&ラルテ・デル・モンド
△11/3(土・祝) ラデュ・ルプー
△2013/1/27(日) 樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ


◆その他
◎3/24(土)錦織健プロデュース「セビリアの理髪師」(三重県文化会館)
○5月ゴールデンウィーク「ラ・フォル・ジュルネ」(国際フォーラム)
○5/25(金)神奈川フィル 第281回定期演奏会(みなとみらいホール)
○7/15(日)名古屋マーラー音楽祭 第2部演奏会「千人の交響曲」 
△11/23(金・祝)神奈川フィル 第285回定期演奏会(みなとみらいホール)


syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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