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20130324及川浩治トリオBee兵庫公演


及川浩治トリオBee
クラシックのトリオなのにやたら盛り上がるという評判の3人組。
我らが神奈川フィルのコンマスである石田さんが参加していることでもおなじみ。
関西では知名度なさそうですが…。
オケでコンマスやってる姿をイメージできた人は何人いるのやら。

そして、兵庫芸文センターは2005年にデビューリサイタルを行ったBeeが生まれた場所だそうです!
そういうこともあってか兵庫公演がこのツアーの千秋楽。

雰囲気を知りたい方にはこんなページがあったんでどうぞ。
演奏映像もあります。今日の公演はこれより熱かった!
「Bee 3人からのメッセージ」


●メンバーと曲目
「及川浩治トリオBee」
ピアノ:及川浩治
ヴァイオリン:石田泰尚
チェロ:辻本玲


ピアソラ:アディオス・ノニーノ
ピアソラ:フガータ
ピアソラ:リベルタンゴ
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番
エルガー:愛の挨拶(辻本&及川)
ポンセ:エストレリータ(小さな星) (石田&及川)
ベートーヴェン:交響曲 第2番より第1楽章(ベートーヴェン自身によるピアノ・トリオ編曲版)

ブラームス:ピアノ三重奏曲 第3番より第1楽章
ショパン:チェロ・ソナタ op.65より第3楽章(辻本&及川)
マスネ:タイスの瞑想曲(石田&及川)
モーツァルト:ピアノ三重奏曲 K.502より 第2楽章
ヘンデル(ハルヴォルセン編曲):パッサカリア(石田&辻本)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第7番「大公」より第1楽章

※アンコール
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ピアソラ:リベルタンゴ


会場は大ホールが9割方埋まっているというなかなかの盛況振り。
皆さんお目当ては及川さんなのでしょう。
ロビーで石田さんのCDは売ってなかったし…。


リーダーの及川さんの演奏を聴くのは久し振り。
相変わらずエネルギッシュで暑苦し~い演奏でした(^^)
ピアノ三重奏曲が何曲かありましたが、普通はこんなにピアノが自己主張してないだろうなーとニヤニヤしながら聴いてました。
そっちの方が面白いし。
MCもやはり及川さんがガンガン引っ張ってました。

石田さんはもう神奈川フィルでコンマス&ソリストとして何回聴いたことか。
でも、今日のようなピアソラでの本気モードを見るのは初めてだったかも。
もちろん「タイスの瞑想曲」の美しさは絶品でした。
トークも結構及川さんから振られてロングトークしてました!
いつものマイペーストークで会場の笑いを誘ってました(^^)
演奏は雄弁なのにこのギャップが面白い。


辻本さんは初めて聴く方でしたが、押され気味に見えました。
「愛の挨拶」など落ち着いた音色でいい味出してましたが、いかんせんあとの2人のキャラが濃すぎです。
良かったのが石田さんとのデュオの「パッサカリア」
メロディーの掛け合いばかりで、合わせるのが難しそうな曲でしたが息がピッタリ!
変奏が進んでいくに従ってどんどんヒートアップしていって、さながらライブのよう。

ちなみに、前日に三宮のライブバーでデュオやってたらしい。行きゃ良かった。


アンコールは「ヴォカリーズ」と「リベルタンゴ」
特に「リベルタンゴ」がすごいことに。
1回目とはアレンジは違ってて、もうアドリブで超絶技巧だらけ。
演奏があまりにもヒートアップしてきて、ホールじゃなかったら「ウォー!!」と立ち上がってたでしょう。
これぞライブ!これぞBee!


最後に、来年度以降の予定は分からないというトークの中での石田さんの一言を。

「また戻ってきます!」

ぜひよろしくお願いします!
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20130317 兵庫芸文オケ「下野竜也のブルックナー9番」


公演チラシの第一声
「関西で“ブルックナー”と言えば、朝比奈隆が思い浮かびます」
こっちでブルックナーを振る方々にはかなりのプレッシャーですね。


さて、今回の2曲はどちらも“願い”や“祈り”を連想させる曲。
故郷を懐かしむ1曲目、荘厳な祈りの2曲目。
こういう内容の2曲を3月のこの時期にやるとは、下野さんの意図的な物を感じました。
特にコメントはなかったけど。

心が穏やかになった演奏会でした。
ポカポカ陽気も相まって眠くなる人が大量発生だったかと思われます(^^)


●メンバーと曲目
指揮:下野竜也
演奏:兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)

オーボエ:セリーヌ・モワネ


※ゲスト・トッププレイヤー&スペシャル・プレイヤー
コンマス:水島愛子、2ndVn:キー・トーマス・メルクル、Va:ユルゲン・ウェーバー、Vc:林裕、Cb:黒木岩寿
Cl:ジェレミー・レイノルズ、Hr:水野信行、Tp:ウーヴェ・コミシュケ、Tb:ギヨーム・コテ=デュムーラン

(黒木さんがいた!)


ヴォーン・ウィリアムズ:オーボエと弦楽のための協奏曲
ブルックナー:交響曲第9番


1曲目はヴォーン・ウィリアムズのコンチェルト。初めて聴く曲。

ソリストのモワネさんは白いドレスでご登場。スラッとしてるキレイな御方。
“美しきオーボエ奏者”という触れ込み、容姿だけでなくもちろん音も文字通り。

冒頭のオーボエ、耳に残るメロディー。
フワフワ不安定で優美な旋律をオーボエが奏でていきます。
冬が終わって春になってきた日の夕暮れという感じ。
心が落ち着きます。

伴奏は弦楽のみで、主役のオーボエをそっと支えます。
弦だけとはいえ、全合奏だけでなく数名のみでの室内楽っぽい場面もあって、観てて聴いてて面白かったです。

第3楽章は忙しく場面が入れ替わり立ち替わり。
といっても派手な技巧はあまりなく、途中でコラールっぽい荘厳な場面も。
最後は静かに消え入るように。

変な感想ですが、あまりにも穏やかすぎて逆に不気味な曲でした。
解説によると、驚くほど古典的で温故知新な曲らしいですが、地に足がついてなくて、幻想的で浮世離れしているというか。
ここはあの世?
作曲は戦時中の1944年、平和への強い思いが隠されているという解説に加えて、先週3.11の黙祷があったのも影響してるのかもしれません。


あっ、アンコールの曲名を見るの忘れてた!誰か書いてないかな。


2曲目はブルックナーの大曲!演奏に1時間以上かかってました。

私の期待通りの演奏でした!
下野さんらしく、明確なタクトでオケも導いてキッチリ丁寧なブルックナー。
何しろ、聴いててよく分からなくなってきたら、下野さんの指揮姿を追っていれば万事解決するんですから。
「ホルン行けー」「ヴァイオリンもっと!」という意思がすぐ分かって、どこに重点を置いて聴けば良いかがすごく分かりやすい。
観客の立場でもそう思うのだから、PACというアカデミー教育的なオケにはうってつけの指揮者でしょう。

ブルックナーは苦手な作曲家の1人なので、まずはこういう演奏から入って慣れていきたいところ。
長い長い曲なので、家で聴いてるとついゴロゴロ&眠くなってきますが、今日は眠気もなく全曲聴き通すことができました。
場面場面の転換構造もよく理解できたし。

と言いながら、一番印象に残っているのはラストの数分。
管楽器が持続音を鳴らしている中、弦楽器が足音を思わせる旋律を奏でる。そして静かに終わっていく…。
私には、色々大変なことがあったけど一歩一歩前に進んでいくしかないと決意して、最後に一筋の光が差し込んできた、という場面に感じました。
明日からも頑張るかな、という気持ちになりました。
全く、この後どうする気だったんでしょう。ブルックナーは。


終演後にホールから駅へ向かう時が暖かく、春の訪れを感じました。
もうすぐ来年度がスタート。
PACを始めとして、他のオケもどの公演に行こうかを楽しく検討中です(^^)

さて、来週はまた兵庫芸術センターで室内楽トリオ「Bee」です。

関西へ引っ越して早5ヶ月。
あっという間にこんなに時間が経ってしまって、新しい環境で自分は上手くやれてるんだろうか?と思うこの頃です。
音楽だけに限らず、とにかく足を動かしてアチコチ行ってはいるつもりなんですけど。

さて、こっちの演奏会の構図もだいたい見えてきたので、来年度の行きたいコンサートを書き連ねてみました。

やはり中核は兵庫芸文オケになりそうです。
チケット安いし、シーズン変わり目の9月からは良い席があれば定期会員もありだと思ってます。
他のオケもバラエティ豊かで、関西は面白そうです。
平日はほぼ無理なのが難点ですが、少なくとも1回ずつぐらいは聴きたいところ。
あちこちのホールにも行ってみたいし♪

あと、注目は神戸のJAZZ!
毎週金曜にNHKでライブ生放送してますが、兵庫にいるからにはやはり生音で聴かなくちゃ!


(2013年3月10日現在)
[◎:チケット購入済、○:たぶん行く、△:考え中]

<神奈川フィル>
○4/26(金)
指揮:金聖響
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」他

○2014年 1/25(土)
指揮:サッシャ・ゲッツェル ヴァイオリン:石田泰尚 チェロ:山本裕康
R.シュトラウス:「バラの騎士」組曲


<兵庫芸文オケ>
◎3/17(日)
指揮:下野竜也 オーボエ:セリーヌ・モワネ
ブルックナー:交響曲第9番 他

○6/15(土)or16(日)
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
メンデルスゾーン「イタリア」他

△9/21(土)or22(日) 
指揮:佐渡裕 アコーディオン:御喜美江
ブラームス:交響曲第4番 他

○10/12(土)or13(日)
指揮:クリスティアン・アルミンク、ヴァイオリン:ルノー・カプソン
ベルク:ヴァイオリン協奏曲、マーラー:交響曲 第6番「悲劇的」

△11/9(土)or10(日)
指揮:ギュンター・ピヒラー、ピアノ:菊池洋子
モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」他


<その他>
◎3/24(日) Bee
ピアノ:及川浩治、ヴァイオリン:石田泰尚、チェロ:辻本 玲

◎4/29(月・祝) 関西フィル
指揮:オーギュスタン・デュメイ、ピアノ:クン=ウー・パイク[白 建宇]
ブラームス:交響曲第4番 他

△5/6(祝) 関西フィル
指揮:飯守泰次郎、ピアノ:迫昭嘉
大澤壽人:ピアノ協奏曲第1番(世界初演)、ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクの名歌手」第1幕前奏曲 他

◎5/25(土) KOBE JAZZ FESTIVAL


△7/23(火) 大阪フィル
指揮:大植英次
ラヴェル:歌劇「子供と魔法」

△8/11(日) 京都市交響楽団
指揮:広上淳一
ドヴォルザーク:スターバト・マーテル

△10月のどこか 神戸JAZZ

△11/16(土) 大阪フィル
指揮:下野竜也
ブリテン:戦争レクイエム

△11/16(土) 関西フィル
指揮:オーギュスタン・デュメイ、ヴァイオリン:エステル・ユー
チャイコフスキー:交響曲第5番 他

△11/24(日) 京都市交響楽団
指揮:川瀬賢太郎、尺八:藤原道山、笙・篳篥:東儀秀樹

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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