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20170225 名古屋フィル第443回定期「川瀬×グリーン・エコー」

●メンバーと曲目
指揮:川瀬賢太郎
演奏:名古屋フィル

フルート:上野星矢
メゾ・ソプラノ:福原寿美枝
合唱:グリーン・エコー

コンマス:田野倉雅秋


ショスタコーヴィチ:交響詩『十月革命』
ハチャトゥリアン:フルート協奏曲(ヴァイオリン協奏曲の編曲)
プロコフィエフ:カンタータ『アレクサンドル・ネフスキー』


カワケン兄さんの意欲的なプログラム。
なぜこの曲目で完売なんだ!? という、メジャーとは思えないソ連時代の曲が並びます。
私はすべて初聴。
おそらくフルート協奏曲が人気曲なのでしょう。

私が来た理由は、カワケンさんのこの選曲がとんがっていること。
そして、5年弱前に名古屋フィルで聴いたカワケンさん&上野さんの「ハーメルン」がエキサイティングだったので、このコンビをまた聴きたかったことなのです。


1曲目はショスタコの『十月革命』
冒頭こそ不安な雰囲気ですが、どんどん熱くなっていき、フィナーレへ突っ走る情熱的でソ連っぽい真っ赤っ赤な曲。
トランペットとフルートが高らかに吹き鳴らし、弦が吹き荒れ、ティンパニーが咆哮する。
1曲目から全力全開で、まだあと2曲あるけど体力大丈夫?と心配してしまうぐらいの勢いでした。


2曲目は、上野さん登場でフルート協奏曲。
第1楽章と第3楽章は超絶技巧の嵐!
冒頭からリズミックなパッセージで駆け出します。
フルートからとめどなく音がポンポン飛んできて、聴いているこちらが息が苦しくなってきました。
上野さん自身が思う存分吹いて、カワケンさんがオケを導くという息ピッタリのコンビネーション。
やはりこのコンビは面白い!

一転、第2楽章は、草原の中の宿営地で夜まどろんでいるようなムーディーで民族調なメロディー。ドラクエで出てきそう。
この楽章は、原曲のヴァイオリンよりも、息遣いが聴こえるフルートの方が合っている気がします。
その分ごまかしがきかないので、実は派手な第1,3楽章より難しいんじゃないかと思います。
上野さんは終始情感豊かに表現していて隙が無くさすがの演奏でした。

アンコールはアイルランドの「ロンドンデリーの歌」、ご本人の編曲だそうです。


3曲目は、いよいよ『アレクサンドル・ネフスキー』
予習ではこんなに大迫力な曲だとは思わなかった!
100人超の合唱団が力強い歌声でホールを震わせる迫力といったらもう!
一番盛り上がる「氷上の激戦」では、色んなメロディーが錯綜するも、全体は破綻せず、それぞれの楽器が何をやっているのかも聴こえてきて、カワケンさんのバランス感覚がすごい。
感情が高まってきた場面で、時折見せるジャンプは、師匠の広上さん直伝か?

映画音楽として作曲されただけに、戦闘開始⇒激戦⇒終結みたいな感じでめまぐるしく場面が変わり、どんな映像が付いていたのか想像しながら聴くのも楽しかったです。

そして、戦いの後は福原寿美枝さんは「死せる野」で切々として心をつかむ歌声で魅せてくれました。

ショスタコーヴィチ、ハチャトゥリアン、プロコフィエフと三者三様のソ連プログラムで、まだまだクラシック音楽は広いと感じたコンサートでした。
カワケンさんと上野さんのコンビはまた聴いてみたいです。
ソ連の映画音楽も追ってみたくなりました。

次の名フィル定期へのカワケンさん登場は6月。
メインはショスタコ12番で今から楽しみ。これも十月革命がテーマ。
今日もらった公演チラシはしっかり保管しておきます。
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20170204 大野雄二トリオ@jazz inn LOVELY (1) 20170204 大野雄二トリオ@jazz inn LOVELY (2)

●メンバー
ピアノ:大野雄二
ベース:上村信
ドラムス:市原康

栄のJAZZ inn LOVELYで大野雄二さんのピアノトリオを聴いてきました!
これまで名古屋でジャズライブを聴いたことが無かったので、ようやく念願がかないました!

大野雄二さんは、私が初めて生でジャズを聴いた方ですが、最後にライブへ行ってからかなり間が空いていました。

初めて聴いたのは2002年。もう15年前のことです。
東京駅近くの丸ビルがオープンした頃にフリーライブをやってて、そこで聴いたのが初めて。
ここでジャズも面白そうだと思って、後に大学生になってからあちこちのジャズライブへ聴きに行くことになるわけです。

2回目は2007年2月にNHKの「セッション2007」というラジオ番組の公開録音で大野雄二&Lupintic Five。
トランペットやサックスも入ってのゴージャズサウンドでしたが、このブログを書き始める直前なので記事が無い…。
もっと最近かとおもってましたが、もう10年も前でした。


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jazz inn LOVELYの扉をくぐって席へ着くと、どんどん人が入ってきて店内が人でぎっしりに!
前売で整理番号をもらっていたからテーブル席に座れましたが、当日だと椅子だけや立ち見の人もいたようです。
ライブは2日間やるというのに、この混雑ぶりに大野雄二さんの人気のほどがうかがえます。
店内をどう写しても人の顔が写ってしまったので、ネット上の人がいない写真をお借りしてイメージを。
(http://plaza.rakuten.co.jp/ayashiratori/diary/201107210000/より。)


演奏は言うまでもなく大満足!
ベテランピアノトリオの熟練の息遣いとテクニックを堪能できました。

大野さんは御歳75才なのに若くて熱いピアノ!
バラードなどの落ち着いた曲でアダルトな雰囲気を醸し出す一方、派手な曲ではひじ打ちまで飛び出すほどの熱い熱い演奏!
作曲、編曲もされてるだけあって引き出しが多いでした。
そして、この音楽の方向性にピッタリ合わせるサポートのお2人。
ベースの上村さん、ドラムスの市原さんのベテランの業を魅せていただきました。


ラストは大野雄二さんの代表曲ルパン三世。
金管が鳴り響くイメージの曲ですが、今回はピアノトリオなので落ち着いてアダルトなアレンジでした。
アンコール「Memory of smile」、大野さんの有名な名曲らしいです。

大満足のライブでした!
店の雰囲気も良かったし、また聴きに行きたいものです。
他にも気になるライブハウスがあるし、今後も名古屋のジャズを調査していかねば!

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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