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2018 / 12
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2018年もそろそろ終わりなので、この1年で聴いた音楽の振り返りを。

近年あまりジャズを聴けていなかったので、今年は意識して多めに。
そして、何と言っても初めてのロックフェス!
サマーソニックで音楽の視野が一気に広がった年にもなりました。

●行った公演数
全29回(フェスは1日で1カウント)
 クラシック:16回(現代音楽もカウント)
 ジャズ:8回
 それ以外:5回(文楽、劇団四季もカウント)

●印象に残った公演ベスト3
カマシワシントン

<ジャズ>
①8/18 カマシ・ワシントン@幕張メッセ(サマーソニック)
②1/8 山中千尋トリオ@STAR★EYES
③11/3 大西順子トリオ@jazz inn LOVELY
⇒チック・コリアがベスト3に入らないぐらいの充実ぶり。

tokyo1803d_00048.jpg

<クラシック>
①1/27 平山素子(ダンス)×加藤訓子(パーカッション)『DOPE』@愛知県芸術劇場
②5/26 バーンスタイン生誕100周年記念演奏会@横浜みなとみらいホール
③9/8 名古屋フィル第460回定期~オーデン『不安の時代』~@日本特殊陶業市民会館
⇒①のスティーブ・ライヒの「ドラミング」によるコンテンポラリーダンスが鮮烈でした。

Clean bandit

<それ以外>
①8/17 クリーン・バンディット@幕張メッセ(ソニックマニア)
②8/18 マシュメロ@幕張メッセ(サマーソニック)
③9/17 →Pia-no-jaC← 10th Anniversary「→PJ← History」@Zepp Nagoya


●行ったコンサート一覧
18.12.24 名古屋フィル第64回市民会館名曲シリーズ~第九~
18.12.08 名古屋フィル第463回定期~メーテルランク『ペレアスとメリザンド』~
18.11.07 名画で読み解く音楽紀行@天白文化小劇場
18.11.04 岡崎ジャズストリート(2日目)
18.11.03 大西順子トリオ@jazz inn LOVELY
18.10.27 チック・コリア ソロピアノ@豊田市コンサートホール
18.10.21 四日市ジャズフェスティバル
18.10.13 名古屋フィル第491回定期~ゲーテ『ファウスト』~
18.09.23 ピアノトリオ 矢部達哉 山本裕康 諸田由里子@宗次ホール
18.09.17 →Pia-no-jaC← 10th Anniversary「→PJ← History」@Zepp Nagoya
18.09.09 ぎふ未来音楽展
18.09.08 名古屋フィル第460回定期~オーデン『不安の時代』~
18.08.18 サマーソニック東京1日目
18.08.17 ソニックマニア
18.07.14 名古屋フィル第459回定期~ボードレール『悪の華』×デュティユー~
18.07.01 プラハ放送交響楽団@四日市市文化会館
18.06.23 平賀マリカ withハクエイ・キム@八事日赤Jardin de bijoux
18.06.10 ジャコバン国際ピアノ音楽祭in岐阜@サラマンカホール
18.06.09 名古屋フィルしらかわシリーズ Vol.32 「ホーネックの喜遊曲」
18.06.02 劇団四季「リトルマーメイド」
18.05.26 バーンスタイン生誕100周年記念演奏会@横浜みなとみらいホール
18.04.30 鈴木良雄Bass Talk@jazz inn LOVELY
18.04.14 サラマンカ大学創立800周年記念コンサート「魅惑のスペイン」withカニサレス@サラマンカホール
18.03.21 文楽『曽根崎心中』三重公演
18.03.17 名古屋フィル第455回定期「小泉和裕の『悲愴』」
18.03.04 川嶋哲郎&後藤浩二@Jazz Spot Swing
18.02.18 藤村実穂子メゾソプラノリサイタル@サラマンカホール
18.01.27 平山素子(ダンス)×加藤訓子(パーカッション)『DOPE』@愛知県芸術劇場
18.01.08 山中千尋トリオ@STAR★EYES
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20181224 名古屋フィル「第九」

●メンバーと曲目
指揮:鈴木秀美
演奏:名古屋フィル

ソプラノ:中江早希
メゾ・ソプラノ:布施奈緒子
テノール:中嶋克彦
バス・バリトン:押見春喜

合唱:愛知県合唱連盟

コンマス:田野倉雅秋


鈴木秀美さんといえばバロック音楽。
バッハ・コレギウム・ジャパンやオーケストラ・リベラ・クラシカで活躍されている演奏家です。
それぞれまた聴きたいオケですが、名古屋だとなかなか聴く機会が無いんですよね…。

そんな経歴の秀美さんが、第九を振ったらどうなるかは非常に興味深く、楽しみな公演でした。
1年前に神奈川フィルで振る予定だったそうですが、その時は体調不良で降板…。
ネットで調べても過去にプロオケで第九を振った記録が出てこないし、もしかして初めて?



さて、第1楽章の出だしから「んん?」と違う雰囲気。
作曲当時の手法に近づけるピリオド奏法らしく、第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが両翼に座る対抗配置で、弦の残響や揺らぎはカット。
それだとつまらないかと思いきや、普通の第九に比べてかなり弦の音量を抑えている分、木管や金管の音がしっかり聴こえてきて面白かったです。
虚飾を剥ぎ取って、曲本来の構造を表出させ、新鮮な響きになった第九でした。
多数派の“ロマン派から遡った第九”ではなく、“バロックから連なる系譜の第九”というアプローチとでも呼べばいいんでしょうか。

カタルシスを求めて来た人は大いに不満な演奏でしょうが、私はすごく好み。
フィナーレも大抵は前のめりになって駆け出して盛り上がりにいきますが、秀美さんは淡々と歩みを進めていました。

管楽器の皆さんはいつもより大きなプレッシャーで大変だったことでしょう。
特にホルン隊、ブラボー!


これまで聴いたことが無い「第九」で面白かったです!
第九という聴き飽きた曲で新鮮さを感じる演奏に出会えるとは思っておらず、自分の音楽経験はまだまだだなと痛感しました。
この公演が今年のコンサート&ライブの聴き収めだったので、良い気分で新年を迎えることにします(^^)

20181208 名古屋フィル第463回定期『ペレアスとメリザンド』

●メンバーと曲目
指揮:小泉和裕
演奏:名古屋フィル

ピアノ:ゲルハルト・オピッツ

コンマス:田野倉雅秋


シューマン:ピアノ協奏曲
シェーンベルク:交響詩『ペレアスとメリザンド』


ついに改修工事が終わり、久々の芸文のコンサートホール!
やはり名古屋フィルはここがホームと感じがしますね。
私は、前回が2017年6月定期だったので、約1年半振りでした。
見た目ではどこが変わったのか良く分かりませんでしたが…。

芸文復帰回ということで小泉音楽監督が直々に登場。
前半も後半も暗譜という気合の入りっぷり!

前半はオピッツお爺ちゃんのシューマン。
バルコニー席から演奏するお姿をガッツリ拝見しながら。
肩の力が良い感じに抜けてて、暖かくてホッとする演奏はさすがヴェテラン。
ブラームスとベートーヴェンそれぞれの協奏曲でも聴いたことがあるピアニストですが、この方の音はシューマンが1番合っていると思いました。
室内楽でも聴きたい、好きなピアニストの1人です。

後半はシェーンベルクのペレアスとメリザンド。
約100人の奏者がズラッと並び、豊かな音の物語に浸ることができました。
切れ目が良く分からなくてつかみにくい曲ですが、事前に原作を読んでみたので、出会った場面で運命のメロディーが流れるとか、刺し殺す場面とかの場面を想像しながらというのも面白かったです。
原作は思わせぶりな描写ばかりで簡素なのに、ここまで濃厚な曲になってしてしまうのが、『浄夜』も作曲した初期のシェーンベルクなんですね。
とにかくロマン濃厚になりそうな曲ですが、小泉さんはドラマティックにしすぎずに明晰でキッチリした演奏でまとめていて好印象でした。これはアリ。


今回はオピッツさん目当てでバルコニー席にしたので、ホールの音の響きははっきりとは分かりませんでしたが、次回以降確認できればと思っています。

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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