2017 / 06
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神奈川フィル 第九


金聖響さんが神奈川フィル常任になってから初めての第九公演。

県民ホールがまさかの満席。
さすがスター指揮者の人気は違いますね。
集客という意味では、聖響さんの神奈川フィルへの貢献は素晴らしいものです。


●演奏と曲目
演奏:神奈川フィルハーモニー
コンマス:石田泰尚

指揮:金聖響

ソプラノ:森麻季
メゾソプラノ:押見朋子
テノール:佐野成宏
バリトン:黒田博
合唱:神奈川フィル合唱団


ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付き」


昨年までは合唱幻想曲との2本立てだったのに、今年は第九のみ。
自信があるんですね~。


第1楽章・第2楽章は快活なテンポで飛ばします
余計な虚飾や起伏をつけずに淡々と音を出す演奏。眠くなる。
どこからか聴こえるイビキの音が演奏とハーモニーを奏でていました。

ベートーヴェンの宇宙への関心と結びつけて、“原始宇宙から星が形成され太陽系が創られていく”という形容もされる両楽章ですが、今回の演奏ではこのダイナミックなイ

メージをあえて否定しようとしていると感じました。
それにしてはティンパニーがやたら目立っていましたけれど。
おそらくこれが聖響さんの言う「音の事実」、つまり楽譜に忠実な演奏なのでしょう、と思って聴いてました。
なにしろ、ベートーヴェンの交響曲で新書を出すほど思い入れがある方ですからね。

一方、緩徐楽章である第3楽章では予想外のテンポダウン。
無難な演奏になっていましたが、神奈川フィルの演奏が1番良かったのはここだと思います。
コンマスの石田さんも体を揺り動かし、終始オケをリードしていました。

第4楽章の前で歌手陣と合唱団がゾロゾロ入場。たいていは第3楽章の前に入場なので珍しい。
賛否両論あるでしょうが、個人的にはアリだと思います。
元々第1~3楽章と第4楽章は別の曲として構想されていたのに、無理やりくっつけてますからね。
第九から追い出された弦楽四重奏曲第15番第5楽章の主題はかなり好きなんですけど。

さて、第4楽章では歌が入り、ソリストを堪能。
特に、テノールの佐野さんは柔らかくて包容力があって魅力的な歌声でした。名実共に日本を代表するテノール歌手でしょう。
ソプラノの森麻季さんは、7月定期演奏会のモーツァルトのモテットで素晴らしい歌声を聴かせて頂きました。ただ、今回の第九だと少し埋もれてしまったのが残念。
神奈川フィル合唱団の方々も奮闘してました。素晴らしい歌声ありがとうございます。
オケでは、何といってもファゴット首席の石井さんの活躍が目立ちました。
第4楽章冒頭の、主題の裏で奏でられる有名なメロディーはもちろん、他の楽章でもオケを低音で支えていました。

テンポの緩急はあったものの、それほど盛り上がることはなく、ラストはけっこうあっさりとした幕切れでした。

演奏会は正味1時間で終了。あっという間で物足りなさが残る演奏会でした。


終演後は“勝手に応援する会”のメンバーで忘年会。
17時に始まったのに、気付いたら23時になっていました。

さて、今年の演奏会はこれにて終了。
来年の神奈川フィルも聖響さんの演奏会でスタート。ベートーヴェンのミサ・ソレムニスという大曲をどう聴かせてくれるのでしょうか。



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【第9】
こんばんは。
昨晩はお世話になりました。
終電の危ない乗継ぎでした。

それにしても思いが複雑な第9にございました。
ある意味では大胆な指揮者かもしれませんね。
ミサソレも快速でやるのでしょうか。
不安ばかりが先行してしまうのも気の毒ですが、神奈川フィルを愛するわれわれとしては見守る以外にないのでしょうねぇ。
【】
>yokochanさん
昨日はお疲れ様でした。

何とも煮え切らない第九でしたが、もう聖響さんの時はああいう演奏なのだと割り切って楽しむしかないようですね。
新鮮味があるのは事実ですし。

でも、1月のミサソレはまたアレコレ言いたくなる演奏会になるんでしょうね。
【一昨日は…】
一昨日はご一緒させていただきありがとうございました。演奏会のことは寝てしまったので何とも…(笑)。時折ティンパニーの轟音で現世に還った時に、聞こえてきた音楽はちょっと難しすぎました。
おかげでちょっとメインの飲み会が荒れてしまいましたが…。
ホント色々あった今年を象徴している一夜だったように思います。昨日は口直しにクレツキのベートーヴェン全集から第九を聞き、それから来月「行かない定演のプロである」ミサ・ソレムニスを聞きまくりました(笑)。
【先日はありがとうございました】
何とも言えない後味のコンサートでしたね。
いやいや、でもああいった感じで騒げたのもよかったのかもしれません。
音楽のことであそこまでというのはある意味幸福な気もします。
次回定期は微妙ですがもう少し見守ることにします。
【】
>Schweizer_Musik先生
「第九ってあんな音楽だっけ?」と家にあった適当なCDで思わず確認をしてしまいました。
正直、僕も演奏中は眠かったです。
あのティンパニーのお陰で昇天はしませんでしたが(笑)

>yurikamome122さん
酒の肴にできるという意味ではトップクラスでしたね。
話題にできるうちが華だとは思いますが、さて?

しかし、今から1年前は現田&シュナイト体制だったのだと思うと月日が流れるのは早いものです。
【】
こんばんは。一昨日はお世話になりました。

ある意味、第3楽章が誉めれるだけ、
というのも個性的な演奏だったと納得するのも手かも?

しかし、あの演奏を聴く限り、彼はなにがしたいのか、
まるっきり見えてきませんね。まさか、ノープラン?
その時代の演奏をしていれば譜を読み込んでいる、
なんて勘違いしていないことを祈る限り。

いや、しかし忘年会の料理は本当に美味しかったですね。
色々な意味で話も盛り上がりましたし。演奏以上に(笑)

ここで、命名。聖響クンを「神奈フィルの鳩山首相」と。
【】
>スリーパーさん
先日はお疲れ様でした。

政治でも音楽でも政権交代は難しいのでしょうね。
個性的なのは否定しませんが、支持率急落は避けてもらいたいものです。
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神奈川フィルハーモニー管弦楽団名曲シリーズ ベートーヴェン 第九 公演日:2009年12月26日(土) 開場:14:30 開演:15:00 会場:神奈川県民ホール 指揮:金聖響 ソプラノ:森麻季 メゾソプラノ:押見朋子 テノール:佐野成宏 バリトン:黒田博 神奈川フィル... ...

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Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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