2017 / 06
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金昌国退任演奏会
年度末に行われる東京藝術大学の退任記念演奏会。
3年前にクラリネットの村井祐児さんの演奏会に行ったのですが、それ以降ずっと逃していたので今回は忘れずにハガキを出して行ってきました。
今回はフルートの金昌国さん。あまり聴く機会のない楽器です。

●メンバーと曲目
フルート独奏:金昌国(◆)

指揮:竹澤栄祐(※)
ギター独奏:荘村清志(★)
ハープ独奏:篠崎史子(☆)

フルート演奏:たくさんの方々


[第1部 その藝大の生徒たち]
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080から(フルートオーケストラ)(◆指揮)
ヴィバルディ:フルート協奏曲 ニ長調「ごしきひわ」(フルートオーケストラ伴奏)(※)
ボワモルティエ:5本のフルートのための協奏曲 イ短調(フルート五重奏)
ベルトミュー:アルカディー(フルート四重奏)
木ノ脇道元:Quadripartito<四要素>(フルート三重奏)

レスピーギ:リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲より イタリアーナ シチリアーナ(フルート四重奏)
ドヴォルジャーク:スラブ舞曲 ハ短調 作品46-7(フルート四重奏)
尾高尚忠:フルート小協奏曲 作品30a(フルートオーケストラ伴奏)(※)
J.S.バッハ:トッカータとフーガ BWV565(フルートオーケストラ)(※)

[第2部 “独奏”金昌国]
シュタインヴォルケ:かっこう(◆&★デュオ)
イベール:間奏曲(◆&★デュオ)
[タレガ:アルハンブラの思い出(★ソロ)]・・・アンコール
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 K.299(◆、☆)
[南部牛追い歌(◆&☆デュオ)]・・・アンコール


1曲目はフルートオーケストラということで、フルート奏者ばかりなんと130人! まあ、よく集めたものです。
楽器も小さなピッコロから、U字型のバスフルート、4字型で人の背丈より高いコントラバスフルート、さらに大きいダブルコントラバスフルートという、普段まず見れないほどのたくさんの種類のフルートが一堂に会していました。
フルートだけで妙なバッハでした。

その後は、バロック×2曲と20世紀音楽×2曲が続きます。
印象的なのは、「木ノ脇道元:Quadripartito」
特殊奏法をガンガン使い、時には声を出したりする、バリバリの現代曲でした。
演奏は、作曲の木ノ脇道元さんご本人に加え、斉藤和志さん、古田土明歌さんの三重奏。
こんな大変そうな曲をやるだけのことはあって、特に実力派揃い。しかも古田さんは歌声も披露されてました。

休憩挟んで、次のブロックでは「尾高尚忠:フルート小協奏曲」が白眉でしょう。
フルートオケの伴奏で、ソリストは井出朋子さん、高木綾子さん、小池郁江さんのご三方が楽章ごとに分担。
解説に「東洋と西洋の見事な調和」とあるように、独特ながらも耳に残るメロディーが続く名曲だと思いました。

第2部でいよいよ金昌国さんのご登場。フルートを持った方々がぞろぞろ客席へ降りてきました。
まずはギターとのデュオで2曲。2人だけの世界が奏楽堂を包み込みます。
シンプルな編成は良いですね~。

そしてモーツァルトの協奏曲へ。指揮者はいなかったので、実質弾き振りみたいなものでしょう。
可憐な第2楽章はさすがヴェテランという余裕のある演奏。シンプルなメロディーだからこそ、音の間に熟練の技が光ります。
ハープも素晴らしい。
ただ、第3楽章ではお疲れだったのか、力を振り絞って演奏しているように見受けられました。
全曲では30分ぐらいでした。

アンコールは予想外の民謡。
フルートとハープが、尺八と筝みたいになってるアレンジでした。矢代秋雄さんの編曲とのことです。


終了は8時を大幅に回っての長丁場でした。
もうフルートはしばらくいいです(笑)

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syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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