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黄昏パンフ


2月に引き続きワーグナーのオペラへ行ってきました!
(前回の記事はこちら→http://andante215.blog97.fc2.com/blog-entry-144.html)

巷で話題のトーキョーリングも今日が最終日。
注目度は凄いようで、ブログ記事も多い! 
先ほどGoogleブログにおいて「ブリュンヒルデ 神々の黄昏」で検索したら72件ヒットしました。よく探せばもっとあることでしょう。


2月の「ジークフリート」は、歌手と演奏が素晴らしいだけではなく、演出が凝っているため演劇を観ているかのようで、大満足でした!
そのため、続編を聴きたいと思い、今回も虎視眈々とチケットを狙っていたところ予定が空いたので、前日にチケットぴあへ行って学生席を確保!
1500円でオペラが聴けるとはなんと素晴らしいシステムでしょう!
ちなみに、前回の席に比べて2つ中央寄りの席でした(^^)

オペラ聴くなら学生のうちに行くべきだよ♪ 

と、オペラファンの裾野が広がるよう、微力ながらこのブログで宣伝させていただきます。


今回の「神々の黄昏」は「ジークフリート」の時とほぼ同じメンバー。
特に注目は、ブリュンヒルデ役のイレーネ・テオリン。「ジークフリート」の出番は最後だけでしたが、素晴らしい歌声で強い印象を残してくれました。
そして、「黄昏」では実質主役です。期待せずにはいられないでしょう。

ちなみに、座席は平日でありながらも完売だったようです。座席も4Fまでビッチリ埋まっていました。

●曲目
ワーグナー/「神々の黄昏」
[上演時間 1幕 130分 休憩 45分 2幕 70分 休憩 45分 3幕 85分]
↑合計6時間15分!さすがにお尻が痛くなりました。

●メンバー
指揮:ダン・エッティンガー
演奏:東京フィル

演出:キース・ウォーナー 
装置・衣裳:デヴィッド・フィールディング
照明:ヴォルフガング・ゲッベル

◆歌手
ブリュンヒルデ:イレーネ・テオリン
ジークフリート:クリスティアン・フランツ
ハーゲン:ダニエル・スメギ
グンター:アレクサンダー・マルコ=ブルメスター
 [↑カーテンコールの順番を後ろから]

アルベリヒ:島村武男
グートルーネ:横山恵子
ヴァルトラウテ:カティア・リッティング

ヴォークリンデ:平井香織
ヴェルグンデ:池田香織
フロスヒルデ:大林智子
第一のノルン:竹本節子
第二のノルン:清水華澄
第三のノルン:緑川まり

合唱:新国立劇場合唱団


↓長~いあらすじ。読みたきゃ読んでください。

◆あらすじ(新国立劇場HPより)
【序幕】前奏曲に続いて幕が開く。三人の運命の女神(A,S,S)が綱を編むうちに、もつれて切れてしまう。運命から見捨てられたと嘆く彼女たちは、母エルダのもとへと降りてゆく。ジークフリート(T)とブリュンヒルデ(S)が現れ、夫は妻に指環を与えてから彼女の愛馬にまたがり、腕試しの旅に出かける。「ジークフリートのラインへの旅」の間奏曲が演奏される。
黄昏1

【第1幕】ライン河畔のギービヒ家。家長のグンター(Br)、妹グートルーネ(S)、グンターの異父弟で邪な男ハーゲン(B)の三人が勇士ジークフリートの噂を語る。そこにジークフリート本人がやってきて、自分の素性を打ち明ける。薬入りの飲み物を口にした彼は過去をすべて忘れ、目の前のグートルーネに惹かれる。グンターは彼に「火に包まれているブリュンヒルデを連れてきて、自分の妻に与えてくれるなら、妹を嫁にやろう」と告げる。二人は兄弟の盃をかわし、河を下る。ハーゲンはほくそ笑む。場面が変わり、ブリュンヒルデの前に姉妹のヴァルトラウテ(Ms)が現れて、「指環をラインの乙女たちに返してくれれば、神も世界も平和になる」と告げる。しかしブリュンヒルデはそれに応じない。その後、記憶を失くしたジークフリートが隠れ頭巾を身につけて現れ、グンターの願いどおり、ブリュンヒルデを連れ去るべく、彼女から指環を奪ってしまう。
黄昏5

【第2幕】前奏曲に続いてギービヒ家。ハーゲンの夢に実父アルベリヒ(B)が現れて、「指環を乙女たちに返すな」と告げて消える。朝になりジークフリートが戻る。彼がハーゲンとグートルーネに事の次第を語る。ハーゲンが角笛を吹いて家臣を集める。ブリュンヒルデを伴って現れたグンターは、「自分と彼女、妹とジークフリートの結婚式だ」と告げる。その言葉にブリュンヒルデは驚愕、ジークフリートの姿を認めて呆然とし、彼の指にある指環を目にして神々に復讐を誓う。怒りと絶望の中、彼女はハーゲンに「ジークフリートの急所が背中にある」と教えてしまう。婚礼を祝う行列が近づく。
黄昏10


【第3幕】前奏曲に続いて河畔の低地。ラインの乙女(S,S,A)たちがジークフリートに指環の恐ろしさを教えるが彼は理解しない。ハーゲンとグンターが現れる。ハーゲンはジークフリートの背中を槍で突き殺す。人々は英雄の死を悲しみ、遺骸を運ぶ。ギービヒ家ではグートルーネが夫の帰りを待つが、冷たくなった彼を目にして逆上する。ハーゲンは指環を要求し、グンターと争って彼を殺す。ブリュンヒルデが現れて、「あなた方全員が裏切ったジークフリートの妻が復讐に来た」と告げる。彼女は火葬の為の薪を用意させ、夫の遺骸から指環を抜き取り、燃え盛る炎を目指して愛馬に跨り突き進む。ライン河が炎に流れ込み、乙女たちは指環を取り戻し、ハーゲンは水中に引きずり込まれる。炎は天上をも包み込む。

黄昏14


◆感想
まずは何といっても、ブリュンヒルデ役のイレーネ・テオリンに拍手でしょう! 
序幕のジークフリートと歌うシーンから、第2幕の復讐を誓うシーン、そしてクライマックスの「ブリュンヒルデの自己犠牲」と縦横無尽の活躍。
圧倒的な迫力でありながら、耳障りにはならず、完全に引き込まれていました。

正直、ジークフリートの印象が霞んでしまいましたね。
もちろん、クリスティアン・フランツも素晴らしい歌手なのは言うまでもありませんが、今回はストーリー上致し方ないでしょう。
ただ、「葬送行進曲」のシーンは音楽とストーリーが相まって強烈な印象を与えてくれました。(↑の写真、第3幕)
あれはすごいですね。

余談ですが、3/31の朝日新聞夕刊にテオリンのインタビューが載っていました。
歌を始めたのは20代後半からで遅咲きだったとのこと。
それであれだけの声が出るのですからすごいものです。

テオリンは、来シーズンの「トリスタンとイゾルデ」にイゾルデ役でまた新国立劇場に来てくれるらしいので、そちらも要チェックですね♪


オケについては、とにかくホルンの方々お疲れ様です。
覚醒の動機や角笛の音で何度も目立つシーンがあり、ミスったら後でブロガーたちが文句を言うような状況で、気の休まる暇がなかったのではないかと推察されます。
最終日で慣れてきたこともあったのか、私としてはかなり良い感じだったと思います。

そして、ダン・エッティンガーの指揮は遅かったようですね。
聴いてる時はその特に違和感がなかったものの、家のCDで聴き直すともっと早かったです。
賛否両論あったようですが、別にあれはあれでいいのでは?


さて、演出についてはあちこちで深読みがされているようですね。

一番気になったのは全てが終わった後のシーン。
主要キャストが退場した後、現代の人々が和やかに飲んでるようなシーン、意味が全く分かりません!
どうも客席に向かって映写機をまわしていたようです。
「ラインの黄金」では映写機のシーンから始まったとのことなので、キース・ウォーナーが全体を通して何らかの意図をこめているのは間違いないのでしょう。


万雷の拍手がやみ、気がつくともう20時半。まったくもって贅沢な時間の使い方です。
やっぱり行ってよかった!(^^)/
来シーズンも注目公演が色々あるようなので、次はそちらを狙うことにしましょう。
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【たそがれ】
先般はどうもお世話様でした。
素晴らしい上演でしたね。
世界的にも高水準で、どこに出しても恥ずかしくない名舞台が出来上がりました。

学生券は、われわれ大人&オヤジからすると、極めて羨ましい限りですが、特権をどしどし行使してこれからもオペラもたくさん楽しんじゃってください。
オペラ上演はピンキリですが、出来るだけ高水準のものを多く観て、しかる後にあまたある上演を楽しむのがよいかと思います。
そうしてオペラ道にはまってゆく訳であります(笑)

リングは、一度メトなどのト書きに忠実な普通の演出を映像などでご覧になることもお薦めします。
ウォーナーがいかに凄いかそのうえでまたおわかりになるかと思います。

【】
>yokochanさん
返事遅れて申し訳ありません。

あれだけの素晴らしい公演を観ると、どんどんオペラを観たくなりますね(^^)
あと1年は、新国立劇場の学生席で修行したいと思ってます。
また、ご一緒できればぜひ!

ちなみに、ようつべでメトの映像を大量に発見したので、まずはそちらでじっくり比較してみます。
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syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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