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20111204しらかわホール12人によるマーラー「第9」


マーラーの交響曲第9番を12人で弾く!?

マーラーの交響曲では最も好きな9番ですが、原曲では100人の奏者によって表現する「別れ、死」の雰囲気をたった12人で演奏するなんて!
そりゃ無茶だって。
そんなコンサートを聴くために、横浜から新幹線に乗り名古屋のしらかわホールへ。

今日の公演はしらかわホール主催で行っているマーラー没後100年記念プロジェクトのメイン公演。
三重に引っ越してくる前からチェックしてて、6月にチケットが一般発売されたら次の日に買ってしまったほど。
そのかいあって、かなり良い席で聴けました。
前日には、6人の奏者によるベートーヴェンの「英雄」なんてのもあって、予定がなかったらこっちも行きたかったところです。

客席はだいぶ空きが…。何しろマニア好みの公演ですからね。
その分客層のレベルは高そう。スコアを持参してる方も見かけましたし。


●メンバーと曲目
フルート&編曲:瀬尾和紀

指揮:中川賢一

ヴァイオリン:スヴェトリン・ルセフ/ニコラ・ドートリクール
ヴィオラ:馬渕昌子/小峰航一
チェロ:中木健二/ベルトラン・レイノー
コントラバス:市川雅典
ホルン:アントワンヌ・ドレイフュス
クラリネット:ニコラ・バルデイルー
ピアノ:ローラン・ヴァグシャル/上野真

マーラー:交響曲 第9番 ※12人の奏者のためのオリジナル室内楽版


12人の奏者と指揮者が壇上に登場。たったこれだけなのかと改めて思います。

第1楽章の2度下降する主題が奏でられると、驚いたのはその明晰な響き!
人数が多いとモヤモヤしたイメージでしたが、12人まで圧縮するとメロディーが浮かび上がってまっすぐ客席へ突き刺さります。
プログラムに記載されている「…交響曲を「室内楽曲」として演奏することは、音楽の持つ「骨格」を露わにしていくこと…」という文面に納得。
それぞれのパートが何をしていて、どういう風に絡んでいくのかが手に取るように分かりました。
2台のピアノが万能で、いろんな楽器のパートを一手に引き受けてるのが面白い。
弦楽も室内楽なので1人1人が違うことしてるし。ああ原曲のスコアが見たい!見比べたい!

12人で演奏することで原曲とはまた違った魅力を引き出していました。
これはこれで良い(^^)

演奏に魅入って、あっという間の1時間半。室内楽としては異例の長さでしょう。
ましてや今回の編曲では奏者に多大な負担がかかっていたでしょうから、本当にありがとうございました。
そして、編曲を手掛けてこんなすごいことを実現させてしまった瀬尾さんに惜しみ無い拍手を!
世界で初めての試みとのことですが、この1回ではなくまたどこかで演奏してほしいものです。


いや~。名古屋でこれほど意欲的な公演を聴けるとは思ってませんでした!
ラジオ収録をしていたそうなので放送日には忘れないようにしないと。その時はスコアを用意して見比べながら聴きたいものです。
今後も、東京ではなく名古屋でしか聴けない!という独自の演奏会をどんどん企画してほしいものですね!
私もできるだけ足を運ぶよう努力しますので。できれば公演は土日にしてくれるとうれしいですが。
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syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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