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20120707名古屋フィル第393回定期「ブラビンス氏登場」

ブラビンス氏が次期常任決定後初登場!
得意分野のイギリスとロシアの20世紀作品を引っ提げてその手腕を余すことなく堪能。
田野倉さんのウォルトンは圧巻!オケを引っ張っていく実力を見せつけてくれました。


さて、7月は毎週末にコンサート予定があるという素晴らしい1カ月♪
名古屋フィル→マーラー音楽祭「千人」→山本裕康さんチェロリサイタル→四日市のN響、という予定です。

今日は名古屋フィルの定期演奏会、次期常任のブラビンス氏登場ということで今シーズン最注目の公演でしょう。



●メンバーと曲目
指揮:マーティン・ブラビンス(名フィル次期常任!)
演奏:名古屋フィル

ヴァイオリン:田野倉雅秋(名フィル新コンマス!)

コンマス:日比浩一


バックス:交響詩『ティンタジェル』
ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
ラフマニノフ:交響曲第3番



オケの配置がいつもと違う。名古屋フィルでは珍しい対抗配置でした。
1stVnと2ndVnが向かいあっていて、コントラバスが左側にいるというのは見慣れない光景です。

チューニング後にブラビンス氏がマイクを持って簡単な挨拶。
事務局の方が通訳なさっていました。

1曲目はティンタジェル、雄大な光景の中にそびえたつ城を描写した作品。
作曲者自身が「城と、広がる大西洋のイメージを呼び起こすように意図」したと言ってるように、
まさに今回の公演パンフの写真のような光景が音楽で目の前に!
こういう曲はやはり地元出身の演奏家が適任でしょう。
次期常任決定後の1曲目としては納得のチョイス。

日本でもこういう光景を描写した曲があるんですかね?調べてみたくなりました。


2曲目は田野倉さんによるウォルトンのヴァイオリンコンチェルト。

とにかく圧巻!

超絶技巧だらけの難曲。
特に第2楽章は人間技とは思えないすさまじい技巧の応酬。
初めてCDで聴いたときはどう弾いてるのか想像がつきませんでした。
さすがハイフェッツが委嘱した作品というだけはあります。
コンチェルトならもっと無難な曲が幾らでもあったのに、あえてこの曲を持ってくるとは!と誰もが思ったのではないでしょうか?

しかし、田野倉さんは素人目にはほぼノーミスの演奏。
特に、連続する高音部でも音が全くかすれてなかったのがすごい!
見た目はそれほど動きもなく淡々と弾いてるようでしたが、やってることはものすごい。暗譜だったし。
この曲はもっと派手ドラマティックな演奏をする奏者も多そうですが、私は田野倉さんの演奏の方が好感を持てます。

コンマス就任後の力量誇示としてはこの上なく素晴らしい演奏でした。
ブラボー!


3曲目はメインのラフマニノフの交響曲の3番。2番しか聴いたことなかったです。
安定感があってスケールが大きい演奏でした。
楽章が終わってもすぐに手を下さず、音が消えるまで待っていたのが印象的。



指揮、コンマス共にこれからの名古屋フィルに期待できる演奏会でした
ブラビンス氏は守備範囲が幅広く、20世紀音楽や新作初演にも意欲的ということで来シーズンのプログラムが楽しみ。
先日のインタビューでは一部発表されてて、地方オケとは思えないほどの豪華で盛りだくさんな1年になりそうです!
これは定期会員になるためのお金を確保しておかないといけませんね(^^)
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syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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