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20150612 関西フィル第266回定期「RVWの田園」

最近、大阪フィルばかり聴いていましたが、
5/16に「大阪4大オケの競演」のテレビ放映を観て、他のオケも足を運ばないとなと思った次第。
ということで、関西フィルの定期でシンフォニーホールへ。
以前デュメイ氏でやたら快速なブラームス4番を聴いたのみなので、今回はじっくりと聴こうと。


●メンバーと曲目
指揮:藤岡幸夫
演奏:関西フィル

ピアノ:横山幸雄
ソプラノ:岩下昌子

コンマス:岩谷裕之


ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
ヴォーン・ウィリアムズ:田園交響曲



お目当ては後半のヴォーン・ウィリアムズの「田園交響曲」
初めて生演奏を聴きましたが、ただただ美しく、哀しくて、静謐で、魂が浄化される曲で、ただ感嘆するのみ。
この世界にはこんな曲があるんですね…。

プレトークでのサッチーさんのトークによると、大好きな交響曲の2本の指に入るほどの思い入れのある曲だそうです。
(もう1つはシベリウス5番とのこと。こっちは想像通り。)
「初めて聴いた時は退屈だったが、年をとってくると良さが分かってきた」とのこと。

確かに家で予習してた時は第1楽章で眠りに落ちましたが、生演奏だと響きの美しさに呑まれて寝る暇はありませんでした。
色彩豊かで儚い第1楽章、素朴ながら胸に刺さる喇叭が響く第2楽章、過去を回顧するような踊りの音楽の第3楽章、全てを浄化する歌が響く第4楽章。
ほとんどスローテンポですが、それぞれ個性的な構成でした。

個人的にMVPはヴィオラの皆さん。
このセクションが充実してるか否かで「田園」の風景が描けるかが決めるでしょう。
首席の中島さんはソロが目白押し。
ヴィオラでしか表現できない温かみのある音をしっかりと響かせ、この曲の世界観をしっかりと支えていました。

第2楽章の白水さんのナチュラルトランペットと松田さんのナチュラルホルンのソロは、その奮闘振りが聴いてる側にも伝わってきました。
他の楽章では安定して吹ける実力者のお二人でも、ここは音は不安定に。
しかし、それも含めてこの曲の魅力なのでしょう。

終楽章のソプラノ岩下さんのヴォカリーズは、
曲に沿った真っ直ぐな歌声が、ホールの空気をビシッと引き締めていました。
さあ、明日へ向かっていこう!


大阪フィルとはまた違ったタイプのオケでした。
音楽監督がヴァイオリンの達人だからか、弦のアンサンブルがキレイ。
サッチーさんは、次は5番を取り上げたいと意気込んでいるので、その日を楽しみにしています。
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syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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