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20160521名古屋フィル第435回定期「ソヴィエト連邦の遺産」

●メンバーと曲目
指揮:ドミトリー・リス
演奏:名古屋フィル

ヴィオラ:アンドレア・ブルガー

ゲストコンマス:荒井英治


ショスタコーヴィチ:バレエ『黄金時代』組曲より「序奏」「ポルカ」「踊り」
シュニトケ:ヴィオラ協奏曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番


前半の注目はシュニトケのヴィオラ協奏曲。
休みなく人生を駆け抜けた後、死の間際でさびしく振り返ってこと切れるという、鬱の時に聴いてはいけなさそうな曲。
決して派手な曲ではなかったですが、寝る暇が無かった!(落ちている人も多数いましたが…)
とにかく独奏ヴィオラが難しそうで、その緊張感が聴いている側にも伝わってきたからです。
ヴァイオリンと同じフレーズを弾くだけでも一苦労らしいのに、この曲は弦を弾いたり、音が上下に飛んだりととにかく難しそう。
しかも、最後までさまよいながら結局息絶えるというのが見せ場なので、勢いでごまかすこともできない。
こんな難曲を見事に弾ききったブルガーさんにブラボーです!!
[※フライング拍手が無ければ最高でした]

オケも面白くて、弦の半分弱を占めるヴァイオリンが全員いない!
そして、空いたスペースには、チェンバロとピアノとチェレスタとハープが鎮座。
舞台転換でスタッフさんが8人ぐらいわらわら出てきてました。
異様な舞台光景でしたが、独奏ヴィオラの音を邪魔させない狙いのようです。
また、ピアノやチェレスタ等を使うのはシュニトケの十八番らしいですが、音が重なって幻想的になるのも初めて聴くパターンで面白かったです。


後半はショスタコーヴィチの交響曲6番。
リスさんの感情豊かな指揮と、荒井さんの全身からほとばしる熱意がオケをグイグイ引っ張って名演を作り上げていました。
第1楽章は、弦が冷え冷えキレキレな仕上がり。
その中に立ち昇る富久田さんのフルートソロがブラボーでした!

第2楽章、第3楽章は一転してあっけらかんと明るくなりイケイケギャロップへ。
分かっていても、実演奏を聴くとあまりの落差にポカーン。
勢いが止まることなく一気にフィナーレまで駆け抜けていきました。


名古屋フィルのショスタコが良いことが分かった演奏会でした。
古典派やロマン派も否定しませんが、20世紀音楽はやはり面白い!
さあ6月も名フィルでショスタコーヴィチです!
カワケン兄さんの縁で、私がずっと応援している神奈川フィルとのジョイントコンサート。
月曜日なのがネックですが、無理してでも行きます!
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syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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