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ばらの騎士パンフ1

ばらの騎士パンフ2


オケや室内楽だけじゃなく、たまにはオペラを聴きたい!
昨年は「魔笛」でしたが、今年は「ばらの騎士」に。
今年度の東海でのクラシック公演で1番楽しみにしていました!
「組曲」は実演(ゲッツェルさん&神奈川フィル)で名演を聴いてて、オペラもずっと気になっていたので、ようやく実現しました。

予習は音楽は敢えてほとんど聴かず、背景はおさえておこうと本でしっかり。
岡田暁生さんの本は3冊読んでましたが、博士論文が「ばらの騎士」だったとは知りませんでした。
images.jpg


●メンバーと曲目
指揮:ラルフ・ワイケルト
演出:リチャード・ジョーンズ

元帥夫人:森谷真理
オックス男爵:大塚博章
オクタヴィアン:澤村翔子
ファーニナル: 清水勇磨
ゾフィー: 山口清子
他多数

合唱:二期会合唱団
オーケストラ:名古屋フィル



全3幕の長丁場ながら、色彩豊かで、優雅で、コミカルだったり、メランコリックだったりとあっという間でした!
細々した展開のドラマを、R.シュトラウスの音楽がとにかく雄弁に包み込む。
すっかり夢見心地に。


※予習本の岡田暁生『オペラの終焉』より引用。
「ジングシュピール風の素朴なメルヘンあり、オペラ・ブッファのしゃれた笑いあり、ワーグナー楽劇の圧倒的な響きの官能あり、ヨハン・シュトラウス顔負けのワルツの大サービスあり、イタリア風カンタービレあり、オペレッタお得意の感傷とロマンあり。
…「オペラ」というものの一番おいしいところだけを集めて作ったのがこの作品なのである」(P263)

これだけの要素が詰め込まれていたら、そりゃ飽きずにあっという間に終わりまで聴き入ってしまいますね

まず何より、名古屋フィルの皆さんが本当にお疲れ様です。
長丁場にも関わらず最後までしっかりしていたのがさすがです。体力が無いオケだと最後ヘタってくるので…。
特にホルンが大活躍!
オクタヴィアンのテーマとか出番多すぎ。首席の安土さんをはじめとしてブラボーです。


歌手陣では、元帥夫人の森谷さんとオックスの大塚さん!
さすがの存在感のお2人。

森谷さんは昨年の「魔笛」でのパミーナでこの人は何者だとチェック、夜の女王より存在感があったような。
そんなお方の元帥夫人が気になったので日曜公演を選択。
パミーナの時は娘の役でしたが、個人的には今回の気品あふれる元帥夫人の役の方が合ってる気がしました。
このオペラの“貴”と“俗”の“貴”を見せつける大役ですが、堂々と演じ切っていました。
最後の有名な三重唱でもしっかり声が聴こえて、文字通りセンターを張ってました。この場面は思わず背筋をピンとして聴き入ってしまいました。

大塚さんはたぶん今回初めて歌声を聴きましたが、落ち着く声で良かったです。
“俗”担当の影の主役で、しかも男声は実質1人だけなのでここが崩れるとどうしようもないのですが、しっかり屋台骨を支えていました。
二期会のblogでご本人いわく「このオックスはバスの役の中で、世界一難しい役だと思いました。ドイツ語の言葉は多いし音符も多い。そして早いし歌いっぱなし。音域も3オクターブ近く使う」だそうです。
[http://www.nikikai21.net/blog/2017/04/7_11.html]
歌だけでなくコミカルな演技もステキでした。
「ラララ~♪ラララ~♪」

そして、ポップな舞台がオシャレ!
デザインがいいし、照明の色がどんどん変わって登場人物の心理の変化が反映されるのも面白かった。
いつも美術鑑賞で使っている単眼鏡が大いに役に立ちました(^^)

ただ、客席に空席が目立ったのが残念…。
終演時の元帥夫人とオックス男爵への拍手の音量が寂しかったです。
キャスト違いとはいえ2日連続だったためでしょうが、もったいない話です。

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syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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