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20190224 雅楽 東京楽所@東海市芸術劇場

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●メンバーと曲目
演奏:東京楽所

[第1部:管絃]
平調音取
越天楽
陪臚

[第2部:舞楽]
蘭陵王[左舞・面舞]
仁和楽[右舞・四人舞]


今回が初めての雅楽鑑賞でした。
雅楽は、音楽の授業での越天楽と、神社で通りがかりに聴いたぐらいです。
今日の曲目は詳しい方によると定番曲ばかりとのこと。

今年度のテーマ読書で源氏物語を読み進めているんですが、雅楽が登場する場面が多いので、これは生演奏を聴く良い機会だと思ったのが動機です。
1/20の東京小金井公演は、まさに源氏物語プログラムだったそうですね。


演奏に先立ち、プロデューサーの野原さんの解説。
予習本を一冊読んだとはいえ、こういう丁寧な解説があると初心者にはありがたいです。
その後には、東京楽所代表の多さんによる楽器紹介(音出し有)。奏者いじりの場面も(笑)


第1部は楽器のみの管絃(×弦)から。
昼下がりなので、どうせ途中で寝てしまうだろうと覚悟していましたが、全然退屈せず。
意外とスッと身体に入ってくる音色で心地よい演奏でした。
「越天楽」は聴き馴染みがある篳篥がたゆたう旋律。
今日は平調でしたが、黄鐘調、盤渉調という別バージョンもあるらしいので気になります。

↓youtubeより「越天楽」


「陪臚」はまた違う雰囲気に。
音色は同じでも、変拍子なのでドライブ感(?)がありました。


実演だと笙の存在感が思っていたよりもあったのが印象的でした。
吹き続け&吸い続けをすることで本当に音が途切れない!
強弱を付けたり、音替え(手移り)をしながら、全体のムードを支えているのが良く分かりました。
そして、昨年9月に聴いた宮田まゆみさんの現代曲はかなり変わった吹き方だったのが改めて分かりました。

全然違う分野ですが、スティーヴ・ライヒの「18人の音楽家のための音楽」冒頭の"パルス"の宇宙的な響きと共通するものを感じました。
偶然ですがどちらも和音が11種類だし。
ライヒが雅楽を聴いたなんていう情報は何もありませんけどね。


第2部は舞楽。
再び丁寧な解説から。相撲と雅楽の関係なども。

「蘭陵王」は平安時代から現代に至るまで1番人気の曲だとか。
東南アジアンテイストな衣装で舞台を動き回って見栄えがある曲でした。跳ねるし。
雅楽の中でも派手な曲らしいです。
同じ日本の舞でも能楽とは全然違うのが面白い。
一方、「仁和楽」は4人で同じ型を踊る曲で、厳かな感じでした。

管絃の皆さんも衣装替えして華やかに!
あぁ、単眼鏡を持ってこなかったのが悔やまれる…。
後から調べたら、源氏物語の「御法」で病床の紫の上と対比させるようにチラッと出てきていた曲らしいです。

違う団体ですが「蘭陵王」はこんな曲。



日本の音楽でありながら全然知らなかった世界でした。
今後は、熱田神宮の雅楽などを意識してチェックしてみるとしますか。

※予習本メモ
『図説 雅楽入門事典』:詳しくて分かりやすかったです
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syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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