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「日本が誇る世界的ピアニスト」である秋吉敏子。
ジャズ界では圧倒的な大物で、1999年に日本人で初の「世界JAZZの殿堂入り」したとのこと。
なんと77歳(!) でありながらバリバリの現役で、最近でもCDがHMVの試聴コーナーに置いてあるくらいの精力的な活動をしている方です。

ぜひ一度演奏を聴いてみたいと思い、ハガキを出したら当選。
会場が「杜のホールはしもと」というやや不便なところでしたが、交通費を出しても惜しくないと横浜線に揺られてはるばる出かけてきました。
席は右後ろでしたが、私の前はガラガラ。と思ったら左側にはわんさか人がいました。
そう、ピアノの場合は鍵盤が見える左側が良い席なのです。みなさん分かってますね~。
もっとも空席が目立っていたのは事実ですが…。


●演奏者

ピアノ:秋吉敏子



感想は「まさにこれこそがジャズ!」の一言に尽きます。
「正しいジャズ」というものがあるとしたら、こういう演奏のことを言うのでしょう。
それほど派手なわけでもなく、速い曲では指がまわっていないところも見受けられましたが、そんなことはどうでもいい。
本当に巧拙が出るのは静かな曲であるということを今回の演奏で改めて思いました。


1番印象に残ってるのは「星に願いを」
ジャズではしょっちゅう演奏される超スタンダード曲であり、人それぞれ独自の技巧を凝らしてくる曲ですが、秋吉さんは奇をてらうことなく正統派のアレンジ。
しかし、だから退屈だということは全くなく、むしろそこに60年間ピアノを弾き続けてきたという重みを感じる演奏でした。
よほど自信がなかったら、こんな正しいアレンジで弾けませんからね。
こんな演奏ができたらカッコいいなー、と思わせてくれました。


ちなみに全曲通してのことですが、ベースラインを弾くのが大変そうでした。
トリオとかでベース奏者がいれば楽なんでしょうが、そこはソロですからね。


ソロコンサートなので秋吉さんのトークもちょこちょこ入るんですが、まあ時代のスケールが違うこと。
「53年に~」とか言われても大学生の私には実感できません。
まさにジャズ史の生き証人ですね。
青森の森田村やミラノのパスタの話など。
普段は日本語をあまり使ってないのか、ところどころ妙な間ができてました。


色々なジャズの演奏を聴いてきましたが、ここまでジャズらしいジャズは初めてでした。
最近、クラシックかぶれだったから特にそう思ったのかもしれませんが。
グループも良いですが、ソロの魅力も感じた公演でした。
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【往年のプレイヤーですね~】
こんばんわ。

秋吉(穐吉)敏子ですか、往年のプレイヤーですね~。
今年無くなったナンシー梅木などと同世代ですから。
そりゃ、ウチらの世代じゃ昔話は・・ですかね。
ちょうど、我々の親の世代なら判るんでしょうが。
秋吉とかナンシー梅木って
本場USAに出て行った最初の頃の世代ではなかったかしら?

この間の楽友協会といい今回の秋吉敏子といい羨ましいですぞ?!
【】
>スリーパーさん
米軍基地で演奏したとか言われても、もう昔話の域ですからね。
こういう人が日本のジャズ界を牽引してきたんだなと思いました。
本当にハガキが当たってよかったです(^^)
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syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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