2017 / 08
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私の音楽の原点、それはドラクエ!!



ドラクエなくして今の音楽好きの私はなかったでしょう。


ジャズやクラシックなど色々なところに手を広げても、結局戻ってくるのはいつもここです。




昨年に引き続き、今年も来てしまいましたよ。

すぎやまこういち“先生”のコンサート。

前回人気だったためか今回の会場は池袋。

「ドラゴンクエスト」と言えば、知らない人はまずいないでしょう。

しかし、作曲者の名前までは知らない人も多いのでは?

さらにこんなマニアックなコンサートがあると知っている人はさらに少ないことでしょう。



●メンバーと曲目
指揮とお話:すぎやまこういち
演奏:東京都交響楽団

≪第1部≫ヒット曲集
亜麻色の髪の乙女
恋のフーガ
ローマの雨
涙のギター
学生街の喫茶店
モナリザの微笑
落葉の物語
君だけに愛を
花の首飾り
シーサイド・バウンド

≪第2部≫「ドラゴンクエスト」エンディング集
序曲(Ⅰ)
フィナーレ(Ⅰ)
この道わが旅(Ⅱ)
そして伝説へ(Ⅲ)
導かれし者たち(Ⅳ)
結婚ワルツ(Ⅴ)
時の子守唄(Ⅵ)
凱旋そしてエピローグ(Ⅶ)
空と海と大地と呪われし姫君(Ⅷ)

・アンコール
トゥーラの舞~復活のいのり(Ⅶ)
序曲(Ⅷ)


席は2FのRBエリアを確保。前回は遠くてよく見えなかったので、今回はオケとの距離重視。

コンサートの特性上、over50才とunder30才ばかりでしたね。

双方、自分の知らない面のすぎやまさんの曲を聴くことができる面白いコンセプトだと思います。



すぎやまさんが飄々と出てきて、おなじみ「亜麻色」からスタート。

元が歌謡曲とはいえ、編曲するとドラクエっぽくなってしまうのが面白いところ。

曲はどれも40年近く前なので、どうしてもそういう捉え方になってしまうのです。

フーガ的な「王宮のロンド」や、「街の人々」などを思い起こす曲もあり。

ドラムと金管が前面に出てくるとカジノっぽい。


コンマス山本友重さんのソロは「君だけに愛を」でした。

余談ですが、昨日の神奈川フィルのロビコンで聴いたチェロの山本裕康さんは文重さんの兄。兄弟の演奏を連日で聴くことになりました。

(↑という文を1年前も書いたような気がします。偶然ってあるものですね。)


そして、都響の金管セクションはやはり上手いということを確認してお待ちかねの第2部へ。


今回のプログラムの何がすごいって、全部エンディングだということ!!

これを一気に全部聴けるなんて!

すぎやまこういちさんの作風の変化・充実を感じることができるという点では、ベートーヴェンの交響曲を全部一気に聴くような感じですね。

何しろ、Ⅰができたのは1986年だから、22年間もドラクエに携わっているわけで。


ということで、おなじみ「序曲」から幕を開けた第2部。

トランペットではなく、ホルンから始まるⅠバージョン。私はこっちの方が好きです。




さて、私の好きな曲順に感想を書いていきます。


まずはⅡの「この道わが旅」 

マイベスト1の名曲! 

題名もカッコイイ。英題は「My Road My Journey」


ハープの前奏だけでグッときてしまいました。

何がいいって、世界の果てしない広がりを思わせるあのメロディー!

それが生オケの弦で奏でられた時はもう鳥肌ものですね。

特にクライマックスはヤバい。


中間部の転調は金管に注目。

トロンボーンソロ、おおっ小田桐さんが立って吹いてる!

そして、トランペットの高橋さんがその後を吹き継ぐという夢の競演。

この2人がいる限り、都響の金管セクションは安泰ですね。

むしろこの2人がいなかったら、このコンサートもなかったのでは?



2番目は、Ⅴの「結婚ワルツ」

ブンチャッチャのリズムが小気味よく、踊りだしたくなる曲。

生で聴くのは初めてでしたが、予想以上のインパクトでした。

弦が楽しく歌ってるとでも言うんでしょうか?

CDでは伝わってこない何かが確かにありました。

ウィーンのニューイヤーコンサートの映像が頭に浮かんでしまいました。
(解説によると『チャイコフスキーを想わせる美しい旋律』とのことですが…)

思わずブラボーと叫んだ人がいました。そのお気持ちよく分かります。


3番目は、Ⅲの「そして伝説へ」

ドラマチックな場面展開、そして一気に突っ込んでいくクライマックス。

最もエンディングらしい曲ですね。曲の人気投票をやったらベスト3は固いでしょう。

金管が下手だとどうしようもないんですが、そこは都響。期待に十分応えてくれました。

高橋さん様々です。


4番目は、Ⅶの「凱旋そしてエピローグ」

転調・テンポ変化が入り乱れるオケには大変そうな曲。

Ⅶの海原と過去からの手紙が流れ着くシーンを思い出させてくれました。

とにかくど迫力!


長くなりそうなので、3曲は簡単にいきましょう。

Ⅰの「フィナーレ」:素朴ながら頭に残るメロディーが好きです。

Ⅳの「導かれし者たち」:空を優雅に飛んでいく。

Ⅵの「時の子守唄」:もともとエンディング曲のなかで一番印象が薄いんだよね。


最後はⅧの「空と海と大地と呪われし姫君」でシメ。

『すぎやまこういちのそれまでの作法を結集したかの観のある音楽となっている』

という解説があまりにも的確ですね。


そして、もちろんアンコール。

個人的にはⅢの「おおぞらをとぶ」と予想してたんですが外れ。

Ⅶの「トゥーラの舞」←なるほどそうきたかと拍手

どこか物哀しい旋律が心にしみ入ります。


本当のフィナーレはやっぱり序曲。

金管・木管が非常に頑張るⅧバージョンでした。



何度聴いても生オケでドラクエはたまりませんね~。

そして、ゲームをやりたくなる(笑) 

春休み中にやるとしますか。

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syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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