2017 / 08
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●今日のメンバーと曲目

指揮:ハンス=マルティン・シュナイト
演奏:神奈川フィル

ハイドン/交響曲第82番「くま」
ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」


シュナイトさんが足元おぼつかず登場。

以前見た時よりも明らかに動きが鈍く、大丈夫なのかと心配でした。


1曲目はハイドン。パリのオケ用に作った壮麗な響きを思わせる曲とのこと。

それにしてはあっさりとした印象だったのは、ベートーヴェンやロマン派の曲を聞き慣れているからでしょうか。

それとも、シュナイトさんが後半の「田園」を引き立たせるために、こっちは軽めにしたのかも。

むしろ、第2ヴァイオリンの首席はいったい誰なんだ!? と気になってました。



そして2曲目はお待ちかねの「田園」 

指揮:シュナイトさんで期待しないはずがありません。

生オケでは2度聴いてますが、「ベト7」や「幻想交響曲」がセットだったので、どちらも「田園」は完全に“前菜”扱い。

要するにオケのウォーミングアップ用。

確かに派手ではないから演奏会の最後を飾るにはキツい曲なのかなと思っていたんですが、今日の演奏会でみごと覆されました。

シュナイトさんの手にかかれば、“メインディッシュ”で十分通用します。


こんな「田園」聴いたことがない!!


最初からシュナイトワールドに引きこまれてしまいました。



一言で言うと“重厚”

まずテンポが遅くて、どっしりした安定感がある。

普通の指揮者ならテンポアップさせそうなところも、とにかくじっくり

加えて、1音1音を丁寧に出していること。

普通ならタララ~と流れそうなところも、1音ずつ聴き取れました。

どちらも今までのシュナイトさんの指揮で表れていた特徴ですが、この「田園」は特に顕著でしたね。


特に、第3楽章のトリオ部の遅さにはビックリ!

ここまで曲の印象が変わるとは。

一瞬、オケか指揮者に何かトラブルでもあったのかと思ったぐらいです。

農民たちの踊りの情景だから軽やかに演奏するんだという固定観念がぶち壊されました。

むしろ、崇高な儀式の音楽かと思わせるような感じ。


オケもかなり頑張ってました。

特に木管。

第2楽章では観客全員の視線が木管に集中するというプレッシャーの中、見事なメロディーを届けてくれました。

鳥の鳴き声もしっかり堪能。

トランペットの中島さんもかなり奮闘してましたね。

当然、弦は言うまでもなく。



神奈川フィルの今までにないほどの本気モードを感じました。




シュナイト音楽堂「古典派」シリーズも今回で終了。

最後にふさわしい感動を届けてくれました。

大満足です。
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syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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