2017 / 08
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カゼ気味でしたが、今回は聴いてみたいプログラム&指揮者だったので金曜日だし何とかなるだろうと三軒茶屋へ。

今回の座席は2階の前の方でした。


●メンバーと曲目
指揮:沼尻竜典
演奏:読売日本交響楽団
コンマス:小森谷巧

ソプラノ:大岩千穂



モーツァルト/「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
三善晃/ノエシス~オーケストラのための

ワーグナー/楽劇<ニュルンベルグのマイスタージンガー>より第一幕への前奏曲
リヒャルト・シュトラウス/歌劇<サロメ>より、「7つのヴェールの踊り」「サロメのモノローグ」


色々なとこから持ってきたなという曲目ですが、どれも沼尻さんの得意分野らしいです。


まずは誰でも聴いたことがある「アイネ・クライネ」、オケで聴くのは珍しい。
かなり軽快なモーツァルトでした。先週聴いた演奏会が重めだったため、とりわけ落差があります。
ヴァイオリンよりも、チェロやヴィオラの音が良く聴こえたのはやはり読響だからでしょう。

沼尻さんの指揮は、指示出しや腕の動きなどが見てる客にも分かりやすいタイプでした。
近いタイプでは現田茂夫さんでしょうか。
確かにオペラでも合わせられそうです。


2曲目はガラリと趣が変わって現代曲。
三善晃さんは沼尻さんの出身である桐朋学園の学長さんだったらしいです。
細々とチェロの1音から始まり、何か盛り上がって、また最初に戻ってよく分からないまま終わってしまいました。
??
でも沼尻さんの指揮は明解で、よくこんな分かりにくい曲をまとめられるなと感心。
あと、やたら指揮台のスコアが大きかったです。

ちなみに題名の“ノエシス”の意味をネットで調べたら、
「フッサールの現象学の用語。意識の作用的側面⇔ノエマ」
「伝統的な哲学で主体・客体といわれていたものを、意識と対象との関係の中で規定したもの」
とのこと。
ますます分からなくなりました。


後半はどちらもオペラの曲から。
ロマン派も思いっきり後期なのでオケの人数が多い! 
私は多いから良いってもんでもないと思うんですが、好みの問題でしょう。

まずはワーグナー、ストーリーはよく知らないけど前奏曲だけは超有名。
ハ長調で堂々と金管がかき鳴らし、続いて弦が乱れ飛ぶ。
個人的にはもっと派手派手なイメージだったので、沼尻さんは金管を抑えていたんでしょうか。
最後の方でパートごとに旋律がゴチャゴチャする箇所も、しっかりそれぞれのメロディーが聴こえてました。
さすが、知性派マエストロですね!

ラストはサロメ、ワーグナーでも十分多かったオケがさらに増える。100人超えるんじゃないか?
多かった割には音はそこまで出してませんでしたが。

「サロメのモノローグ」でソプラノの大岩千穂さんの登場。
ソプラノなのに耳がキンキンせず、心地よい声。
オペラではラストのシーンですが、何しろ15分の長丁場。しかもヒロインは狂乱状態。
終演後は、観客からもオケの楽員からも拍手が10分ほど止まりませんでした。


沼尻さんの色々な曲の指揮を堪能した演奏会でした。
日本フィルのイメージが強かったですが、タイプとしてはむしろ神奈川フィルの方が合うんじゃないでしょうか?
過去に来たことがあるのかは知りませんが、客演で来てくれるとおもしろそうです。
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syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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