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20171202 神奈川フィル定期


1年3ヶ月振りの神奈川フィル遠征へ!
前回は、2016年9月ゲッツェルさん退任の時でした。月日が経つのが早い・・・。

今日の公演は、2017年度のシーズンプログラムが発表され、コンマスが確定した瞬間から「絶対行く!」と決めていた公演です。

・「シェエラザード」が大好き!
・読書好きでファンタジーが好き
・何よりもコンマスの石田さんの大活躍が約束されている

これだけ理由があれば東海地方からでも行きますとも。


指揮:川瀬賢太郎
演奏:神奈川フィル

コンマス:石田泰尚!!!

ドヴォルザーク/序曲「オセロ」
スーク/組曲「おとぎ話」
リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」

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もう12月ということで、みなとみらいホールにはクリスマスツリーが登場。

今回はカワケンさんと阿部さんのプレトークあり。「隠れテーマはコンマスです♡」など。
座席は上の方までかなり埋まっていました。曲の知名度と、コンマス効果?

1曲目はドヴォルザーク。シェイクスピアの悲劇。
出だしの弦が不安をあおる悲劇的な主題を奏で、その後の一転穏やかなメロディーを交えながらドラマが進みます。
原作『オセロ』の展開に比べると、後半がけっこう穏やかな曲だったような。
もっとも、ドヴォルザークはタイトルを「悲劇的」や「英雄」でも良いかも、と迷っていたらしいので、そこまで原作は気にしていないのかもしれません。

2曲目はスーク。東欧の民話。
知らない作曲者でしたがドヴォルザークのお弟子さんだそうです。
スロヴァキアの⺠話を元にした戯曲「ラドゥースとマフレナ」の劇音楽。
弦の音のキレイさはさすが神奈川フィル!
王⼥マフレナの主題をまずはコンマスソロで、次は弦楽合奏で。
合間は木管が活躍する賑やかなポルカも入ったり。ここも良かった。
こじんまりとまとまった佳曲なので、てっきりシェエラザードよりも前の作曲かと思ったら、意外にも10年後に初演された曲だそうです。
はたしてスークはシェエラザードを聴いたことがあったのでしょうか?

休憩を挟んで、いよいよメインの「シェエラザード」!!大好きな曲!
言うまでもなく『アラビアンナイト』を題材にした曲。
出だしで独奏ヴァイオリンが妖艶な娘シェエラザードの主題を奏でます。
バッチリと決めたのはさすが大看板コンマス石田さん。
細くてキレイな高音のメロディーにホールが包まれ、一気に物語の世界へ。
雰囲気あるメロディーでドリア旋法という古い時代の音階を使っているそうです。

コンマスだけではなく、各セクションの首席のソロが目白押しなのもこの曲の魅力。
フルートの山田さん、ファゴットの石井さん、クラリネットの斎藤さん、チェロの山本さん、ホルンのミカさん、etc…。
オーケストラの特色がはっきり出て、聴き比べが面白い曲です。

カワケンさんは思ったよりはじっくり志向の指揮という印象でした。
第1楽章は前倒しにならず抑えめのテンポ。
イケイケのところはグイグイと。
盛り上がる場面ではピョンピョン飛んで全身で指揮。これは師匠譲り?

オケをまとめてしっかり1つのアラビアンナイトの世界を創り出していたように思います。
ただ、首席ソロがキッチリしすぎの演奏だった気もするので、もっと自由に遊んでもよかったかも。
とはいえ、遠征で聴きに来た身としては十二分に満足の演奏でした(^^)
ブラボー!

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終演後に定期会員向けの交流イベントがあったので参加させていただきました。
お酒が軽く入った楽団員の方々と話したり、弦楽四重奏を聴いたり。最後はワインをもらったり。

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ホールを出た後は神奈川フィルのファン仲間の方々とのお酒を飲みに。
楽しい音楽談義の時間を過ごさせていただきました。
良い演奏の後はお酒もおいしい♪

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さて、会場で来年度のシーズンプログラムの冊子が配られました。
何でも数日前にできあがったばかりということで。
読んでいると12月とか1月とか2月とか、アレもコレもと気になる公演がありますが、さて次はどの公演で遠征に来ましょうか。

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名古屋の覚王山のライブハウスSTAR☆EYESのジャズライブへ行ってきました。
ずっと行ってみたかった場所です。

●メンバー
KARATE CHOPS
江藤良人(ドラムス)、井上陽介(ベース)、田中邦和(テナーサックス)

井上さんと江藤さんは何度も聴いてるプレーヤーで、この方々がいるなら間違いない!という選択でしたが、いやはや予想以上!
お三方とも楽しそうで、アドリブは全力投入のやりたい放題。
しかも3人で歌い始めるし。
ピアノ無しだったためかスリリングで、すごく楽しいライブでした♪
ジャズライブはこうでないと!

ばらの騎士パンフ1

ばらの騎士パンフ2


オケや室内楽だけじゃなく、たまにはオペラを聴きたい!
昨年は「魔笛」でしたが、今年は「ばらの騎士」に。
今年度の東海でのクラシック公演で1番楽しみにしていました!
「組曲」は実演(ゲッツェルさん&神奈川フィル)で名演を聴いてて、オペラもずっと気になっていたので、ようやく実現しました。

予習は音楽は敢えてほとんど聴かず、背景はおさえておこうと本でしっかり。
岡田暁生さんの本は3冊読んでましたが、博士論文が「ばらの騎士」だったとは知りませんでした。
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●メンバーと曲目
指揮:ラルフ・ワイケルト
演出:リチャード・ジョーンズ

元帥夫人:森谷真理
オックス男爵:大塚博章
オクタヴィアン:澤村翔子
ファーニナル: 清水勇磨
ゾフィー: 山口清子
他多数

合唱:二期会合唱団
オーケストラ:名古屋フィル



全3幕の長丁場ながら、色彩豊かで、優雅で、コミカルだったり、メランコリックだったりとあっという間でした!
細々した展開のドラマを、R.シュトラウスの音楽がとにかく雄弁に包み込む。
すっかり夢見心地に。


※予習本の岡田暁生『オペラの終焉』より引用。
「ジングシュピール風の素朴なメルヘンあり、オペラ・ブッファのしゃれた笑いあり、ワーグナー楽劇の圧倒的な響きの官能あり、ヨハン・シュトラウス顔負けのワルツの大サービスあり、イタリア風カンタービレあり、オペレッタお得意の感傷とロマンあり。
…「オペラ」というものの一番おいしいところだけを集めて作ったのがこの作品なのである」(P263)

これだけの要素が詰め込まれていたら、そりゃ飽きずにあっという間に終わりまで聴き入ってしまいますね

まず何より、名古屋フィルの皆さんが本当にお疲れ様です。
長丁場にも関わらず最後までしっかりしていたのがさすがです。体力が無いオケだと最後ヘタってくるので…。
特にホルンが大活躍!
オクタヴィアンのテーマとか出番多すぎ。首席の安土さんをはじめとしてブラボーです。


歌手陣では、元帥夫人の森谷さんとオックスの大塚さん!
さすがの存在感のお2人。

森谷さんは昨年の「魔笛」でのパミーナでこの人は何者だとチェック、夜の女王より存在感があったような。
そんなお方の元帥夫人が気になったので日曜公演を選択。
パミーナの時は娘の役でしたが、個人的には今回の気品あふれる元帥夫人の役の方が合ってる気がしました。
このオペラの“貴”と“俗”の“貴”を見せつける大役ですが、堂々と演じ切っていました。
最後の有名な三重唱でもしっかり声が聴こえて、文字通りセンターを張ってました。この場面は思わず背筋をピンとして聴き入ってしまいました。

大塚さんはたぶん今回初めて歌声を聴きましたが、落ち着く声で良かったです。
“俗”担当の影の主役で、しかも男声は実質1人だけなのでここが崩れるとどうしようもないのですが、しっかり屋台骨を支えていました。
二期会のblogでご本人いわく「このオックスはバスの役の中で、世界一難しい役だと思いました。ドイツ語の言葉は多いし音符も多い。そして早いし歌いっぱなし。音域も3オクターブ近く使う」だそうです。
[http://www.nikikai21.net/blog/2017/04/7_11.html]
歌だけでなくコミカルな演技もステキでした。
「ラララ~♪ラララ~♪」

そして、ポップな舞台がオシャレ!
デザインがいいし、照明の色がどんどん変わって登場人物の心理の変化が反映されるのも面白かった。
いつも美術鑑賞で使っている単眼鏡が大いに役に立ちました(^^)

ただ、客席に空席が目立ったのが残念…。
終演時の元帥夫人とオックス男爵への拍手の音量が寂しかったです。
キャスト違いとはいえ2日連続だったためでしょうが、もったいない話です。


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●メンバーと曲目
ヴァイオリン:前橋汀子

指揮:ヴァハン・マルディロシアン
演奏:東京フィル

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
エルガー:愛の挨拶
ショーソン:詩曲
マスネ:タイスの瞑想曲
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ


いつもと違う方向性で、サントリーホールの前橋汀子さんヴァイオリンリサイタルへ。
ショーソンの詩曲での熟練の深みの音が良かった。
客席はファンのご婦人方がたくさんで大ホールが満席!
10ヶ月後のチケット申込みに列ができてたし。
クラシックでもこういう世界があるのだなと。

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●メンバーと曲目
指揮:上岡敏之
演奏:新日本フィル

ピアノ:デジュー・ラーンキ

コンマス:崔文洙


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
マーラー:交響曲第5番


いつもは神奈川フィルを聴くみなとみらいホールなので、今日は少し違和感がありました。

前半はベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。
ラーンキさんはダンディな見た目に反して、若々しく力強いピアノ演奏でした。
上岡さんと息がピッタリ、演奏の方向性も気が合いそう。


後半は上岡さん節全開!のマーラー5番。
いやー楽しかった!
オケの歌わせっぷりがオペラ経験豊富な指揮者らしい。
テンポ揺らしの連続でしたが、オケが食らいついて音に酔いそうでした。

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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