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20181013 名古屋フィル第461回定期~ゲーテ『ファウスト』~

●メンバーと曲目
指揮:小泉和裕
演奏:名古屋フィル
共演:中部フィル

第1ソプラノ:並河寿美
第2ソプラノ:大隅智佳子
第3ソプラノ:三宅理恵
第1アルト:加納悦子
第2アルト:福原寿美枝
テノール:望月哲也
バリトン:宮本益光
バス:久保和範

合唱:グリーン・エコー
合唱:名古屋市民コーラス
合唱:名古屋混声合唱団
合唱:一宮第九をうたう会
合唱:名古屋シティーハーモニー
合唱:クール・ジョワイエ
児童合唱:名古屋少年少女合唱団

コンマス:後藤龍伸


マーラー:交響曲第8番『千人の交響曲』


土曜公演は完売!
名フィル定期では初めて取り上げる曲だそうですが、よくもまあ聴きやすいとはいえない長い曲でチケットが売れるものですね。
物好きと合唱団の関係者が多いのかも。自分も物好きの1人ですが(笑)

20181014 舞台写真

↑写真は名古屋フィルTwitterより

『千人』と言えばまずは演奏者の人数。
総勢500人弱がステージ上にビッシリ並ぶ様相は圧巻でした。(一覧表によると497人、Twitterによると499人参加していたとのこと)
冒頭で、「Veni, creator spiritus~♪」と合唱団から一斉に放たれる歌声の音圧のすごさといったら!
前の方の席をどけてステージを増設しているようで、確かに愛知芸劇コンサートホールではこの大人数をステージには載せられないでしょうね。


曲は休憩なしの約80分。
4F席で全体を見渡しながらじっくり鑑賞できました。
ただ、周りで居眠り続出…。
聴く方も体力使うのは分かっていたので、しっかり家で昼寝をしてから臨んで正解でした。

大人数による迫力があってドラマチックな箇所も魅力ですが、個人的に好きなのは第2部冒頭の物静かで室内楽的な箇所。
ここがあるからこそ、第2部でソリストと合唱が歌い継いでいく場面が引き立つわけで。
私は『ファウスト』でファウストが「とまれ、お前はいかにも美しい」と叫んで倒れてから人生の走馬灯が流れている音楽だと感じたんですが、実際どうなんでしょう?


オケは特に金管が大活躍。安土さん率いるホルン隊はさすが♪
弦楽も長丁場で大変そう。チェロ首席の太田さんがいつもに増してグイグイ弾いていらっしゃいました。
金管バンダは、第1部と第2部のフィナーレで登場でしたが、4Fだとステレオ効果がよく分かりませんでした…。

ソリストや合唱団の奮闘は言うまでもないですが、オーケストラの音にかき消される場面が多かったのが非常に残念。
歌声が思ったよりも4Fまで飛んでこなかったし…。
音のバランスが悪いのか、はたまたホールの響きが悪いのか。
また、生演奏で聴く機会があったら比べてみたいものです。

20180923 矢部・山本・諸田トリオ

神奈川フィルの首席チェリストである山本裕康さん。
定期的に神奈川フィルへ通っていた頃から、心に沁みる音色に惹かれ、CDを買ってサインまで貰っていたりします(^^)
転勤で東海地方に来た後も、"名古屋が生んだ至宝"(by矢部さん)という縁から宗次ホールにも時々演奏しに来てくだって演奏を聴けるのが嬉しいです。

●メンバーと曲目
ヴァイオリン:矢部達哉
チェロ:山本裕康
ピアノ:諸田由里子

ブラームス(キルシュナー編):弦楽六重奏曲第1番(ピアノトリオ版)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」

※アンコール
J.S.バッハ:教会カンタータ第106番「神の時こそ いと良き時」


予想以上に仲の良い3人組でした(^^)
MCでもTwitterでも仲の良さが伝わってきていましたが、演奏も同様。
ピアノ三重奏曲は個性バチバチの演奏が多いイメージですが、今回は穏やかな(?)「大公」で、すごく新鮮でした。

そして、ブラームスの六重奏曲(ピアノトリオ版)が知らなかった良曲。
(原曲は10年前に第2楽章だけ聴いていたらしい)
第2楽章のヴァイオリンとチェロの息が合ったかけ合いが印象的でした。

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17日にZepp Nagoyaの→Pia-no-jaC←のライブに行ってきました!
今回は10周年の記念ツアー。
ヴィレッジヴァンガードで彼らの音楽に出会ったのがもう10年前とは…。

●メンバー
ピアノ:HAYATO
カホン:HIRO

キーボードとカホンの2人だけのユニットですが、音の厚みはあるし、MC面白いし、ガンガン煽ってくるし、大盛り上がり。
手拍子や掛け声だけでなく、タオルをみんなで回す曲もあったりで、会場が一体となって盛り上がる熱気あふれる楽しいライブでした!
手のひらがすごく痛かったです(笑)

客層は20代もいれば40代も。
ほど良いノリが心地よかったです。
また行ける機会があればなぁ。

まだ、ツアーが続くので楽曲詳細は書きませんが、
大好きな「新世界より」が聴けたのは嬉しかったです!

20180909 ぎふ未来音楽展

普段聴かないタイプの音楽を聴きたくなり、現代音楽の演奏会があるという情報を入手して、岐阜のサラマンカホールへ行ってきました。
すごくマニアックながら、一柳さんや宮田さんという有名な方もいらっしゃるからか、客席はパラパラと人が入っていました。
テーマは「岐阜の四季と未来の音楽」とのこと。

<未来へのファンファーレ>
福島諭:《CRACK》 for trumpet and computer(世界初演)
[トランペット:三浦彩夏、コンピューター:福島諭]

トランペットが奏でた断片をその場で録音&処理してリフレイン。
生演奏と録音が重なり共鳴していくのが面白かったです。
録音が増えてくると、奏者が実際に演奏しているのかが良く分からなくなってくる
⇒この境界の融解が未来的?


<春の歓び>
メシアン:鳥たちの深淵(『世の終わりのための四重奏曲』より)
[クラリネット:板倉康明]

客席の後ろから演奏。
メシアンらしい鳥っぽいさえずりも。


<夏の饗宴>
雅楽古典曲:壱越調調子
一柳慧:星の輪
[笙:宮田まゆみ]

現代における笙のトップランナーである宮田まゆみさんの登場
1番印象に残った演奏です。
ホールに響きわたる笙の音色が心地よかったです!!

古典曲はいかにも宮廷で演奏されていそうな雅楽っぽい響き。
目の前の人を相手にしていない感じ。
それに対し、「星の輪」は現代の和音がちらほら聴こえるし、メロディーを吹いてるし、"現代の"楽器のように弾いているのが妙な感じ。
詳しいことは専門家に聞くとして、伝統的な奏法とは異なる曲なんだろうなと思いました。




<秋の牧歌>
武満徹:径
[トランペット:三浦彩夏]

客席の後ろから演奏。
何かをつぶやくような音の連なり。
「ヴィトルド・ルトスワフスキへの追悼」という副題があるそうです。


<冬の情景>
一柳慧:限りなき湧水(1990)
[ピアノ:一柳慧]

日本の現代音楽の重鎮が自らピアノ演奏。
水の情景を表している曲だからか流れるように聴けました。
音がヒリヒリとんがっている曲ばかり作ってるイメージの方だったので、こんな曲も作っていたのかと意外。


<未来へのフィナーレ>
安野太郎:「オルグ」~パイプオルガンとゾンビ音楽の為の
[オルガン&コンピューター:安野太郎]

大小4種のリコーダーにコンプレッサーで空気が送り込まれ、運指が自動で押さえられて演奏される。
なかなかシュールな光景。
作曲家本人は上でパイプオルガンを演奏。
ここまでするならパソコンで音を作ればと思ってしまうんですが、あえてそうはしないのが面白いですね。

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まずは一言。マンボ!\(^o^)/

名古屋フィルの今年度シーズンでのド本命です。
小曽根真さんが『不安の時代』を弾くなら行くしかないでしょ!
しかも、指揮がカワケンさんだから楽しい演奏会になりそうだし。
プログラムの発表時からずーっと楽しみにしていた公演でした!

●メンバーと曲目
指揮:川瀬賢太郎
演奏:名古屋フィル

ピアノ:小曽根真

コンマス:荒井英治


バーンスタイン:スラヴァ!(政治的序曲)
バーンスタイン:シンフォニック・ダンス
バーンスタイン:交響曲第2番『不安の時代』

※アンコール
小曽根真/MO's NAP (Cl:ロバート・ボルショス)
バーンスタイン:シンフォニック・ダンスより「マンボ」(with 小曽根真)


ロビーコンサートはヴィオラだけという面白い編成でのラヴェル/ボレロ。
角が丸くてすごく新鮮な響きのボレロでした。
同じ弦でもヴァイオリンではこうはならないでしょう。

1曲目のスラヴァ!
冒頭からカワケンさんもオケもフル活動でドッタンバッタン大騒ぎ。
短い曲ながら、変拍子が出るし、演説テープも挿入されたりで好みの音の曲♪
最後はオケがみんな叫ぶし(笑)
1977年作曲ということで、『不安の時代』より後の作品なんですね。

2曲目は『ウエストサイド物語』のシンフォニック・ダンス。
言わずと知れた有名曲。
プロローグやサムウェアを初め、名メロディーのオンパレード。
カワケンさんはあまりはっちゃけずに比較的真面目にまとめていた印象。
コンマスの荒井さんがノリノリでした。マンボ!とか(笑) プログレを弾くような方ですからねー。


そして何と言ってもラストの『不安の時代』
さすが小曽根さん、こういう演奏を聴きたかった!と大満足(^^)  
5月にこの曲を聴いた時は、上手い演奏だったけど、ちょっと曲とは合ってないタイプのピアニストかなという感想だったので。
その点、小曽根真さんのテクニックや音のキレイさ、クールなカッコ良さ(特にカデンツァ)はもちろんいう間でもなく。
ピアノの鍵盤がバッチリ見える席で、視覚的にも指さばきを堪能させていただきました。
そして、何より曲全体の雰囲気にマッチしていて、この曲の醸し出すそこはかとない不安感が表現されていた気がします。
これはジャズもクラシックも弾きこなせる小曽根さんならではないかと。
ジャズクラブの「仮面舞踏会」はコントラバス首席の佐渡谷さんが前に出てきてソロ。かっこいい!

アンコールも盛りだくさんでした。
ソリストアンコールは、小曽根真/MO's NAP(モーツァルトのお昼寝)、クラリネットソロで首席のロバート・ボルショスも前に。
そしてオケのアンコールは、カワケンさんのMCから。
「オケと一緒にマンボ!と叫びたい皆さんの夢をかなえます!他のオケでも同じようなことはしていますが、小曽根さんとマンボ!って言えるのは名フィルだけ」
ということで、みんなでマンボ!\(^o^)/
小曽根真さんもピアノ(とマンボ!)で加わっての豪華版でした。

※マンボの参考映像
(注:今回の演奏会ではここまで盛り上がってはいません(笑) 手拍子ぐらいは煽ってもらっても良かった気が)
[Gustavo Dudamel - Simon Bolivar Symphony Orchestra]



今年度の名古屋フィルで1番本命の公演でしたが、期待以上に楽しめました(^^)
カワケンさんと名古屋フィルのコンビ良いですねー。
来年度シーズンのプログラムが発表されて、2020年3月(1年半先!)のこのコンビが今から楽しみだったりしますが、その前にまた聴く機会もあることでしょう。

syllable

Author:syllable
出身:横浜
在住:三重→兵庫→三重(現在)
クラシックを中心にジャズやJ-POPなどを聴いています。
神奈川フィルを応援してます!

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